ビール大手のサッポロホールディングス <2501> 。同社のNo.1商品「サッポロ黒ラベル」の歴史は1970年代に遡ります。熱処理ビール全盛の時代に、スッキリとした味わいを際立たせた「黒ラベル」が生ビールブームを巻き起こしました。お祝いの席に欠かせない「ヱビスビール」も代表商品の一つ。東京の“恵比寿”は、ヱビスビールの工場があったことから付いた地名です。
　株主優待は年1回。株数と保有期間に応じて1000円～4500円相当の商品詰め合わせ、またはネットショップ限定クーポンが贈呈されます。更に、200株以上の保有で同社の外食部門であるサッポログループで使用できる優待割引券も贈呈されます。

　「ガスト」「ジョナサン」「バーミヤン」など、誰もが知るファミリーレストランを全国展開するすかいらーくホールディングス <3197> 。人手不足の解消策としていち早く配膳ロボットを全面導入するなど、時代に即した取り組みで外食業界をリードする存在です。
　株主優待は6月末と12月末の年2回。100株以上の保有で、保有数に応じて2000～1万7000円（年間4000～3万4000円）相当の株主優待カードが贈呈されます。カードタイプなので常に携行できる点や500円単位で利用できる点など、使用者のニーズを熟知した内容となっています。

　筆記具最大手のパイロットコーポレーション <7846> 。コンピュータ全盛の現代においても手書きの機会は常に存在し、筆記具の需要が無くなることはありません。特に勉学においては、ノートを手書きすることの学習効果が高いことが研究で示されています。同社の高品質な筆記具を使えば負担も減り、書くことが楽しくなることうけあいです。
　株主優待は年1回。12月末時点で100株以上保有すると実用筆記具セットがもらえます。また、500株以上保有の株主には特選万年筆、1000株以上で株主限定仕様の高級万年筆も追加で贈呈。更に5年ごとに特別優待もあり、長く保有すれば500株未満の保有でも豪華な万年筆などが贈呈されます。

　「アシックス」「オニツカタイガー」などのブランドを擁する競技用シューズの世界的メーカー、アシックス <7936> 。体を動かすのが好きな方、これからスポーツを始めようという方には同社の株主優待がおすすめです。年2回、12月末と6月末時点で100株以上保有する株主に対し、保有期間と株数に応じて25～40％割引になる電子チケットが10枚贈呈されます。直営店のほかオンラインストアでも使用可能です。サイトではスポーツ種目や目的から最適なシューズが選べるため、初心者の方にもおすすめです。

　ホテル椿山荘東京、ワシントンホテルなどの高級宿泊施設を全国展開する藤田観光 <9722> 。コロナ禍を乗り越え、現在はインバウンド需要を捉えて目覚ましい業績回復を遂げました。株主優待では宿泊料金が50％割引（最大2万円引き）になる優待券がもらえます。また、日帰り施設の入場無料券も贈呈。おすすめのプランは全客室に露天風呂が付いている「箱根小涌園 天悠」と温泉レジャー施設「箱根小涌園ユネッサン」のセット。老若男女楽しめる株主優待です。年2回、100株以上保有する株主に対し、保有数に応じて宿泊優待券が10～30枚、日帰り施設優待券が2～6枚の贈呈となります。