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A&Dホロンホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 27690.74
高値 27719.45(09:02)
安値 27458.53(09:35)
大引け 27606.46(前日比 -79.01 、 -0.29% )
売買高 10億9500万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆7877億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続落、米株高も上値の重い展開
2.朝方は買い優勢でスタート、その後マイナスに
3.米ハイテク株上昇は追い風も円高の進行を嫌気
4.日経平均寄与度の高い値がさ株の下げが重荷に
5.値上がり銘柄多く、TOPIX はわずかながら上昇
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比265ドル高と4日ぶりに反発した。FRB議長のインタビューで市場が警戒するほどのタカ派発言が出なかったことから買いが優勢となった。
東京市場では、売り買い交錯のなか日経平均株価はマイナス圏で推移した。ただ、下値では押し目買いが活発で朝方の売り一巡後は下げ渋った。
8日の東京市場は、寄り付きは日経平均がわずかにプラス圏でスタートしたものの、その後はすぐに下げに転じた。前日の米国株市場では、パウエルFRB議長がインタビューで今年はインフレが大幅に鈍化するとの見方を示したことで、FRBの金融引き締めに対する警戒感が弱まりハイテク株など中心に買われた。ただ、外国為替市場ではドル売り・円買いが進み、一時1ドル=130円台まで円高が進んだことが日経平均の上値を重くした。2万7000円台後半は戻り売り圧力も強く、目先筋の利益確定売りを誘発する格好に。しかし、日経平均寄与度の高い複数の値がさ株が大幅な下げをみせた割には、下落幅は100円未満と限定的なものにとどまった。なお、TOPIXの方はわずかに上昇して引けている。プライム市場の値上がり銘柄数も値下がり数を上回った。
個別では、任天堂<7974>、ソフトバンクグループ<9984>が売買代金の2位と3位を占めたがいずれも株価は大幅安に売られた。ファーストリテイリング<9983>が軟調、日本製鉄<5401>、三菱重工業<7011>なども安い。大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>が大幅安、日本電産<6594>も値を下げた。シュッピン<3179>、アイロムグループ<2372>が急落、シャープ<6753>の下げも目立つ。ヤマシンフィルタ<6240>も大幅に下落した。
半面、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連の主力株が軒並み高。東芝<6502>も上昇した。武田薬品工業<4502>、エーザイ<4523>など医薬品株も堅調。リクルートホールディングス<6098>が値を上げ、三菱ケミカルグループ<4188>も高い。岩崎電気<6924>はストップ高。山田コンサルティンググループ<4792>、A&Dホロンホールディングス<7745>、スミダコーポレーション<6817>、じげん<3679>、テレビ東京ホールディングス<9413>なども大幅高。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、第一三共 <4568>、リクルート <6098>、協和キリン <4151>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約68円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、ファストリ <9983>、任天堂 <7974>、太陽誘電 <6976>、テルモ <4543>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約128円。うち66円はSBG1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は14業種。上昇率の上位5業種は(1)医薬品、(2)石油石炭製品、(3)サービス業、(4)銀行業、(5)陸運業。一方、下落率の上位5業種は(1)その他製品、(2)鉄鋼、(3)繊維製品、(4)小売業、(5)非鉄金属。
■個別材料株
△タスキ <2987> [東証G]
今期経常を9%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額。
△シーズメン <3083> [東証S]
東証が制限値幅の上限を拡大。
△ZOA <3375> [東証S]
今期5円の増配と自社株買いの実施を好感。
△じげん <3679> [東証P]
4-12月期(3Q累計)最終が24%増益で着地・10-12月期も48%増益。
△山田コンサル <4792> [東証P]
第3四半期営業益75%増で通期計画進捗率86%。
△ノート <5243> [東証G]
チャットAI活用の創作支援ツールで先行ユーザー募集開始。
△スミダコーポ <6817> [東証P]
22年12月期決算は上振れ着地で期末配を11円増額。
△A&Dホロン <7745> [東証P]
4-12月期(3Q累計)経常が32%増益で着地・10-12月期も82%増益。
△テレ東HD <9413> [東証P]
今期利益の増額修正と増配、自社株取得枠拡大を好感。
△ナガセ <9733> [東証S]
株式分割と配当予想の増額修正を好感。
▼シャープ <6753> [東証P]
今期は一転営業赤字の見通し。
▼ソフトバンクG <9984> [東証P]
4-12月期の巨額最終赤字を嫌気。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)岩崎電 <6924>、(2)山田コンサル <4792>、(3)A&Dホロン <7745>、(4)スミダコーポ <6817>、(5)じげん <3679>、(6)テレ東HD <9413>、(7)フューチャー <4722>、(8)Jエレベータ <6544>、(9)クラボウ <3106>、(10)Appier <4180>。
値下がり率上位10傑は(1)シュッピン <3179>、(2)アイロムG <2372>、(3)シャープ <6753>、(4)ジェイリース <7187>、(5)ドリームI <4310>、(6)アニコムHD <8715>、(7)大阪チタ <5726>、(8)任天堂 <7974>、(9)ヤマシン―F <6240>、(10)丸井G <8252>。
【大引け】
日経平均は前日比79.01円(0.29%)安の2万7606.46円。TOPIXは前日比0.57(0.03%)高の1983.97。出来高は概算で10億9500万株。東証プライムの値上がり銘柄数は993、値下がり銘柄数は744となった。東証マザーズ指数は792.66ポイント(10.65ポイント高)。
[2023年2月8日]
株探ニュース
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