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マーキュリアインベストメントのニュース

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【↓】日経平均 大引け| 小反落、朝高も米中協議を前に買い手控え (10月7日)

配信元:株探
投稿:2019/10/07 16:19

日経平均株価
始値  21445.73
高値  21475.28(09:04)
安値  21328.26(10:22)
大引け 21375.25(前日比 -34.95 、 -0.16% )

売買高  9億2137万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆5251億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は小幅反落、朝高後に値を消し米株大幅高に追随できず
 2.米雇用統計発表を受け過度な景気減速懸念が後退、米株はリスク選好
 3.今週の米中協議を前に、その結果を見極めたいとの思惑で買い手控え
 4.為替の円高に対する警戒と軟調な米株価指数先物の動きも嫌気される
 5.売買代金1兆5000億円と低調、値上がり銘柄数は値下がりと同数

■東京市場概況

 前週末の米国市場では、NYダウは372ドル高と続伸した。堅調な雇用統計を受けて、米景気に対する過度の警戒感が後退し、幅広い銘柄に買いが集まった。

 週明けの東京市場では、朝方やや買い優勢で始まったものの、その後日経平均株価はすぐにマイナス圏に沈む展開。下値も堅く、結局小幅安で引けた。

 7日の東京市場は、、前週末の米国株市場でNYダウなど主要株価指数が大きく上昇したことを受けリスク選好の買いが期待されたが、フタを開けてみると終日上値の重い展開だった。9月の米雇用統計は、雇用者数の伸びこそ市場予測に届かなかったものの、失業率が50年ぶり低水準となったことがクローズアップされ、米景気減速への警戒感が緩和された。朝方はこれを好感するムードだったが、今週10~11日に行われる米中貿易協議の行方を見守りたいという雰囲気が強まり、売買代金も低調だった。外国為替市場でも1ドル=106円台後半の推移で円高を警戒する動きもみられ、米株価指数先物が軟調だったことなども買い手控え感を助長した。大型株が売られたものの中小型株には高い銘柄も多く、東証1部の値上がり銘柄数と値下がり数がいずれも1000を超え同数だった。売買代金は1兆5000億円台にとどまった。

 個別では、任天堂<7974>が軟調、キーエンス<6861>も値を下げた。東京エレクトロン<8035>SUMCO<3436>信越化学工業<4063>も冴えない。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも売りに押された。ノムラシステムコーポレーション<3940>トランザクション<7818>が大幅安、日本エンタープライズ<4829>も売られた。ネクステージ<3186>サカタのタネ<1377>も大きく値を下げた。
 半面、村田製作所<6981>が堅調、リクルートホールディングス<6098>もしっかり。エムスリー<2413>も買い優勢。オルトプラス<3672>システムインテグレータ<3826>がストップ高に買われ、吉野家ホールディングス<9861>も活況高。アルテック<9972>も商いを膨らませ値を飛ばした。豆蔵ホールディングス<3756>が物色人気、GCA<2174>三櫻工業<6584>なども大きく上値を伸ばした。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>リクルート <6098>テルモ <4543>エムスリー <2413>NTTデータ <9613> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約22円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>東エレク <8035>信越化 <4063>オリンパス <7733>キッコマン <2801> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約36円。


 東証33業種のうち上昇は13業種。上昇率の上位5業種は(1)小売業、(2)情報・通信業、(3)サービス業、(4)倉庫運輸関連、(5)陸運業。一方、下落率の上位5業種は(1)ゴム製品、(2)水産・農林業、(3)その他製品、(4)鉱業、(5)銀行業。

■個別材料株

イーサポート <2493> [JQ]
 12-8月期(3Q累計)経常が5.6倍増益で着地。
PRTIME <3922>
 「Tayori」の大型アップデートを実施。
SI <3826>
 上期経常は一転1%増益で上振れ着地。
アルインコ <5933>
 上期経常を25%上方修正、通期も増額。
天昇電 <6776> [東証2]
 東証が信用規制解除。
ブランドT <7067> [東証M]
 「AIアナリスト」を手掛けるWACULと業務提携。
マーキュリア <7190>
 ファンドを通じてスマートロックのスタートアップ企業に出資。
ワークマン <7564> [JQ]
 10月5日放送のTBS系情報番組「サタデープラス」で紹介。
吉野家HD <9861>
 上期経常を5.5倍上方修正。
アルテック <9972>
 6-8月期(3Q)経常は黒字浮上。

京進 <4735> [東証2]
 6-8月期(1Q)経常は16%減益で着地。
フィンテック <8789> [東証M]
 非開示だった前期最終は赤字拡大、未定だった配当は無配継続。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)オルトP <3672> 、(2)SI <3826> 、(3)日本MDM <7600> 、(4)ナイガイ <8013> 、(5)アルテック <9972> 、(6)吉野家HD <9861> 、(7)アルインコ <5933> 、(8)豆蔵HD <3756> 、(9)マーキュリア <7190> 、(10)ローツェ <6323>
 値下がり率上位10傑は(1)ノムラシス <3940> 、(2)トランザク <7818> 、(3)三協立山 <5932> 、(4)ワキタ <8125> 、(5)日エンター <4829> 、(6)アトラ <6029> 、(7)ネクステージ <3186> 、(8)北恵 <9872> 、(9)サカタタネ <1377> 、(10)ワイヤレスG <9419>

【大引け】

 日経平均は前日比34.95円(0.16%)安の2万1375.25円。TOPIXは前日比0.15(0.01%)安の1572.75。出来高は概算で9億2137万株。東証1部の値上がり銘柄数は1015、値下がり銘柄数は1015となった。日経ジャスダック平均は3390.96円(11.03円高)。

[2019年10月7日]

株探ニュース
配信元: 株探
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