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日経平均は5日ぶり大幅反発。9日の米国市場でNYダウは5日ぶりに大幅反発し、653ドル高となった。アラブ首長国連邦(UAE)が石油輸出国機構(OPEC)加盟国に増産を促していると伝わり、原油先物相場が急反落。ウクライナのゼレンスキー大統領がロシアとの交渉で妥協の余地を示したことも安心感につながった。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで390円高からスタートすると、その後も上げ幅を拡大。後場の中ごろには25720.31円(前日比1002.78円高)まで上昇する場面があった。
大引けの日経平均は前日比972.87円高の25690.40円となった。上げ幅は今年最大。東証1部の売買高は15億0403万株、売買代金は3兆3885億円だった。業種別では、全33業種がプラスとなり、海運業、空運業、その他金融業、ガラス・土石製品、化学が上昇率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の98%、対して値下がり銘柄は1%となった。
個別では、郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎船<9107>といった海運株や、レーザーテック<6920>、ソニーG<6758>、トヨタ自<7203>が大きく上昇。トヨタ自は豊田章男社長が4月以降の生産計画の見直しに言及したと伝わったが、ネガティブ視する向きは限られたようだ。レーザーテックなどは米ハイテク株高の流れを引き継ぎ、三菱UFJ<8306>などのメガバンク株は米金利上昇で買い。その他売買代金上位もソフトバンクG<9984>など全般堅調で、INPEX<1605>は売りが先行するも後場プラスに転じた。昭電工<4004>は政策保有株の売却方針が報じられて急伸。また、ギフティ<4449>
などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、コスモエネHD<5021>は筆頭株主の株式売出しが嫌気されて急落。Bガレジ<3180>は決算を受けてストップ安を付けた。
<HK>
大引けの日経平均は前日比972.87円高の25690.40円となった。上げ幅は今年最大。東証1部の売買高は15億0403万株、売買代金は3兆3885億円だった。業種別では、全33業種がプラスとなり、海運業、空運業、その他金融業、ガラス・土石製品、化学が上昇率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の98%、対して値下がり銘柄は1%となった。
個別では、郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎船<9107>といった海運株や、レーザーテック<6920>、ソニーG<6758>、トヨタ自<7203>が大きく上昇。トヨタ自は豊田章男社長が4月以降の生産計画の見直しに言及したと伝わったが、ネガティブ視する向きは限られたようだ。レーザーテックなどは米ハイテク株高の流れを引き継ぎ、三菱UFJ<8306>などのメガバンク株は米金利上昇で買い。その他売買代金上位もソフトバンクG<9984>など全般堅調で、INPEX<1605>は売りが先行するも後場プラスに転じた。昭電工<4004>は政策保有株の売却方針が報じられて急伸。また、ギフティ<4449>
などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、コスモエネHD<5021>は筆頭株主の株式売出しが嫌気されて急落。Bガレジ<3180>は決算を受けてストップ安を付けた。
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