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*08:33JST 前場に注目すべき3つのポイント~利食い優勢ながらも底堅さが意識される~
7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■利食い優勢ながらも底堅さが意識される
■JFE、2Q経常利益 14.3%減 1553.63億円
■前場の注目材料:パラマウントベッドHD、インドに新工場、医療・病院向け電動ベッド増強
■利食い優勢ながらも底堅さが意識される
7日の日本株市場は、利食い優勢ながらも底堅さが意識される相場展開になりそうだ。6日の米国市場はNYダウが34ドル高、ナスダックは40ポイント高だった。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げサイクル終了期待を受けた買いが先行した。先週の大幅な金利低下の反動で米長期金利が上昇したため一時売りに転じたが、ピーク金利観測は根強く、終日底堅く推移した。さらに、米中首脳会談の開催を控え、イエレン財務長官と何中国副首相が今週会談を開催することが明らかになり、中国との関係修復期待も下支え要因となった。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比70円安の32600円。円相場は1ドル150円00銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや利食い優勢になりそうだ。もっとも、日経平均は直近4営業日で2000円超上昇し、上値抵抗線として意識されている75日線を明確に上放れ、10月半ばの直近戻り高値を上回ったことから、いったんは目先的な達成感が意識されやすい水準だろう。短期的な過熱感からの利食いに対する押し目買い意欲は強そうであり、75日線辺りでの底堅さは意識されやすいだろう。
また、急ピッチの上昇によってレンジが大きく切り上がっていることから、週末のオプションSQに向けたヘッジ対応の動きが需給面での下支えとなりそうだ。需給状況が大きく改善するなか、買い方にとっても押し目狙いのポイントを切り上げてくることも意識されそうである。また、昨日はアドバンテスト<6857>が大幅続伸となったほか、ザラバに決算を発表した三菱重<7011>が買われたことはセンチメント改善につながる。決算通過後のアク抜け期待にも向かわせやすく、今後決算を発表する銘柄に対する押し目買い意欲が高まりそうだ。
また、グロース250指数は4%を超える上昇で9月半ば以降、上値を抑えられていた25日線を突破してきた。低迷が続いていた中小型株においてもボトム形成からの見直し買いが入りやすいと考えられ、出遅れ感の強い銘柄へのリバウンド狙いに向かわせよう。なお、昨日の引け後に決算を発表したところでは、インソース<6200>、ホソミクロン<6277>、ウェルビー<6556>、ニチアス<5393>、ティラド<7236>、エムティーアイ<9438>、データアプリ<3848>、メイコー<6787>辺りが注目されよう。
■JFE、2Q経常利益 14.3%減 1553.63億円
JFE<5411>が発表した2024年3月期第2四半期業績は、売上収益が前年同期比0.5%増の2兆5765.88億円、経常利益は同14.3%減の1553.63億円だった。減益ながらコンセンサス(1200億円程度)を上回る進捗。鉄鋼事業、エンジニアリング事業、商社事業の各セグメントにおいても、前回見通しを上回っている。なお、今期の売上収益を修正しており、5兆3800億円から5兆3600億円に下方修正したが、コンセンサス(5兆3130億円)程度を上回る計画である。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(32708.48、+758.59)
・NYダウは上昇(34095.86、+34.54)
・ナスダック総合指数は上昇(13518.78、+40.50)
・1ドル=150.00-10円
・VIX指数は低下(14.89、-0.02)
・米原油先物は上昇(80.82、+0.31)
・活発な自社株買い
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・パラマウントベッドHD<7817>インドに新工場、医療・病院向け電動ベッド増強
・大和ハウス<1925>住宅の施工状態をAI判定、来月全国導入
・NTTデータG<9613>全銀システム障害、年度内に200システム総点検
・トヨタ自<7203>世界生産3億台突破、88年2カ月で大台達成
・日本郵船<9101>脱炭素目標引き上げ、30年度に21年度比45%削減
・村田製<6981>350億円投じ福井に拠点、セラミックコンデンサー開発
・住友精化<4008>シンガポール子会社の吸水性樹脂設備を増強、239億円投資
・富士通<6702>toBeマーケティングを買収、クラウド事業を強化
・大阪ガス<9532>電力需給制御、系統用蓄電池25年運用へ
・清水建設<1803>レンタルのニッケンと、天井仕上げ省人化で装置2種開発
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 9月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+1.2%、8月:+0.8%)
・08:30 9月家計支出(前年比予想:-2.9%、8月:-2.5%)
<海外>
・時間未定 中・10月輸出(前年比予想:-3.5%、9月:-6.2%)
