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2026年度06月期 決算 (2026年8月10日 15:30時点)
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当期経営成績等の概況
経営成績
良い点
売上高は減少した一方で、売上総利益率29.9%と高水準維持で利益を下支えしている。営業利益は微増で着地し、経常利益は持分法適用関連会社の収益改善や投資有価証券売却益の計上で伸長している。親会社株主に帰属する当期純利益は増益となり、14期連続増益の記載がある。
悪い点
受注高は高速道路会社の発注量低迷で地方自治体・高速道路会社が前年割れとなり、受注高は前期比2,178百万円減少している。売上高も工事売上の低調で前期比1,507百万円減少している。受注残高は受注高が売上高を下回り前期比9,200百万円減少している。
財政状態
良い点
総資産は129,858百万円へ増加している。有価証券・投資有価証券や有形固定資産の増加が背景として示されている。負債は21,481百万円へ減少しており、電子記録債務や未成工事受入金の減少が要因として説明されている。純資産は108,376百万円へ増加し、利益剰余金の増加が寄与している。
悪い点
現金預金や受取手形・完成工事未収入金等の減少が資産面のマイナス要因として挙げられている。流動負債では未成工事受入金の減少がある一方、未払消費税等の増加など項目別の変動が示されている。
キャッシュ・フロー
良い点
営業活動によるキャッシュ・フローは19,330百万円の資金増加で、前期の9,473百万円から大きく改善している。税金等調整前当期純利益の計上に加え、売上債権の減少が増加要因として説明されている。期末の現金及び現金同等物は37,247百万円へ増加している。
悪い点
投資活動は資金増加ではあるものの、有形固定資産の取得支出が発生している。財務活動は配当金の支払額9,845百万円や自己株式取得5,000百万円等で資金減少が大きい。
今後の見通し・AI評価
業績予想見通し
良い点
売上高・利益ともに当期比で微増の計画で、営業利益・経常利益・純利益のいずれも増益見込みとなっている。
悪い点
増益幅が小さく、売上の伸び悩みやコスト・市況の変化が起きると予想未達リスクが残る。
中期計画見通し
良い点
中期経営計画2027に基づく企業価値向上方針の下、持続的な利益成長と社会課題への取り組みの両立を目指す方針が示されている。
悪い点
中期計画の達成には、国内インフラ投資の継続や受注環境の堅調さが前提となり、不確実性が伴う。
AI売買評価
良い点
受注環境は一部で弱含みがあるものの、売上総利益率29.9%の高水準維持で利益を守れている点が評価できる。営業利益・経常利益・純利益が増益で、株主還元(配当+自己株式取得)方針も明確であるため、株価下支え要因になり得る。
悪い点
受注高・受注残高が減少しており、将来の売上の積み上げに対する不確実性が残る。増益見通しは微増で、外部要因(発注量や工事売上の低調)により予想未達となるリスクがある。
配当
配当方針
業績に連動した配当を安定的に行う方針。2025年6月期から2027年6月期までの総還元性向90%を目標とし、配当性向60%と自己株式取得50億円の組み合わせ方針の記載がある。
当期配当
2026年6月期の配当は、中間配当82円、期末配当25円25銭で年間合計は9,226百万円(配当金総額)として記載。株式分割影響考慮前の期末配当は101円00銭の注記がある。
次期配当
2027年6月期予想は、中間配当21円、期末配当25円50銭で年間46円50銭(うち中間配当21円)の予定。
財務諸表及び主な注記
財務諸表に関する注記事項
良い点
継続企業の前提に関する注記は「該当事項はありません」とされている。売上原価に含まれる工事損失引当金繰入額は当期71百万円で、引当の計上状況が明示されている。研究開発費は一般管理費に含まれ、当期641百万円の記載がある。
悪い点
前連結会計年度においてのれん131百万円の減損損失計上が注記されている(当連結会計年度は減損損失の該当事項なし)。また、当期は電子記録債務が流動負債から計上されない形で残高が変動している。
継続企業の前提に関する注記
該当事項はありません。
当連結会計年度における重要な子会社の異動
該当するコメントはありません。
会計方針の変更
該当するコメントはありません。
株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記
自己株式の取得により自己株式が5,000百万円増加し、当連結会計年度末の自己株式は17,202百万円となった旨の注記がある。
会計上の見積りの変更
該当するコメントはありません。
追加情報
2026年8月10日開催の取締役会で自己株式取得を決議している。取得上限4,400,000株、取得価額上限50億円、取得期間は2026年8月12日から2027年6月30日までの記載がある。
セグメント情報等
報告セグメントは「国内建設」のみで、その他は海外建設や製品製造販売等として集約されている。売上高は国内建設84,847百万円、その他4,356百万円で合計89,204百万円。セグメント利益は国内建設19,675百万円、その他1,044百万円で合計20,720百万円、調整後の営業利益は20,831百万円。
1株当たり情報
1株当たり当期純利益は76円08銭。1株当たり純資産は533円19銭。株式分割(2026年1月1日付で1株につき4株)を考慮した算定である旨の注記がある。
重要な後発事象
2026年8月10日取締役会決議の自己株式取得(上限4,400,000株、上限50億円、期間2026年8月12日から2027年6月30日)が重要な後発事象として記載されている。
企業結合等関係
該当するコメントはありません。
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