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ジェイリースのニュース
日経平均株価
始値 26715.52
高値 26947.70(10:14)
安値 26431.20(15:00)
大引け 26431.20(前日比 +105.04 、 +0.40% )
売買高 11億3069万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆6416億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は5日ぶり反発、FOMC通過後の米株高を好感
2.FOMCでは0.75%の利上げ決定も市場は織り込み済み
3.朝方に一時600円超上昇し2万7000円近辺まで上昇
4.その後は戻り売り厚く上げ幅を縮小、この日の安値で着地
5.半導体主力株が朝高後に安くなり、急落する銘柄も相次ぐ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比303ドル高と6日ぶりに反発した。FOMCで0.75%の追加利上げを決定し、インフレ抑制に努める強い姿勢が好感され買いが優勢となった。
東京市場では、前日の米国株市場がFOMC通過後に大きく上昇する展開となったことを受け、日経平均株価はリスク選好の流れとなったが、買い意欲は限定的だった。
16日の東京市場は、朝方は主力株中心に買い戻される流れとなり、日経平均は一時600円以上の上昇で2万6900円台まで水準を切り上げた。しかし、その後は戻り売りで上値が重くなり、前場中盤を境に一貫して上げ幅を縮める展開に。注目されたFOMCではFRBが0.75%の利上げを決めたが、パウエル議長の記者会見で利上げにそれほど積極的ではないとの見方が広がり、NYダウなど主要株価指数は揃って上昇した。ただ、各指数ともに引け際に伸び悩むなど、潜在的な戻り売りニーズの強さも観測された。東京市場では、前日までの4営業日で日経平均が1900円強の下落をみせていたこともあり、空売りの買い戻しや自律反発狙いの押し目買いが入ったが、米金融引き締めに対する不安心理は拭えず、前場中盤以降は一貫して上げ幅を縮小した。
個別では、トヨタ自動車<7203>が堅調、ソニーグループ<6758>もしっかり。ファーストリテイリング<9983>が上昇し、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも買いが優勢だった。三菱重工業<7011>も上値を追った。このほか武田薬品工業<4502>も強さを発揮した。オークネット<3964>が急騰、テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>、インテリジェント ウェイブ<4847>も値を飛ばした。マルハニチロ<1333>が物色人気、国際紙パルプ商事<9274>も高い。
半面、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>が後場に入りマイナス圏に沈んだほか、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>なども軟調、三井ハイテック<6966>も売られた。新光電気工業<6967>が大きく値を下げた。GMOグローバルサイン・ホールディングス<3788>が急落。カカクコム<2371>も大幅安。マネジメントソリューションズ<7033>が下げ止まらず、レノバ<9519>も値を下げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、トヨタ <7203>、TDK <6762>、ダイキン <6367>、ソニーG <6758>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約64円。うち34円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、日産化 <4021>、ネクソン <3659>、リクルート <6098>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約50円。
東証33業種のうち上昇は29業種。上昇率の上位5業種は(1)水産・農林業、(2)繊維製品、(3)輸送用機器、(4)ゴム製品、(5)不動産業。一方、下落はの4業種のみで下落率の上位から(1)海運業、(2)サービス業、(3)化学、(4)倉庫運輸関連。
■個別材料株
△東レ <3402> [東証P]
SMBC日興証券が目標株価940円に引き上げ。
△キャンバス <4575> [東証G]
「CBP501」臨床試験で部分奏効を確認。
△タメニー <6181> [東証G]
滋賀県からオンライン婚活支援センターの運営を受託。
△クックビズ <6558> [東証G]
22年11月期業績予想を上方修正。
△HPCシス <6597> [東証G]
22年6月期期末に初配当25円を実施へ。
△キョウデン <6881> [東証S]
中期経営計画の売上高目標を上方修正。
△ジェイリース <7187> [東証P]
エスコンプロパティへ事業用賃料保証サービス提供開始。
△ベビカレ <7363> [東証G]
4万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△ラオックス <8202> [東証S]
グループのシャディがメタバースカタログ発行へ。
△リベロ <9245> [東証G]
部屋探しアプリ運営のBluAgeと資本・業務提携。
▼コスモス薬品 <3349> [東証P]
SMBC日興証券が「2」へ引き下げ。
▼バンクオブイ <4393> [東証G]
「メメントモリ」のリリース延期。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)オークネット <3964>、(2)T&Gニーズ <4331>、(3)インテリW <4847>、(4)マルハニチロ <1333>、(5)マーケットE <3135>、(6)国際紙パルプ <9274>、(7)Jディスプレ <6740>、(8)コーセル <6905>、(9)Gキッズ <6189>、(10)アルファ <4719>。
値下がり率上位10傑は(1)GMO-GS <3788>、(2)カカクコム <2371>、(3)MSOL <7033>、(4)新光電工 <6967>、(5)IRジャパン <6035>、(6)レノバ <9519>、(7)KLab <3656>、(8)ラクス <3923>、(9)Sansan <4443>、(10)川崎汽 <9107>。
【大引け】
日経平均は前日比105.04円(0.40%)高の2万6431.20円。TOPIXは前日比11.88(0.64%)高の1867.81。出来高は概算で11億3069万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1216、値下がり銘柄数は561となった。東証マザーズ指数は636.32円(8.52円安)。
[2022年6月16日]
株探ニュース
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