kabukabumanさんのブログ
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今夜の米雇用統計は極めて重要な意味を持つ
昨夜のNY市場は景況感の悪化から大きく売られましたが
中でもハイテク株の割高感が強く意識され始めた様です。
ただリセッション入りの兆候が見られるのは
FRBの利上げ効果が表れた結果とも言えるので
別に景気の先行きを危惧することではないと思います。
こうなると9月利下げに対する期待感が膨らむことは容易に予想出来ますが
景気後退期の利下げは株式市場にマイナスに働くことが多く
従来の様に「利下げ=株高」になるとは限りません。
一方利上げに踏み切ったばかりの東京市場は
「世界同時株安+円高進行」というダブルパンチに見舞われる恐れがあり
機関投資家の買いが期待し難い8月は さらなる下落に注意が必要だと思います。
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KABUさんはみんかぶの投稿はやめてしまう感じでしょうか。
もしやめるんならどうせならx(旧ツイッター)とかやってみませんか。
あちらに元みんかぶ数名の掲示板があるだけなんですけどね。
全体のツイートではなく 掲示板機能もあってそこで小さな交流としているという感じです。
みんかぶにたまにコメントさせていただきます。
何か大きな潮流が起きたときとか。
今回は基本会で構えています。理由は昨日の時点でNYのVixが低い、つまりヘッジのオプションが入っていないのです。これはどちらが大統領になっても上がるということではないでしょうか。
まあ日記は書かなくとも、たまには気晴らしで覗いてみてください。人とのつながりはリアルでも大切ですがネットもまた同じです。
気が向いたときにわたくしも雑談でもカキコさせていただきますね。
日本株浮上のきっかけになるのではないかと期待されていた7~9月期の企業決算。
だが、蓋を開けると予想外に低調で、米国のトランプ次期政権による関税発動の可能性や少数与党政権が招く国内政治の不安定化リスクも重なり、相場の救世主とはならなかった。
ブルームバーグのデータによると、TOPIX採用銘柄の8割近くが
7~9月期の決算発表を終えた12日時点で
純利益がアナリストの予想を下回ったのは全体の58%で、過去3年で最も高い水準だ。
TOPIX銘柄の純利益は前年同期比5%減と、事前の増益予想を裏切る形となった。企業側が発表する通期の業績見通しも慎重姿勢が目立つ。岡三証券によると、通期の経常利益見通しを引き上げた企業は全体の約21%で、7~9月期決算における過去10年の平均を26%下回っている。
大きく足を引っ張るのは自動車セクターだ。
多くの地域での需要低迷に加え、中国の電気自動車メーカーとの競争が激化。
日産自動車は今期(2025年3月期)の営業利益計画を大幅に下方修正し
約7%の人員削減と約2割の生産能力削減など大幅なリストラを迫られ、株価が急落した。
完成車メーカーのホンダやSUBARU、マツダ、部品メーカーのデンソーやアイシンなども業績の下方修正や予想対比の下振れで決算発表後に軒並み株価が下落。
最大手のトヨタ自動車は7~9月期営業利益が前年同期比20%減少し
通期のグループ世界販売台数を引き下げたが、投資家の間では子会社関連費用を除けば悪くないとの見方もあり、株価は難を免れた。
自動車セクター以外でも、中国事業低迷の影響を受ける事例は少なくない。
また、一部の企業では人件費や原材料費の上昇が利益を圧迫しているケースも出ており
今後アナリストの業績予想は下方修正含みだ。
日本株の予想EPSは既に8月以降の円安修正などもあり下落傾向。
2020年以降に見られた改善トレンドが明らかに変調を来している。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大西耕平上席投資戦略研究員は
今後の一段の業績悪化が予想されているわけではないが
トランプ次期米大統領の不確実性を踏まえると
日本企業は当面慎重な業績計画を立てることになると予想。
「EPSの大幅な上昇や継続的な上昇は当面期待しにくい」との見方を示す。