・時間未定 中・10月輸入(前年比予想:-5.0%、9月:-6.3%) <ST>
■利食い優勢ながらも底堅さが意識される
■JFE、2Q経常利益 14.3%減 1553.63億円
■前場の注目材料:パラマウントベッドHD、インドに新工場、医療・病院向け電動ベッド増強
■利食い優勢ながらも底堅さが意識される
7日の日本株市場は、利食い優勢ながらも底堅さが意識される相場展開になりそうだ。6日の米国市場はNYダウが34ドル高、ナスダックは40ポイント高だった。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げサイクル終了期待を受けた買いが先行した。先週の大幅な金利低下の反動で米長期金利が上昇したため一時売りに転じたが、ピーク金利観測は根強く、終日底堅く推移した。さらに、米中首脳会談の開催を控え、イエレン財務長官と何中国副首相が今週会談を開催することが明らかになり、中国との関係修復期待も下支え要因となった。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比70円安の32600円。円相場は1ドル150円00銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや利食い優勢になりそうだ。もっとも、日経平均は直近4営業日で2000円超上昇し、上値抵抗線として意識されている75日線を明確に上放れ、10月半ばの直近戻り高値を上回ったことから、いったんは目先的な達成感が意識されやすい水準だろう。短期的な過熱感からの利食いに対する押し目買い意欲は強そうであり、75日線辺りでの底堅さは意識されやすいだろう。
また、急ピッチの上昇によってレンジが大きく切り上がっていることから、週末のオプションSQに向けたヘッジ対応の動きが需給面での下支えとなりそうだ。需給状況が大きく改善するなか、買い方にとっても押し目狙いのポイントを切り上げてくることも意識されそうである。また、昨日はアドバンテスト<6857>が大幅続伸となったほか、ザラバに決算を発表した三菱重<7011>が買われたことはセンチメント改善につながる。決算通過後のアク抜け期待にも向かわせやすく、今後決算を発表する銘柄に対する押し目買い意欲が高まりそうだ。
また、グロース250指数は4%を超える上昇で9月半ば以降、上値を抑えられていた25日線を突破してきた。低迷が続いていた中小型株においてもボトム形成からの見直し買いが入りやすいと考えられ、出遅れ感の強い銘柄へのリバウンド狙いに向かわせよう。なお、昨日の引け後に決算を発表したところでは、インソース<6200>、ホソミクロン<6277>、ウェルビー<6556>、ニチアス<5393>、ティラド<7236>、エムティーアイ<9438>、データアプリ<3848>、メイコー<6787>辺りが注目されよう。
■JFE、2Q経常利益 14.3%減 1553.63億円
JFE<5411>が発表した2024年3月期第2四半期業績は、売上収益が前年同期比0.5%増の2兆5765.88億円、経常利益は同14.3%減の1553.63億円だった。減益ながらコンセンサス(1200億円程度)を上回る進捗。鉄鋼事業、エンジニアリング事業、商社事業の各セグメントにおいても、前回見通しを上回っている。なお、今期の売上収益を修正しており、5兆3800億円から5兆3600億円に下方修正したが、コンセンサス(5兆3130億円)程度を上回る計画である。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(32708.48、+758.59)
・NYダウは上昇(34095.86、+34.54)
・ナスダック総合指数は上昇(13518.78、+40.50)
・1ドル=150.00-10円
・VIX指数は低下(14.89、-0.02)
・米原油先物は上昇(80.82、+0.31)
・活発な自社株買い
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・パラマウントベッドHD<7817>インドに新工場、医療・病院向け電動ベッド増強
・大和ハウス<1925>住宅の施工状態をAI判定、来月全国導入
・NTTデータG<9613>全銀システム障害、年度内に200システム総点検
・トヨタ自<7203>世界生産3億台突破、88年2カ月で大台達成
・日本郵船<9101>脱炭素目標引き上げ、30年度に21年度比45%削減
・村田製<6981>350億円投じ福井に拠点、セラミックコンデンサー開発
・住友精化<4008>シンガポール子会社の吸水性樹脂設備を増強、239億円投資
・富士通<6702>toBeマーケティングを買収、クラウド事業を強化
・大阪ガス<9532>電力需給制御、系統用蓄電池25年運用へ
・清水建設<1803>レンタルのニッケンと、天井仕上げ省人化で装置2種開発
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 9月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+1.2%、8月:+0.8%)
・08:30 9月家計支出(前年比予想:-2.9%、8月:-2.5%)
<海外>
・時間未定 中・10月輸出(前年比予想:-3.5%、9月:-6.2%)
・時間未定 中・10月輸入(前年比予想:-5.0%、9月:-6.3%) <ST>
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