1,078円
宮越ホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 21679.03
高値 21852.92(09:24)
安値 21665.29(09:00)
大引け 21821.16(前日比 +140.82 、+0.65% )
売買高 12億8646万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆1367億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日ぶり反発、米中貿易摩擦への懸念一服でリスク選好に
2.米株市場でNYダウ上昇、為替は円高傾向でも半導体関連などが相場牽引
3.取引時間中は中国・上海株や香港株などが堅調で投資家心理の改善に寄与
4.メガバンクをはじめ銀行株が軟調推移、特に地銀株への売り圧力が目立つ
5.売買代金ツートップのソフトバンクと任天堂が上昇も全体売買代金は低調
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは123ドル高と続伸した。米中貿易摩擦の緩和期待やFRB副議長の発言で利上げ加速観測が後退したことで買いが優勢となった。
週明けの東京市場では終始買い優勢、朝方に日経平均株価は2万1800円台半ばまで上昇し、その後は伸び悩んだものの買い板は厚く、後場後半にかけて締まった。
19日の東京市場は、前週末の米国株市場で米中貿易摩擦懸念の一服を背景にNYダウが続伸したことで、リスク選好ムードとなった。前週に日経平均は約570円も水準を切り下げていたこともあり、目先値ごろ感からの買い戻しが入りやすかった。外国為替市場では米長期金利の低下を映してドル安・円高傾向に振れたが、電機セクター中心に輸出株も堅調だった。取引時間中は中国・上海株や香港株なども頑強な動きをみせたことも投資家心理の改善に貢献した。業種別では情報通信や精密株が買いを集めたほか、半導体セクターへの買い戻しが顕著だった。一方、金融株が軟調で特に地銀株に値を崩すものが目立った。また、週初ということもあって東証1部の売買代金は盛り上がりを欠き、2兆1000億円台にとどまっている。
個別では、売買代金トップの任天堂<7974>が買われたほか、売買代金で僅差の2位となったソフトバンクグループ<9984>も大幅高。ソニー<6758>、武田薬品工業<4502>なども上昇した。東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>など半導体関連も高い。宮越ホールディングス<6620>がストップ高、ミタチ産業<3321>、キャリアインデックス<6538>、エムアップ<3661>も値を飛ばした。島精機製作所<6222>が急伸、アイビーシー<3920>、レーザーテック<6920>も物色人気。
半面、ファーストリテイリング<9983>が下落、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも軟調。また、静岡銀行<8355>、コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186>など地銀株に大きく値を下げるものが目立った。コロワイド<7616>が急落したほか、コスモエネルギーホールディングス<5021>、全国保証<7164>なども売られた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はソフトバンク <9984> 、東エレク <8035> 、ファナック <6954> 、テルモ <4543> 、信越化 <4063> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約105円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、静岡銀 <8355> 、丸井G <8252> 、NTTデータ <9613> 、電通 <4324> 。押し下げ効果は約51円。うち41円はファストリ1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は20業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)情報・通信業、(3)その他製品、(4)精密機器、(5)電気機器。一方、下落率の上位5業種は(1)銀行業、(2)石油石炭製品、(3)パルプ・紙、(4)鉄鋼、(5)倉庫運輸関連。
■個別材料株
△フロンテオ <2158> [東証M]
「AIで新薬情報集め効率化する技術を開発」と報道。
△ピクセル <2743> [JQ]
業務提携先企業とカジノ用ゲーミングマシン販売などで基本合意。
△ペッパー <3053>
「『いきなり!ステーキ』のサービス内容がビジネスモデル特許確定」と報道。
△ミタチ産業 <3321>
上期経常を34%上方修正、通期も増額。
△クラウドW <3900> [東証M]
定款一部変更でレンタルオフィス・レンタルスペース事業など追加。
△RSC <4664> [JQ]
セコム <9735> 効果で業容拡大期待内包。
△ガーラ <4777> [JQ]
「フォックス」の事前登録者数が10万人を突破。
△島精機 <6222>
100万株を上限とする自社株買いを実施。
△多摩川HD <6838> [JQ]
「子会社がEMC試験向け光伝送システムを共同開発」と報道。
△平山 <7781> [JQ]
1.71%を上限に自社株買いを実施。
▼イオンファン <4343>
10月国内既存店売上高が2ヵ月ぶり前年下回る。
▼フコク <5185>
今期経常を12%下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)宮越HD <6620> 、(2)ミタチ産業 <3321> 、(3)キャリインデ <6538> 、(4)エムアップ <3661> 、(5)島精機 <6222> 、(6)セレス <3696> 、(7)アイビーシー <3920> 、(8)レーザーテク <6920> 、(9)ニチハ <7943> 、(10)ブレインP <3655> 。
値下がり率上位10傑は(1)コロワイド <7616> 、(2)Jディスプレ <6740> 、(3)イオンファン <4343> 、(4)ジャックス <8584> 、(5)静岡銀 <8355> 、(6)コンコルディ <7186> 、(7)西日本FH <7189> 、(8)SHOEI <7839> 、(9)フコク <5185> 、(10)C&Fロジ <9099> 。
【大引け】
日経平均は前日比140.82円(0.65%)高の2万1821.16円。TOPIXは前日比8.31(0.51%)高の1637.61。出来高は概算で12億8646万株。東証1部の値上がり銘柄数は1289、値下がり銘柄数は756となった。日経ジャスダック平均は3525.32円(9.39円高)。
[2018年11月19日]
株探ニュース
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