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KDDIのニュース
【↓】日経平均 大引け| 3日続落、円高進行で半導体関連に売り継続 (9月5日)
日経平均株価
始値 36536.25
高値 37099.96(10:42)
安値 36359.23(09:05)
大引け 36657.09(前日比 -390.52 、 -1.05% )
売買高 16億0273万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆2056億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日続落、朝方に700円近い下落場面も
2.円高を嫌気、下げ一巡後切り返すも後場売り直される
3.米雇用統計前で買い手控え、半導体関連の下落目立つ
4.食品、倉庫など内需株は強く、33業種中15業種が上昇
5.値上がり・値下がり銘柄数が拮抗、売買代金は4兆円台
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比38ドル高と反発した。米景気先行きへの警戒感がくすぶるなか、一部の銘柄に自律反発狙いの買いが向かった。
東京市場では、前日に続いて売り優勢の地合いとなったが、売り一巡後は押し目買いが入り日経平均株価はプラス圏に浮上する場面もあった。一方、上値では戻り売りを浴び後場は再び下値を模索した。
5日の東京市場は、半導体など主力株中心にリスク回避ムードが強かった。前日の米国株市場では主要株価指数が高安まちまちの展開で、過度な不安心理が後退したが、外国為替市場で急速に円高方向に傾いたことが嫌気される形で輸出関連株に売りがかさんだ。今週末に発表される8月の米雇用統計を前に買い向かう動きは限定的なものにとどまった。特に、半導体主力株が下げ止まらず全体相場の足を引っ張り、日経平均は朝方に700円近い下落をみせる場面もあった。一方、食料品や倉庫、鉄道、建設といった内需株には高い銘柄も目立った。業種別では33業種中、15業種が上昇している。また、中小型株が相対的に強さを発揮し、プライム市場の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数は拮抗している。売買代金は前日の水準には届かなかったものの4兆円台に乗せている。
個別では、売買代金首位のレーザーテック<6920>、同2位のディスコ<6146>、同3位の東京エレクトロン<8035>がいずれも下落したほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも軟調。ファーストリテイリング<9983>の下げも目立った。トヨタ自動車<7203>が売られ、ルネサスエレクトロニクス<6723>が安い。キーエンス<6861>、第一三共<4568>などが下落した。BEENOS<3328>が急落、ジャパンマテリアル<6055>、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>なども大きく水準を切り下げた。
半面、ソフトバンクグループ<9984>が上昇、日立製作所<6501>も頑強な値動き。メルカリ<4385>も高い。花王<4452>も値を上げた。ACCESS<4813>が値上がり率トップに買われたほか、サンウェルズ<9229>が切り返した。ベステラ<1433>が値を飛ばし、ミガロホールディングス<5535>、セガサミーホールディングス<6460>なども物色人気に。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、花王 <4452>、KDDI <9433>、三菱倉 <9301>、アサヒ <2502>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約43円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、アドテスト <6857>、中外薬 <4519>、ファナック <6954>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約319円。うち169円はファストリ1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は15業種。上昇率の上位5業種は(1)倉庫運輸関連、(2)食料品、(3)陸運業、(4)空運業、(5)建設業。一方、下落率の上位5業種は(1)保険業、(2)医薬品、(3)海運業、(4)輸送用機器、(5)小売業。
■個別材料株
△ベステラ <1433> [東証P]
25年1月期最終利益予想の上方修正を好感。
△ジェリビンズ <3070> [東証G]
サステナブル事業協業に向けた業務提携を発表。
△パークシャ <3993> [東証S]
Osaka Metroと白杖や車いすを検知するシステム開発。
△野村総研 <4307> [東証P]
日経平均への新規採用が決定。
△DWTI <4576> [東証G]
「DWR-2206」のの国内第2相臨床試験における第1例目の移植を実施。
△ACCESS <4813> [東証P]
IOWNネットワークソリューション提供開始。
△トリプルアイ <5026> [東証G]
NEC初代スパコン開発者が技術顧問に就任。
△エニマインド <5027> [東証G]
韓国サンドボックスとグローバルマーケティングで覚書締結。
△ミガロHD <5535> [東証P]
子会社バーナーズの顧客と契約するプロジェクト数200件突破。
△MRT <6034> [東証G]
伊藤忠グループと資本・業務提携。
▼トヨタ <7203> [東証P]
急速な円高によるデメリットを警戒。
▼ファストリ <9983> [東証P]
キャップ調整による売り需要の発生をあらためて意識。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ACCESS <4813>、(2)サンウェルズ <9229>、(3)ベステラ <1433>、(4)ミガロHD <5535>、(5)セガサミー <6460>、(6)アンビスHD <7071>、(7)インフォMT <2492>、(8)Jテック・C <3446>、(9)三菱倉 <9301>、(10)Sansan <4443>。
値下がり率上位10傑は(1)BEENOS <3328>、(2)泉州電 <9824>、(3)Jマテリアル <6055>、(4)コジマ <7513>、(5)宮越HD <6620>、(6)テラスカイ <3915>、(7)パンパシHD <7532>、(8)東京計器 <7721>、(9)ギフティ <4449>、(10)イビデン <4062>。
【大引け】
日経平均は前日比390.52円(1.05%)安の3万6657.09円。TOPIXは前日比12.73(0.48%)安の2620.76。出来高は概算で16億0273万株。東証プライムの値上がり銘柄数は784、値下がり銘柄数は803となった。東証グロース250指数は656.58ポイント(4.80ポイント高)。
[2024年9月5日]
株探ニュース
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