1,140円
JVCケンウッドのニュース
日経平均株価
始値 33123.12
高値 33158.58(09:00)
安値 32628.29(14:03)
大引け 32707.69(前日比 -768.89 、 -2.30% )
売買高 18億3485万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆4846億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日ぶり急反落、3万3000円割れ
2.先物主導で直近2営業日の上げ幅を吐き出す形に
3.米国債の格下げも嫌気され利益確定の売りを助長
4.取引終盤下げ渋るも768円安は今年最大の下げ幅
5.8割を超える銘柄が下落、売買代金は高水準続く
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比71ドル高と3日続伸した。金利上昇が懸念されるなか、好決算を発表した建機のキャタピラー
東京市場では、利食い急ぎの動きが一気に強まり、日経平均株価は大幅に値を下げる展開となった。フシ目の3万3000円台を下回った。
2日の東京市場は、前日までとは打って変わって大きく下値を模索する展開に。前日の欧州株市場が総じて安かったほか、米国で金利上昇を背景にハイテク株が売られナスダック総合株価指数が下落したことなどが、投資家心理を冷やした。日経平均は前日までの2営業日で700円強の上昇をみせていたが、本日はそれを一気に吐き出す格好となった。大手格付け会社による米国の長期外貨建て発行体の格下げも嫌気され、利益確定の売りを助長した。後場も日経平均は先物主導で下げ幅を広げ、終盤やや下げ渋ったものの終値で770円近い下落となり、今年最大の下げ幅となった。値下がり銘柄数は1500強に達し、プライム市場全体の82%にあたる銘柄が値を下げた。なお、売買代金はきょうも4兆円を大きく上回る活況ぶりだった。
個別では、レーザーテック<6920>、ソシオネクスト<6526>が安く、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>、ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体主力株が売られた。ソフトバンクグループ<9984>が下落、ファーストリテイリング<9983>も大きく下げた。三菱商事<8058>など総合商社も値を下げた。アウトソーシング<2427>、ゼンショーホールディングス<7550>が急落、ぐるなび<2440>、新明和工業<7224>なども大幅安となった。野村ホールディングス<8604>の下げも目立つ。
半面、売買代金トップとなったトヨタ自動車<7203>が高く、キーエンス<6861>も値を上げた。コマツ<6301>も頑強な値動き。アイ・アールジャパンホールディングス<6035>が一時値幅制限いっぱいに買われる人気となったほか、JVCケンウッド<6632>はストップ高で引けた。エンプラス<6961>、山崎製パン<2212>、伊藤忠テクノソリューションズ<4739>なども値を飛ばした。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はトヨタ <7203>、キーエンス <6861>、フジクラ <5803>、日立建機 <6305>、住友電 <5802>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約14円。うち10円はトヨタ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、アドテスト <6857>、SBG <9984>、ダイキン <6367>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約351円。
東証33業種のうち上昇は鉱業、輸送用機器、非鉄金属の3業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)倉庫運輸関連、(2)ガラス土石製品、(3)パルプ・紙、(4)建設業、(5)石油石炭製品。一方、下落率の大きかった5業種は(1)証券商品先物、(2)保険業、(3)電気・ガス業、(4)精密機器、(5)空運業。
■個別材料株
△山パン <2212> [東証P]
今期経常を23%上方修正・7期ぶり最高益、配当も3円増額。
△ソフトクリエ <3371> [東証P]
4-6月期最終51%増益。
△IRジャパン <6035> [東証P]
4-6月期営業45%増益。
△KeePer <6036> [東証P]
7月キーパーラボ運営事業の増収基調継続。
△JVCケンウ <6632> [東証P]
4-6月期大幅増収増益。
△アイホン <6718> [東証P]
今期業績予想を上方修正。
△イマジカG <6879> [東証P]
4-6月期経常益29%増。
△内海造 <7018> [東証S]
4-6月期最終益28倍で通期計画超過。
△WA <7683> [東証G]
7月単体売上高27%増。
△サンゲツ <8130> [東証P]
4-6月期最終益44%増。
▼アウトソシン <2427> [東証P]
雇調金支給申請の一部不適切手続き確認。
▼ラバブルMG <9254> [東証G]
東証が信用規制の臨時措置を実施。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)IRジャパン <6035>、(2)JVCケンウ <6632>、(3)アイホン <6718>、(4)エンプラス <6961>、(5)ソフトクリエ <3371>、(6)山パン <2212>、(7)イマジカG <6879>、(8)CTC <4739>、(9)サンゲツ <8130>、(10)テクノスJ <3666>。
値下がり率上位10傑は(1)アウトソシン <2427>、(2)ゼンショHD <7550>、(3)コミニックス <3173>、(4)ぐるなび <2440>、(5)ティーガイア <3738>、(6)新明和 <7224>、(7)サンケン <6707>、(8)野村 <8604>、(9)コニカミノル <4902>、(10)サーバワクス <4434>。
【大引け】
日経平均は前日比768.89円(2.30%)安の3万2707.69円。TOPIXは前日比35.60(1.52%)安の2301.76。出来高は概算で18億3485万株。東証プライムの値上がり銘柄数は287、値下がり銘柄数は1503となった。東証マザーズ指数は771.93ポイント(8.69ポイント安)。
[2023年8月2日]
株探ニュース
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