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京都銀行のニュース
日経平均株価
始値 28543.32
高値 28587.21(09:05)
安値 28360.56(10:15)
大引け 28549.01(前日比 -93.18 、 -0.33% )
売買高 24億0432万株 (東証1部概算)
売買代金 5兆5995億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は6日ぶり反落、MSCI絡みの売り圧力警戒
2.米株市場で主要株指数の上値が重く、これに追随する展開
3.売買代金5兆6000億円と膨らみ3年3ヵ月ぶり高水準
4.MSCI絡みの取引で約3兆円規模の売買代金上乗せ観測
5.値下がり銘柄数は1600を上回り全体の75%を占める
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比10ドル高と小反発した。新型コロナワクチンの接種が進んだことによる景気回復への期待が強く、景気敏感株中心に買い優勢となった。
東京市場では、前日の米国株市場で主要株指数が反発したものの小動きに終始したこともあって、日経平均株価は手掛かり材料に事欠き利食い優勢の地合いとなった。
27日の東京市場は、朝方から買い手控えムードが強かった。前日まで日経平均は5日続伸していたことで連騰疲れがあったほか、米株市場でNYダウやナスダックが反発に転じたものの上値が重く、目先戻り売り圧力が意識されたこともあって、それに追随する動きとなった。日経平均は一時280円あまり下落したが、その後は押し目買いに下げ渋った。ただ、引け際にMSCIの指数見直しに伴う取引が行われる予定であったことから、それを前にして持ち高を積極的に増やす動きは見られなかった。東証1部の売買代金は大きく膨らみ5兆6000億円近くに達した。これは2018年2月以来約3年3ヵ月ぶりの高水準。MSCI絡みの取引で3兆円規模の上乗せがあったと推察されている。値下がり銘柄数は1600を上回り、全体の75%の銘柄が下落した。
個別では、断トツの売買代金をこなしたソフトバンクグループ<9984>が値を下げたほか、任天堂<7974>が売りに押された。ファーストリテイリング<9983>が軟調、村田製作所<6981>、信越化学工業<4063>が安く、日本電産<6594>なども冴えない。富士通<6702>、リクルートホールディングス<6098>なども水準を切り下げた。豊田通商<8015>が急落、東邦チタニウム<5727>も大幅安。ホクシン<7897>、サニックス<4651>の下げも目立った。
半面、トヨタ自動車<7203>が堅調な値動きをみせ、キーエンス<6861>も買いが優勢だった。日本航空<9201> 、ANAホールディングス<9202>が買われ、京都銀行<8369>も上昇した。レーザーテック<6920>も上値を追った。タチエス<7239>が急伸、双信電機<6938>、ワタベウェディング<4696>が値を飛ばし、ミツバ<7280>も大幅高。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857> 、アステラス <4503> 、セコム <9735> 、オリンパス <7733> 、東エレク <8035> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約48円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、信越化 <4063> 、リクルート <6098> 、豊田通商 <8015> 、ファナック <6954> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約93円。
東証33業種のうち上昇は4業種のみで、上昇率の上位から(1)空運業、(2)輸送用機器、(3)医薬品、(4)食料品。一方、下落率の上位5業種は(1)鉄鋼、(2)海運業、(3)鉱業、(4)倉庫運輸関連、(5)その他金融業。
■個別材料株
△六甲バタ <2266>
固定資産売却益などの計上で上期純利益5.9倍へ。
△ジェイテック <2479> [JQG]
低位株物色人気に乗り急騰。
△カラダノート <4014> [東証M]
シルバライフ <9262> との業務提携を発表。
△野村マイクロ <6254> [東証2]
6月2日付で東証1部に指定。
△みらいWKS <6563> [東証M]
電通傘下のニューホライズンコレクティブと業務提携。
△EIZO <6737>
定款の一部変更を好材料視。
△フェローテク <6890> [JQ]
中国での事業拡大に向け新会社設立と工場新設。
△大真空 <6962>
5G関連需要獲得で業績急変貌。
△MTG <7806> [東証M]
50万株を上限とする自社株買いを実施。
△日本テレホン <9425> [JQ]
「回線利用料の情報開示を総務省が検討」との報道。
▼DyDo <2590>
第1四半期営業利益42%減。
▼スルガ銀 <8358>
「ノジマとの資本・業務提携の解消に向けた協議開始」との報道。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)タチエス <7239> 、(2)双信電機 <6938> 、(3)Gunosy <6047> 、(4)フジミインコ <5384> 、(5)日電波 <6779> 、(6)ワタベ <4696> 、(7)ミツバ <7280> 、(8)カプコン <9697> 、(9)大真空 <6962> 、(10)スタティアH <3393> 。
値下がり率上位10傑は(1)ミツウロコG <8131> 、(2)ミダック <6564> 、(3)豊田通商 <8015> 、(4)邦チタ <5727> 、(5)三愛石 <8097> 、(6)ライク <2462> 、(7)新日空調 <1952> 、(8)いちご <2337> 、(9)クロスマーケ <3675> 、(10)スルガ銀 <8358> 。
【大引け】
日経平均は前日比93.18円(0.33%)安の2万8549.01円。TOPIXは前日比9.65(0.50%)安の1911.02。出来高は概算で24億0432万株。東証1部の値上がり銘柄数は474、値下がり銘柄数は1647となった。日経ジャスダック平均は3872.60円(1.23円高)。
[2021年5月27日]
株探ニュース
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