812円
イーレックスのニュース
日経平均株価
始値 26753.37
高値 26836.96(09:13)
安値 26438.61(11:23)
大引け 26547.05(前日比 +119.40 、 +0.45% )
売買高 15億0049万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆1759億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続伸、買い一巡後は上げ幅を縮小する展開に
2.値下がり銘柄数が多く、TOPIXは小幅マイナス圏で着地
3.前週末の欧米株に先立って買われた関係で上値の重い展開に
4.低調な中国経済指標を嫌気し、米株先物安もネガティブ材料
5.半導体関連が買われる一方、鉄鋼や非鉄株など市況関連安い
■東京市場概況
前週末の米国市場ではNYダウは前日比466ドル高と7日ぶりに反発した。足もとで売られていたハイテク株を中心に自律反発狙いの買いが優勢となった。
週明けの東京市場では、前週末の米株高を受け日経平均株価が続伸したが、買い一巡後は伸び悩み、上げ幅を縮小する展開となった。
16日の東京市場は、日経平均が前週末の大幅高に続き戻り足をみせる展開だったが、上値では売り圧力の強さも確認された。東証プライム市場の値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回ったほか、TOPIXは小幅ながらマイナス圏で着地している。前週末の欧米株市場が揃って高く、この流れを引き継ぐ格好となったが、日経平均は欧米株市場に先立って大幅高をみせていたこともあって、きょうは朝高後に上値の重さが意識される相場となった。半導体関連の主力株が買われ全体指数を押し上げる一方、鉄鋼や非鉄株への売りが目立った。前場取引時間中に発表された中国の経済指標が市場コンセンサスを下回り、中国景気の減速が警戒されたことが市場のセンチメントを低下させた。米株価指数先物が軟調に推移したことも嫌気され、次第に上げ幅を縮小した。
個別では、レーザーテック<6920>が大商いで上昇したほか、村田製作所<6981>、キーエンス<6861>、SUMCO<3436>なども買い優勢だった。オリエンタルランド<4661>が大きく水準を切り上げ、リクルートホールディングス<6098>なども買いを集めた。日本郵政<6178>も高い。日東工業<6651>がストップ高で値上がり率トップとなり、このほか、ダブルスタンダード<3925>、上組<9364>、イーレックス<9517>など値幅制限いっぱいまで買われた銘柄が相次いだ。
半面、川崎汽船<9107>が利食われ、任天堂<7974>は下値模索の動きとなった。ホンダ<7267>が軟調、オリンパス<7733>も利益確定売りに押された。日医工<4541>が続急落、ギークス<7060>、エン・ジャパン<4849>、朝日インテック<7747>などの下げも目立った。メディパルホールディングス<7459>、日本CMK<6958>も大きく水準を切り下げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、KDDI <9433>、NTTデータ <9613>、SBG <9984>、リクルート <6098>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約122円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はオリンパス <7733>、ホンダ <7267>、ネクソン <3659>、ヤマハ発 <7272>、日清粉G <2002>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約52円。
東証33業種のうち上昇は8業種。上昇率の上位5業種は(1)倉庫運輸関連、(2)サービス業、(3)情報・通信業、(4)機械、(5)空運業。一方、下落率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)鉄鋼、(3)その他金融業、(4)卸売業、(5)精密機器。
■個別材料株
△三井松島HD <1518> [東証P]
今期経常は72%増で2期連続最高益、80円増配へ。
△ダブスタ <3925> [東証P]
今期経常は21%増で10期連続最高益、10円増配へ
△カイゼン <4170> [東証G]
第1四半期営業利益の通期計画に対する進捗率は88%。
△セカンドX <5028> [東証G]
23年3月期は63%営業増益を予想。
△日東工 <6651> [東証P]
23年3月期は増収増益で127円増配を見込む。
△ギックス <9219> [東証G]
22年6月期業績予想を上方修正。
△ウィズメタク <9260> [東証P]
22年12月期業績及び配当予想を上方修正。
△上組 <9364> [東証P]
25年3月期を最終年度とする中計の目標数値を上方修正。
△イーレックス <9517> [東証P]
今期経常は7%増益へ。
△近鉄エクス <9375> [東証P]
近鉄GHD <9041> [東証P]が4175円でTOB実施。
▼ギークス <7060> [東証P]
今期経常は30%減益へ。
▼セレスポ <9625> [東証S]
今期経常は91%減益へ。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)日東工 <6651>、(2)レオパレス <8848>、(3)Dmミックス <7354>、(4)ダブスタ <3925>、(5)上組 <9364>、(6)イーレックス <9517>、(7)三井松島HD <1518>、(8)キャリアL <6070>、(9)ウィズメタク <9260>、(10)ワイエイシイ <6298>。
値下がり率上位10傑は(1)日医工 <4541>、(2)ギークス <7060>、(3)サニーサイド <2180>、(4)朝日インテク <7747>、(5)メルコ <6676>、(6)エンジャパン <4849>、(7)Jディスプレ <6740>、(8)イワキ <6237>、(9)アイピーエス <4390>、(10)ユニデンHD <6815>。
【大引け】
日経平均は前日比119.40円(0.45%)高の2万6547.05円。TOPIXは前日比0.94(0.05%)安の1863.26。出来高は概算で15億0049万株。東証プライムの値上がり銘柄数は634、値下がり銘柄数は1172となった。東証マザーズ指数は657.83(9.18ポイント高)。
[2022年5月16日]
株探ニュース
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