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*08:52JST 前場に注目すべき3つのポイント~大幅な下落に対する自律反発を意識したスタンスに~
6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■大幅な下落に対する自律反発を意識したスタンスに
■伊藤忠、1Q営業利益 13.9%増 1905億円
■前場の注目材料、NTTデータG、基幹システム設計を増員、26年度1.9倍700人
■大幅な下落に対する自律反発を意識したスタンスに
6日の日本株市場は、不安定ながらも直近の大幅な下落に対する自律反発を意識したスタンスになりそうだ。5日の米国市場は、NYダウが1033ドル安、ナスダックは576ポイント安だった。先週末の7月の米雇用統計を受けた景気後退懸念からの売りが続いた。世界株安で投資家心理が急速に悪化しており、これまで相場をけん引してきたハイテク株の下げが目立った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比1810円高の33190円。円相場は1ドル145円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まりそうだ。昨日の日経平均株価はブラックマンデー時の下落幅を超える記録的な下げとなった。週明けの米国市場も大きく下げており、世界株安の動きは止まっていないものの、記録的な下落に対する自律反発狙いの動きが入りやすいだろう。昨日の東証プライムの売買高は40億株台に膨れており、セリングクライマックスが意識されてくる可能性はある。為替市場では前日に1ドル=141円台に突入したいたが、現在は1ドル=145円台と急激な円高進行が落ち着いていることも、やや安心感につながるだろう。
米国ではVIX指数が一時65.73まで急伸する場面もみられた。終値は38.57となったが、リスク回避に向かわせやすい20を上回っている。明確な底入れを見極めるまでは荒い値動きが続くと考えられ、これによりヘッジ対応の商いも強まることは警戒されそうである。ただし、米国においてもセリングクライマックスが意識されてくる可能性があるほか、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを前に、緊急利下げ期待も高まってきているようである。
楽観視はできないものの、昨日はメガバンクや大手商社株でストップ安となる銘柄がみられるなど、持ち高を圧縮する動きが一気に加速したようである。イレギュラー的な下落との見方にも向かわせやすく、修正リバウンドを狙った動きに期待したいところだろう。好決算ながらも大きく売られていた銘柄も多く、あらためて決算評価の動きも意識されそうである。なお、昨日の引け後に決算を発表したところでは、伊藤忠<8001>、オリックス<8591>、日製鋼所<5631>、GSユアサ<6674>、UBE<4208>、キッコマン<2801>、アルフレッサ<2784>、ツムラ<4540>、長瀬産<8012>、邦チタニウム<5727>、日立造<7004>、オークマ<6103>などが注目される。
■伊藤忠、1Q営業利益 13.9%増 1905億円
伊藤忠<8001>が発表した2025年3月期第1四半期業績は、収益が前年同期比7.5%増の3兆5989.18億円、営業利益は同13.9%増の1905.39億円だった。あわせて2800万株(発行済み株式数の約1.9%)の自社株買いを決議した。また、デサント<8114>と、タキロンシーアイ<4215>に対し、TOB(株式公開買い付け)を実施し完全子会社にすると発表した。
■前場の注目材料
・1ドル=143.80-90円
・シカゴ日経先物は上昇(33190、大阪比+1810)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・NTTデータG<9613>基幹システム設計を増員、26年度1.9倍700人
・フロイント産業<6312>新工場に50億円超投資、添加剤2.5倍に増産
・ヤマトHD<9064>大阪観光支援、店舗新設、大型手荷物一時預かり
・JR東海<9022>保守用車の脱線事故、ブレーキ力低下が原因
・デサント<8114>伊藤忠がTOB、1株4350円、完全子会社化目指す
・三菱電機<6503>三菱電機ホーム機器、顧客231万人分の情報流出の恐れ
・アサヒGHD<2502>アサヒ飲料、明石工場にペットボトル飲料ライン新設
・トヨタ自<7203>官民で持続可能性探る、グループのCJPT、九州で水素車両実装
・三菱自<7211>今秋新SUV、PHVバッテリーを大容量・高出力化
・ソディック<6143>積層造形機を10年ぶり刷新
・栗本鐵工所<5602>社長・菊本一高氏、水道管の設計・工事一括受注
・日立造船<7004>洋上風力、浮体式基礎量産へ、鹿島と技術開発
・三菱重工<7011>マレーシアからガス・蒸気タービン受注
・月島HD<6332>月島JFEアクアソリュなど3者、下水リン効率回収、肥料化推進
・NTT<9432>大規模言語モデル「ツヅミ」、協業パートナーへの応募220件
・アイコム<6820>据え置き型無線機のネジ締めと検査工程を自動化、生産能力3割増
・日立<6501>米で1100億円受注、鉄道車両200両を29年から納入
・大日本印刷<7912>封止材の生産能力2倍に、福島の設備増強
・ソフトバンク<9434>生成AIの回答精度向上、データ検索高度化
・カシオ計算機<6952>AI新興と資本提携
・日本板硝子<5202>社長・細沼宗浩氏、高付加価値領域を拡大
・西松建設<1820>地震リスク高精度評価、建物の挙動を自動推定
・日本道路<1884>道路舗装材にCO2固定、清水建設と、バイオ炭混合物開発
・日本ゼオン<4205>インドに合成ゴムの技術支援拠点
・三井化学<4183>大阪工場でのエチレン生産再開を延期
・三菱地所<8802>インドネシア大規模複合開発で高級ホテル「アンダーズ」出店決定
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 6月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+2.4%、5月:+2.0%)
