377円
サンオータスのニュース
日経平均株価
始値 28132.70
高値 28141.92(09:01)
安値 27795.64(09:12)
大引け 27818.62(前日比 -796.01 、 -2.78% )
売買高 12億0048万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆0620億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は急落、約800円安で2万8000円台割れ
2.CPI発表を嫌気した米株急落でリスクオフ一色の展開
3.金融引き締め強化への警戒感でハイテク株中心に全面安
4.先物主導で売り一巡後は下げ渋るも後場に売り直される
5.9割にあたる銘柄が下落、全体売買代金は3兆円上回る
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比1276ドル安と5日ぶりに急反落した。8月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る上昇率となり、利上げ観測への警戒から売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は朝方からリスクオフ一色の展開に。前日の米国株市場で主要株価指数が揃って急落したことから、この流れを引き継ぐ格好となった。
14日の東京市場は、前日までの強調展開とは打って変わりリスク回避目的の売りが集中した。日経平均は直近4営業日で1200円近い上昇をみせていたが、本日1日でその3分の2を吐き出す格好となった。前日の米国株市場では、8月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想とは離れた強い数字であったことから、FRBの金融引き締め強化に対する警戒感が再燃し、ハイテク株中心に大きく売られる展開となった。東京市場でも持ち高を減らすリスク回避目的の売りが噴出、日経平均は一時800円超の下落に見舞われる場面もあった。先物主導の売りが一巡するといったん下げ渋る動きもみせたが、後場に入ると改めて売り直され、フシ目の2万8000円台を割り込んだ。ほぼ全面安商状でプライム市場全体の約9割の銘柄が下落している。ただし、押し目に買い向かう動きも活発で売買代金は3兆円を上回った。
個別では、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連が下落したほか、ファーストリテイリング<9983>が3000円を超える下げとなった。任天堂<7974>が下落、ソフトバンクグループ<9984>も安い。ソニーグループ<6758>が軟調、キーエンス<6861>も大きく値を下げた。ヤーマン<6630>は値下がり率トップに売り込まれた。ラクスル<4384>、マネーフォワード<3994>、マネックスグループ<8698>なども大きく下値を探る展開に。このほか中国電力<9504>も急落した。
半面、三井ハイテック<6966>、JR東日本<9020>などが売り物をこなしプラス圏で引け、三菱重工業<7011>もしっかり。東邦チタニウム<5727>なども上昇した。TDCソフト<4687>が値上がり率トップに買われたほか、鳥貴族ホールディングス<3193>、三光合成<7888>も値を飛ばした。エイチ・アイ・エス<9603>、HEROZ<4382>も高い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は千葉銀 <8331>、三菱重 <7011>、高島屋 <8233>、三井物 <8031>、ディーエヌエ <2432>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約0.7円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、SBG <9984>、ファナック <6954>、ダイキン <6367>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約283円。
東証33業種のうち上昇は空運業、鉱業の2業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)銀行業、(2)鉄鋼、(3)海運業、(4)保険業、(5)陸運業。一方、下落率の大きかった5業種は(1)ゴム製品、(2)電気機器、(3)精密機器、(4)化学、(5)サービス業。
■個別材料株
△nms <2162> [東証S]
抜本的基盤強化策で営業利益改善し23年3月期業績予想を上方修正。
△鳥貴族HD <3193> [東証P]
「やきとり大吉」を買収。
△スキヤキ <3995> [東証G]
倉庫物流費が想定下回り23年1月期営業利益予想を上方修正。
△TDCソフト <4687> [東証P]
高付加価値サービス拡大で23年3月期業績予想を上方修正。
△アイビー <4918> [東証S]
DENBAと業務提携し「育毛剤」を中国展開へ。
△Pアンチエイ <4934> [東証G]
23年7月期の営業利益予想24.3%増。
△マクビープラ <7095> [東証G]
5~7月期営業35%増益を好感。
△セルム <7367> [東証S]
上期業績予想を上方修正。
△サンオータス <7623> [東証S]
主力事業好調で第1四半期営業益4.4倍。
△太洋物産 <9941> [東証S]
22年9月末株主から株主優待制度を導入。
▼ヤーマン <6630> [東証P]
第1四半期は想定以上の大幅減益決算に。
▼Fインタ <7050> [東証G]
未定としていた上期業績予想は38%営業減益を予想。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)TDCソフト <4687>、(2)鳥貴族HD <3193>、(3)三光合成 <7888>、(4)ギフティ <4449>、(5)HIS <9603>、(6)HEROZ <4382>、(7)三洋貿易 <3176>、(8)広済堂HD <7868>、(9)アイスタイル <3660>、(10)鎌倉新書 <6184>。
値下がり率上位10傑は(1)ヤーマン <6630>、(2)ラクスル <4384>、(3)中国電 <9504>、(4)マネフォ <3994>、(5)マネックスG <8698>、(6)シュッピン <3179>、(7)ネットプロ <7383>、(8)トルク <8077>、(9)ラクス <3923>、(10)プロレド <7034>。
【大引け】
日経平均は前日比796.01円(2.78%)安の2万7818.62円。TOPIXは前日比39.11(1.97%)安の1947.46。出来高は概算で12億0048万株。東証プライムの値上がり銘柄数は131、値下がり銘柄数は1675となった。東証マザーズ指数は744.16ポイント(9.32ポイント安)。
[2022年9月14日]
株探ニュース
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