kabukabumanさんのブログ
日経平均はそろそろ目先天井か?
日経平均は相変わらず好調ですね。
ただPERのアノマリーが生きていれば、そろそろ目先天井の可能性が高いのではないかと思います。
それはこの半年間、日経平均のPERが概ね14.0倍~16.5倍のレンジ内で推移しているためです
因みに昨年12/8にPERは一度ピークを迎えていますが(16.82倍)
当日の日経平均株価は17933.64円、円相場の当日平均値は1ドル121.58円で
円がドルに対して最安値を付けた日でした。(昨日は119.08円、今日現在は118.91円)
また今日の上昇で、日経平均株価のPERは16.7倍を超えることが予想されますし
当落レシオが140%であることを併せて判断すると
そろそろ利益確定売りに押され易い局面に差し掛かっているのではないでしょうか。
それでは何処まで押すかという予測ですが(必ずしも下落するとは限りませんのであしからず)
まず意識されるのが25日線(17785円:今日の終値との乖離率+4.59%)
次に13週線(17686円:乖離率+5.18%)と考えるのが妥当だと思われます。
*2/23日経平均のPERは16.66倍(EPS1108.45円)
日経平均株価とPERの相関アノマリーの検証はこちら(チャート)
http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/tm/chart.cgi?code=0168
無論株価は外部要因に大きく左右される訳ですが、注意して置きたいことは以下の点ではないかと。
<円高要因>
少なくとも3月のFOMCまでドル/円相場に大きな変化は無いと考えていますが
もし円高に振れるとすればウクライナ問題が再び浮上した時だと思います。
最近はギリシャのユーロ離脱や銀行の破綻懸念ばかり注目されていますが
ウクライナも深刻な経済危機に陥っており、EUにとってはギリシャ以上の難題だと言われています。
<ヘッジファンドの動き>
米国のヘッジファンドは概ね2015年の株式相場は楽観視出来ないとして
株式投資に慎重な姿勢を見せているそうで
今年に入り既に運用資産を縮小したヘッジファンドもあるとのこと。
①http://media.yucasee.jp/posts/index/14505
②http://jp.wsj.com/articles/SB11902364152700394302604580394663123634590
何れにしても今年前半、世界の株式相場は米国の経済指標やFRBの利上げに対する判断
さらにはウクライナとギリシャ問題に一喜一憂する展開になりそうです。
(2015年度FOMC開催予定)
理論的におっしゃる通りだと思います。
ただ相場はオーバーシュートがあるので、それがどこで終わるかでしょうか?
ここから先は、見送って次の調整局面に買い出動します。
参考になる情報ありがとうございました。
島次郎さん ご無沙汰しております。
早速ですがオーバーシュートは確かにありますね。
その意味ではダウも同様のレベルに達している様な気がします。
ただオーバーシュートの部分は容易に予測出来ないので
個人的には定石で判断するしかありません。
まだまだ経験不足だと感じています。