・08:30 6月家計支出(前年比予想:-0.8%、5月:-1.8%)
<海外>
・特になし <ST>
■大幅な下落に対する自律反発を意識したスタンスに
■伊藤忠、1Q営業利益 13.9%増 1905億円
■前場の注目材料、NTTデータG、基幹システム設計を増員、26年度1.9倍700人
■大幅な下落に対する自律反発を意識したスタンスに
6日の日本株市場は、不安定ながらも直近の大幅な下落に対する自律反発を意識したスタンスになりそうだ。5日の米国市場は、NYダウが1033ドル安、ナスダックは576ポイント安だった。先週末の7月の米雇用統計を受けた景気後退懸念からの売りが続いた。世界株安で投資家心理が急速に悪化しており、これまで相場をけん引してきたハイテク株の下げが目立った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比1810円高の33190円。円相場は1ドル145円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まりそうだ。昨日の日経平均株価はブラックマンデー時の下落幅を超える記録的な下げとなった。週明けの米国市場も大きく下げており、世界株安の動きは止まっていないものの、記録的な下落に対する自律反発狙いの動きが入りやすいだろう。昨日の東証プライムの売買高は40億株台に膨れており、セリングクライマックスが意識されてくる可能性はある。為替市場では前日に1ドル=141円台に突入したいたが、現在は1ドル=145円台と急激な円高進行が落ち着いていることも、やや安心感につながるだろう。
米国ではVIX指数が一時65.73まで急伸する場面もみられた。終値は38.57となったが、リスク回避に向かわせやすい20を上回っている。明確な底入れを見極めるまでは荒い値動きが続くと考えられ、これによりヘッジ対応の商いも強まることは警戒されそうである。ただし、米国においてもセリングクライマックスが意識されてくる可能性があるほか、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを前に、緊急利下げ期待も高まってきているようである。
楽観視はできないものの、昨日はメガバンクや大手商社株でストップ安となる銘柄がみられるなど、持ち高を圧縮する動きが一気に加速したようである。イレギュラー的な下落との見方にも向かわせやすく、修正リバウンドを狙った動きに期待したいところだろう。好決算ながらも大きく売られていた銘柄も多く、あらためて決算評価の動きも意識されそうである。なお、昨日の引け後に決算を発表したところでは、伊藤忠<8001>、オリックス<8591>、日製鋼所<5631>、GSユアサ<6674>、UBE<4208>、キッコマン<2801>、アルフレッサ<2784>、ツムラ<4540>、長瀬産<8012>、邦チタニウム<5727>、日立造<7004>、オークマ<6103>などが注目される。
■伊藤忠、1Q営業利益 13.9%増 1905億円
伊藤忠<8001>が発表した2025年3月期第1四半期業績は、収益が前年同期比7.5%増の3兆5989.18億円、営業利益は同13.9%増の1905.39億円だった。あわせて2800万株(発行済み株式数の約1.9%)の自社株買いを決議した。また、デサント<8114>と、タキロンシーアイ<4215>に対し、TOB(株式公開買い付け)を実施し完全子会社にすると発表した。
■前場の注目材料
・1ドル=143.80-90円
・シカゴ日経先物は上昇(33190、大阪比+1810)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・NTTデータG<9613>基幹システム設計を増員、26年度1.9倍700人
・フロイント産業<6312>新工場に50億円超投資、添加剤2.5倍に増産
・ヤマトHD<9064>大阪観光支援、店舗新設、大型手荷物一時預かり
・JR東海<9022>保守用車の脱線事故、ブレーキ力低下が原因
・デサント<8114>伊藤忠がTOB、1株4350円、完全子会社化目指す
・三菱電機<6503>三菱電機ホーム機器、顧客231万人分の情報流出の恐れ
・アサヒGHD<2502>アサヒ飲料、明石工場にペットボトル飲料ライン新設
・トヨタ自<7203>官民で持続可能性探る、グループのCJPT、九州で水素車両実装
・三菱自<7211>今秋新SUV、PHVバッテリーを大容量・高出力化
・ソディック<6143>積層造形機を10年ぶり刷新
・栗本鐵工所<5602>社長・菊本一高氏、水道管の設計・工事一括受注
・日立造船<7004>洋上風力、浮体式基礎量産へ、鹿島と技術開発
・三菱重工<7011>マレーシアからガス・蒸気タービン受注
・月島HD<6332>月島JFEアクアソリュなど3者、下水リン効率回収、肥料化推進
・NTT<9432>大規模言語モデル「ツヅミ」、協業パートナーへの応募220件
・アイコム<6820>据え置き型無線機のネジ締めと検査工程を自動化、生産能力3割増
・日立<6501>米で1100億円受注、鉄道車両200両を29年から納入
・大日本印刷<7912>封止材の生産能力2倍に、福島の設備増強
・ソフトバンク<9434>生成AIの回答精度向上、データ検索高度化
・カシオ計算機<6952>AI新興と資本提携
・日本板硝子<5202>社長・細沼宗浩氏、高付加価値領域を拡大
・西松建設<1820>地震リスク高精度評価、建物の挙動を自動推定
・日本道路<1884>道路舗装材にCO2固定、清水建設と、バイオ炭混合物開発
・日本ゼオン<4205>インドに合成ゴムの技術支援拠点
・三井化学<4183>大阪工場でのエチレン生産再開を延期
・三菱地所<8802>インドネシア大規模複合開発で高級ホテル「アンダーズ」出店決定
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 6月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+2.4%、5月:+2.0%)
・08:30 6月家計支出(前年比予想:-0.8%、5月:-1.8%)
<海外>
・特になし <ST>
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