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サンウェルズのニュース
【↑】日経平均 大引け| 3日続伸、値がさ株が買われ高値引け (12月4日)
日経平均株価
始値 49942.94
高値 51028.42
安値 49910.06
大引け 51028.42(前日比 +1163.74 、 +2.33% )
売買高 21億8294万株 (東証プライム概算)
売買代金 5兆7616億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日続伸、日米金融政策の不確実性低下でリスク選好
2.TOPIX最高値更新、日経平均高値引け
3.ロボット関連株や値がさハイテク株に買い
4.金利上昇はねのけ出遅れ銘柄物色も
5.プライム市場の値上がり銘柄数79%
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比408ドル高と続伸した。米雇用指標が市場予想を下回ったことでFRBによる利下げ観測が意識され買いが優勢となった。
東京市場では、日米金融政策を巡る不透明感が後退するなかでリスク選好姿勢が強まった。先物のショートカバーを誘発して株価指数は後場に一段と上げ幅を広げる展開となり、日経平均株価は5万1000円台を回復し高値引け。東証株価指数(TOPIX)は最高値を更新した。
米国では低調な雇用関連指標を受けて、9~10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに踏み切るとの見方が一段と強まった。国内では日銀が18~19日に予定する金融政策決定会合で、利上げに動く可能性が高いとの見方が優勢となっている。株式市場では金融政策を巡る不確実性が低下したとの受け止めに加えて、値がさハイテク株への資金流入もあって、日経平均を押し上げた。この日は長期金利が1.9%台と2007年7月以来、およそ18年半ぶりの水準まで上昇したものの、株式市場におけるネガティブな影響はみられず、出遅れ銘柄を物色する姿勢も顕著となった。プライム市場の値上がり銘柄は全体の79%。フィジカルAIへの注目度が高まるなかにあってロボット関連株が引き続き物色されたほか、大手商社株が買われ、業種別指数において卸売業が上昇率トップとなっている。TOPIXは急反発。取引終盤に3400ポイントを上回る場面があった。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が売買代金トップで急騰し、レーザーテック<6920>やルネサスエレクトロニクス<6723>が大幅高。ファナック<6954>や安川電機<6506>、ナブテスコ<6268>が物色人気化し、三菱商事<8058>やトヨタ自動車<7203>、三菱重工業<7011>が株価水準を切り上げたほか、サンリオ<8136>や三井ハイテック<6966>が堅調に推移し、ラウンドワン<4680>や資生堂<4911>が高く、KLab<3656>とADワークスグループ<2982>が値を飛ばした。
半面、アドバンテスト<6857>やエムスリー<2413>が売られ、住友電気工業<5802>や古河電気工業<5801>、フジクラ<5803>が冴えない展開。荏原<6361>や日本板硝子<5202>が軟調で、東京電力ホールディングス<9501>が小安く、住友ファーマ<4506>と内田洋行<8057>が下値を探った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、ファストリ <9983>、ファナック <6954>、東エレク <8035>、信越化 <4063>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約678円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、エムスリー <2413>、荏原 <6361>、住友ファーマ <4506>、住友電 <5802>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約63円。うち43円はアドテスト1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は29業種。上昇率の上位5業種は(1)卸売業、(2)情報・通信業、(3)証券・商品、(4)輸送用機器、(5)機械。一方、下落は4業種のみで下落率の上位から(1)水産・農林業、(2)電気・ガス、(3)非鉄金属、(4)食料品。
■個別材料株
△リガクHD <268A> [東証P]
次世代半導体向け計測装置の販売を開始しキオクシアに採用。
△Fスターズ <3687> [東証P]
配当政策へのDOE導入をポジティブ視。
△日本新薬 <4516> [東証P]
CAP-1002の良好な第3相試験結果を材料視。
△ラウンドワン <4680> [東証P]
11月国内既存店売上高10%増を評価。
△平田機工 <6258> [東証P]
CBD含有製品の検査サービスを来年2月スタート。
△ニデック <6594> [東証P]
「人型ロボット向け減速機に商機」との報道。
△ファナック <6954> [東証P]
米政府がロボティクス分野に関する大統領令を発出検討。
△レーザーテク <6920> [東証P]
ASML
△ホトニクス <6965> [東証P]
ブラックロンク・ジャパンが大量保有。
△SBG <9984> [東証P]
後藤CFOインタビュー報道などが伝わる。
▼トラースOP <6696> [東証G]
26年1月期単独業績予想を下方修正。
▼内田洋 <8057> [東証P]
第1四半期経常利益89%増で通期計画に対する進捗率は20%。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)日本新薬 <4516>、(2)ファナック <6954>、(3)ラウンドワン <4680>、(4)安川電 <6506>、(5)ナブテスコ <6268>、(6)シンフォニア <6507>、(7)ADWG <2982>、(8)ルネサス <6723>、(9)SBG <9984>、(10)積化成 <4228>。
値下がり率上位10傑は(1)内田洋 <8057>、(2)住友ファーマ <4506>、(3)サンウェルズ <9229>、(4)エムスリー <2413>、(5)WOWOW <4839>、(6)ビーエンジ <4828>、(7)宮越HD <6620>、(8)東亜建 <1885>、(9)板硝子 <5202>、(10)荏原 <6361>。
【大引け】
日経平均は前日比1163.74円(2.33%)高の5万1028.42円。TOPIXは前日比63.89(1.92%)高の3398.21。出来高は概算で21億8294万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1273、値下がり銘柄数は286となった。東証グロース250指数は665.98ポイント(4.67ポイント高)。
[2025年12月4日]
株探ニュース
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