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ジャパンインベストメントアドバイザーのニュース
【↓】日経平均 大引け| 4日ぶり急反落、円高進行でリスク回避の売り優勢 (8月1日)
日経平均株価
始値 38781.56
高値 38781.56(09:00)
安値 37737.88(10:44)
大引け 38126.33(前日比 -975.49 、 -2.49% )
売買高 25億7173万株 (東証プライム概算)
売買代金 6兆0831億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は急反落、急激な円高を嫌気
2.前日の決定会合の追加利上げが円高を呼ぶ
3.先物主導の売り仕掛けが全体相場押し下げ
4.一時1300円超の暴落、後場は下げ渋る展開
5.個別株は全体の94%が下落する全面安商状
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比99ドル高と続伸した。FRB議長が9月利下げの可能性を示唆したことが好感され買いが優勢となった。
東京市場では、リスク回避ムードの強まるなか、主力株をはじめ広い範囲に売りが広がり、日経平均株価は波乱の展開を強いられた。
1日の東京市場は、売り一色といっても過言ではないほどリスクオフの流れが強まった。値下がり銘柄数は1500を上回り、プライム市場全体の94%の銘柄が下落するという文字通りの全面安商状となった。売買代金が6兆円を超える活況商いだったことから、下値では積極的に買い向かった向きが多いことを物語るが、3万8000円台では戻り売りが厚く上値が押さえられた。前日の米国株市場ではハイテク株が買われ、ナスダック総合株価指数が急伸をみせたが、日銀金融政策決定会合を契機に外国為替市場で急速に円高が進み、本日はこれにリンクさせた先物への売りが全体相場を押し下げる格好となった。日経平均は一時1300円を超える下落で3万8000円台を割り込んだものの、前場取引後半にこの日の安値を形成し、以降は下げ渋る動きとなった。
個別では、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>などが大きく下値を探ったほか、ソフトバンクグループ<9984>の下げも目立つ。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも冴えない。三菱重工業<7011>も売りに押された。ファーストリテイリング<9983>が安く、東京海上ホールディングス<8766>も下落した。山崎製パン<2212>が急落し値下がり率トップ、ジャパンインベストメントアドバイザー<7172>が大幅安、デジタルアーツ<2326>はストップ安に売り込まれた。ヤマハ<7951>、アンリツ<6754>なども大きく下値を試す展開に。
半面、アドバンテスト<6857>が売買代金首位となるなか、大幅高で異彩を放った。日立製作所<6501>、ソシオネクスト<6526>も物色人気に。ゆうちょ銀行<7182>、りそなホールディングス<8308>などが堅調だった。エンプラス<6961>はストップ高で値上がり率首位、住友ファーマ<4506>が活況高、日本化薬<4272>、TOTO<5332>の上げ足も目立つ。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、TOTO <5332>、日立 <6501>、ソシオネクス <6526>、ニトリHD <9843>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約239円。うち218円はアドテスト1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、ファストリ <9983>、信越化 <4063>、トヨタ <7203>、TDK <6762>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約291円。
東証33業種のすべての業種が下落。下落率の小さかった上位5業種は(1)銀行業、(2)海運業、(3)空運業、(4)パルプ・紙、(5)精密機器。一方、下落率の大きかった5業種は(1)不動産業、(2)輸送用機器、(3)保険業、(4)その他金融業、(5)建設業。
■個別材料株
△手間いらず <2477> [東証S]
25年6月期は増収増益で増配見通し。
△ベガコーポ <3542> [東証G]
4-6月期営業黒字転換。
△日化薬 <4272> [東証P]
25年3月期業績予想を上方修正
△日華化学 <4463> [東証S]
24年12月期利益及び配当予想を上方修正。
△住友ファーマ <4506> [東証P]
4-6月期は最終黒字に転換。
△ヤスハラケミ <4957> [東証S]
4-6月期営業大幅黒字化達成で上期進捗率は9割超。
△サン電子 <6736> [東証S]
ヘバラがTOB価格を5500円に引き上げ。
△アドテスト <6857> [東証P]
今期上方修正を好感。
△エンプラス <6961> [東証P]
25年3月期業績予想を上方修正。
△三栄コ <8119> [東証S]
今期は一転最終増益見通しで配当予想を増額修正。
▼遠藤照明 <6932> [東証S]
4-6月期(1Q)経常は46%減益で着地。
▼アイネット <9600> [東証P]
4-6月期減収減益。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)エンプラス <6961>、(2)アドテスト <6857>、(3)住友ファーマ <4506>、(4)日化薬 <4272>、(5)SHOEI <7839>、(6)TOTO <5332>、(7)システナ <2317>、(8)りそなHD <8308>、(9)日立 <6501>、(10)楽天銀 <5838>。
値下がり率上位10傑は(1)山パン <2212>、(2)JIA <7172>、(3)デジアーツ <2326>、(4)アイネット <9600>、(5)ヤマハ <7951>、(6)インフォMT <2492>、(7)アンリツ <6754>、(8)日本調剤 <3341>、(9)王将フード <9936>、(10)ナブテスコ <6268>。
【大引け】
日経平均は前日比975.49円(2.49%)安の3万8126.33円。TOPIXは前日比90.57(3.24%)安の2703.69。出来高は概算で25億7173万株。東証プライムの値上がり銘柄数は97、値下がり銘柄数は1541となった。東証グロース250指数は623.25ポイント(24.95ポイント安)。
[2024年8月1日]
株探ニュース
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