378円
中央経済社ホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 22513.22
高値 22513.48(09:00)
安値 22350.91(10:17)
大引け 22467.16(前日比 -5.62 、 -0.03% )
売買高 14億7596万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆3643億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は小幅続落、後場戻り足で引け際プラス転換する場面も
2.前週末の米国株は大幅高も為替市場の円安一服で上値重い展開に
3.企業の決算本格化で慎重な動き、下値では押し目買い意欲が旺盛
4.電力、石油、鉱業などエネルギー関連が高く、証券、保険が安い
5.値上がり銘柄数が1200を超え値下がり銘柄数を大幅に上回る
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは332ドル高と大幅続伸。雇用統計を受けて利上げペース加速懸念が後退したほか、ウォーレン・バフェット氏の買い増しが伝えられたアップルが上昇し指数を押し上げた。
4連休明けの東京市場では、寄り付きこそ日経平均株価が高く始まったものの、その後はすぐに下落に転じ水準を切り下げる展開となった。前場後半を境に戻り足をみせたが、結局小幅続落で引けた。
7日の東京市場は方向感の定まらない展開で、日経平均は高く始まった後すぐにマイナス圏に沈み下値を切り下げた。前週末の米国株市場ではNYダウなど主要株指数が大きく上昇したものの、為替が1ドル=109円台を割り込むなど円高に振れ、これが全体相場の重荷となった。業種別には電力や石油、鉄鋼、鉱業などのエネルギー関連や不動産株が堅調。しかし証券や保険株が軟調で全体相場の足を引っ張った。また、本格化する決算発表を見極めようとする姿勢も強かった。もっとも日経平均2万2350円近辺では押し目買いが厚く、前場後半から再び戻り足に転じた。後場に入るとさらに下げ渋る展開に。引け際にプラスに転換する場面もあったが、結局大引けはわずかにマイナス圏で着地した。なおTOPIXはプラスだった。また、値上がり銘柄数は1200を超え値下がり数を大幅に上回っている。
個別では、武田薬品工業<4502>が安く、コマツ<6301>も軟調。キーエンス<6861>も値を下げた。JUKI<6440>が急落となったほか、日本ライフライン<7575>、アイスタイル<3660>、アダストリア<2685>も大幅下落。アウトソーシング<2427>が大きく値を下げ、イビデン<4062>、伊藤忠テクノソリューションズ<4739>なども売られた。
半面、ソニー<6758>が上昇、東京エレクトロン<8035>もしっかり。マネックスグループ<8698>は大商いで上値を追った。資生堂<4911>が高く、第一三共<4568>も買いを集めた。愛眼<9854>、ハウスドゥ<3457>、アイティフォー<4743>がストップ高となったほか、淺沼組<1852>、ソフトブレーン<4779>、日本エム・ディ・エム<7600>も値を飛ばした。第一工業製薬<4461>も高い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はヤマハ <7951> 、東エレク <8035> 、第一三共 <4568> 、アドテスト <6857> 、資生堂 <4911> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約41円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、日東電 <6988> 、京セラ <6971> 、信越化 <4063> 、アサヒ <2502> 。押し下げ効果は約34円。
東証33業種のうち上昇は17業種。上昇率の上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)石油石炭製品、(3)鉄鋼、(4)その他製品、(5)鉱業。一方、下落率の上位5業種は(1)証券商品先物、(2)保険業、(3)海運業、(4)精密機器、(5)空運業。
■個別材料株
△アンビション <3300> [東証M]
RPAテクノロジーズと業務提携。
△ハウスドゥ <3457>
今期経常最高益予想を36%上乗せ、配当も12円増額。
△Tワークス <3997> [JQ]
1-3月期(1Q)経常は4.3億円・通期計画を超過。
△ITFOR <4743>
今期経常は28%増で5期ぶり最高益更新へ。
△IC <4769> [JQ]
上期経常を41%上方修正。
△ヤマシナ <5955> [東証2]
前期最終を一転32%増益に上方修正。
△ツナグS <6551> [東証M]
大学生向けアプリ開発会社と資本・業務提携。
△東北化学 <7446> [JQ]
上期経常は2.2倍増益で上振れ着地・通期計画を超過。
△中央経済HD <9476> [JQ]
上期経常を一転43%増益に上方修正。
△愛眼 <9854>
前期経常を79%上方修正、未定だった配当は2期ぶり3円で復配。
▼省電舎HD <1711> [東証2]
不適切な会計処理が行われた可能性を認める。
▼アダストリア <2685>
4月既存店売上高が2ヵ月ぶりに前年下回る。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)愛眼 <9854> 、(2)ハウスドゥ <3457> 、(3)ITFOR <4743> 、(4)浅沼組 <1852> 、(5)ソフトブレン <4779> 、(6)日本MDM <7600> 、(7)メディアドゥ <3678> 、(8)ヒトコム <3654> 、(9)サカイ引越 <9039> 、(10)EPS <4282> 。
値下がり率上位10傑は(1)JUKI <6440> 、(2)日本ライフL <7575> 、(3)アイスタイル <3660> 、(4)ゲオHD <2681> 、(5)アダストリア <2685> 、(6)TKC <9746> 、(7)LIXILビ <3564> 、(8)エフピコ <7947> 、(9)TOA <6809> 、(10)みらかHD <4544> 。
【大引け】
日経平均は前日比5.62円(0.03%)安の2万2467.16円。TOPIXは前日比1.66(0.09%)高の1773.18。出来高は概算で14億7596万株。東証1部の値上がり銘柄数は1212、値下がり銘柄数は771となった。日経ジャスダック平均は3982.60円(19.10円高)。
[2018年5月7日]
株探ニュース
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