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萩原工業のニュース
日経平均株価
始値 32668.95
高値 33127.36(13:00)
安値 32638.21(09:01)
大引け 33018.65(前日比 +584.65 、 +1.80% )
売買高 14億1346万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆1489億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅高で3連騰、3万3000円台乗せ
2.米ハイテク株高受け、リスクオン相場が継続
3.買い先行で始まり、先物主導で後場に一段高
4.半導体関連など大きく買われ、全体押し上げ
5.一時700円高近い上昇、売買代金は4兆円突破
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比189ドル高と5日続伸した。13~14日に開くFOMCで利上げを見送るとの観測で景気敏感株やハイテク株などを中心に買いが優勢となった。
東京市場では、前日の米株高を受け大きく買い優勢に傾き日経平均株価は大幅続伸、後場一段高の展開で、一時700円近い上昇をみせる場面もあった。
13日の東京市場は、リスクオンの地合いが継続した。前日の米国株市場でハイテク株を中心に買いが優勢だったことを受けて、日経平均は上値追い基調を強め大引けで3万3000円大台に乗せた。朝方高く始まった後、先物主導で上げ幅を拡大、一時は690円あまり水準を切り上げる局面も。市場のセンチメントが強気に傾き、空売り筋の買い戻しを誘発して上げ足を一気に強めた。半導体関連や人工知能(AI)関連株への物色人気が盛り上がり、全体相場を押し上げた。この日の夕方に岸田文雄首相の少子化対策に関する記者会見を控えており、解散・総選挙への布石との思惑が買いを後押ししたとの見方もある。ただ、全面高商状ではなく、プライム市場の値上がり銘柄数は全体の58%にとどまった。一方、売買代金は4兆1000億円台と高水準に膨らんでいる。
個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>のほか、ソシオネクスト<6526>、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、ディスコ<6146>など半導体関連の主力株が軒並み買われた。三菱商事<8058>など総合商社株やダイキン工業<6367>なども高い。ファーストリテイリング<9983>も上昇した。セイノーホールディングス<9076>がストップ高、トーホー<8142>、アイスタイル<3660>も値を飛ばした。三櫻工業<6584>、マクニカホールディングス<3132>も大幅高。
半面、エーザイ<4523>が売りに押され、ANYCOLOR<5032>も値を下げた。MonotaRO<3064>も下値を探る展開に。アセンテック<3565>が急落、グッドコムアセット<3475>も大幅安となった。フリービット<3843>、ラクーンホールディングス<3031>なども安い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、SBG <9984>、アドテスト <6857>、信越化 <4063>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約351円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はエーザイ <4523>、オリンパス <7733>、資生堂 <4911>、コムシスHD <1721>、OLC <4661>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約13円。うち8円はエーザイ1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は28業種。上昇率の上位5業種は(1)輸送用機器、(2)卸売業、(3)電気機器、(4)機械、(5)ゴム製品。一方、下落率の上位5業種は(1)パルプ・紙、(2)電気・ガス業、(3)海運業、(4)鉱業、(5)水産・農林業。
■個別材料株
△レカム <3323> [東証S]
マレーシアの電気製品販売企業の子会社化を材料視。
△GAテクノ <3491> [東証G]
11~4月期最終黒字転換を好感。
△ニーズウェル <3992> [東証P]
DX案件好調で実需買い継続。
△AIins <4488> [東証G]
AI統合基盤「AnyData」の提供開始。
△レナ <4889> [東証G]
NEC <6701> [東証P]と人工知能の医療応用で共同研究契約。
△アクシージア <4936> [東証P]
中国売り上げ好調で8~4月期増収増益。
△オハラ <5218> [東証S]
トヨタ「全固体電池EVを27年にも実用化」で関連銘柄に資金。
△セイノーHD <9076> [東証P]
上限11%の自社株買いと大幅増配計画を好感。
△アイスペース <9348> [東証G]
「JAXAの民間投資に向け政府が法改正へ」と伝わる。
△ソフトバンクG <9984> [東証P]
「米オープンAIと共同事業模索」と伝わる。
▼グッドコムA <3475> [東証P]
11~4月期低進捗を嫌気。
▼アセンテック <3565> [東証P]
2~4月期減収減益を嫌気。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)セイノーHD <9076>、(2)トーホー <8142>、(3)アクシージア <4936>、(4)ソシオネクス <6526>、(5)アイスタイル <3660>、(6)三桜工 <6584>、(7)マクニカHD <3132>、(8)ベステラ <1433>、(9)萩原工業 <7856>、(10)ニーズウェル <3992>。
値下がり率上位10傑は(1)アセンテック <3565>、(2)グッドコムA <3475>、(3)鎌倉新書 <6184>、(4)学情 <2301>、(5)アイケイケイ <2198>、(6)フリービット <3843>、(7)テノ.HD <7037>、(8)モノタロウ <3064>、(9)サーバワクス <4434>、(10)ラクーンHD <3031>。
【大引け】
日経平均は前日比584.65円(1.80%)高の3万3018.65円。TOPIXは前日比26.02(1.16%)高の2264.79。出来高は概算で14億1346万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1066、値下がり銘柄数は695となった。東証マザーズ指数は806.22ポイント(8.55ポイント高)。
[2023年6月13日]
株探ニュース
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