433円
ユー・エム・シー・エレクトロニクスのニュース
日経平均株価
始値 22636.06
高値 22693.89(12:31)
安値 22257.14(10:30)
大引け 22549.05(前日比 +111.78 、 +0.50% )
売買高 11億9280万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆2716億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反発、前場取引時間中に荒い値動きとなる場面も
2.ナバロ大統領補佐官の発言受け米中摩擦を懸念する売り誘発
3.米株先物主導で値を消し、マイナス圏に沈むもその後再浮上
4.為替の円安などを背景に、自動車株など買われ全体を支える
5.引けにかけ手仕舞い売りで上げ幅縮小、商いは盛り上がらず
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比153ドル高と4日ぶりに反発した。新型コロナウイルスの感染拡大「第2波」への警戒感から売りが先行も、ハイテク株を中心に買いが入り結局値を上げて取引を終えた。
東京市場では、前場取引時間中に不安定な動きをみせたものの、結局買い優勢に傾き日経平均株価は反発して引けた。
23日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが4日ぶりに反発したほか、ナスダック総合指数が7日続伸し過去最高値を更新したことなどを受け、日経平均も朝方はリスクオンの流れに乗って高く始まった。ナバロ大統領補佐官の発言を受け米中摩擦が悪化することへの懸念から、米株価指数先物を横目に値を崩す場面があったものの、立ち直りプラス圏に再浮上した。日経平均は後場寄りに一段高となり2万2700円近辺まで上昇する局面があったが、薄商いのなか積極的に上値を買い進む動きも見られず、その後は2万2600円台で一進一退の動きとなった。引けにかけ手仕舞い売りで上げ幅を縮小している。取引時間中に為替が円安方向に振れたこともあって自動車セクターが買われ、全体指数の上昇に寄与した。東証1部の売買代金は盛り上がりを欠いた。
個別では、東京エレクトロン<8035>が上昇、アドバンテスト<6857>、キーエンス<6861>、ダイキン工業<6367>などもしっかり。トヨタ自動車<7203>が堅調、富士通<6702>も値を上げた。安永<7271>、ユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615>、ワイエイシイホールディングス<6298>がいずれもストップ高に買われ、西松屋チェーン<7545>、日本システム技術<4323>なども物色人気。アシックス<7936>、タマホーム<1419>なども値を飛ばした。
半面、任天堂<7974>が安く、大東建託<1878>も売られた。セブン&アイ・ホールディングス<3382>、ヤマトホールディングス<9064>なども下落した。ディー・エル・イー<3686>が急落、ワッツ<2735>、古河電池<6937>も大きく値を下げた。ソラスト<6197>、イーブックイニシアティブジャパン<3658>、LIFULL<2120>なども水準を切り下げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、アステラス <4503> 、アドテスト <6857> 、デンソー <6902> 、ダイキン <6367> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約42円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は第一三共 <4568> 、SBG <9984> 、信越化 <4063> 、中外薬 <4519> 、セブン&アイ <3382> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約15円。
東証33業種のうち上昇は25業種。上昇率の上位5業種は(1)輸送用機器、(2)その他金融業、(3)倉庫運輸関連、(4)ゴム製品、(5)繊維製品。一方、下落率の上位5業種は(1)その他製品、(2)パルプ・紙、(3)鉱業、(4)空運業、(5)小売業。
■個別材料株
△タマホーム <1419>
20年5月期業績を上方修正。
△フロンテオ <2158> [東証M]
認知症診断支援AIシステムが日本での特許査定を取得。
△ANAP <3189> [JQ]
ファッションEC向け人物画像/動画切り抜きシステムを開発。
△いい生活 <3796> [東証2]
クラウドソリューション事業の5月売上高は5.6%増。
△OLC <4661>
東京ディズニーリゾートを7月1日に再開。
△中村超硬 <6166> [東証M]
上場廃止にかかる猶予期間から解除。
△GSユアサ <6674>
車載用リチウムイオン電池が新型ハリアーに採用。
△アクセル <6730>
ティアフォーとAIハードウェアアクセラレータの製品化に向け連携強化。
△西松屋チェ <7545>
6月既存店売上高が34%増で8ヵ月連続前年上回る。
△京都友禅 <7615>
EC事業を7月にスタート。
▼ワッツ <2735>
子会社の事業撤退に伴い特別損失を計上へ。
▼DLE <3686>
東証がきょうから信用規制を強化。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)安永 <7271> 、(2)UMCエレ <6615> 、(3)ワイエイシイ <6298> 、(4)京都友禅 <7615> 、(5)サイバーリン <3683> 、(6)メルコ <6676> 、(7)TYK <5363> 、(8)リケン <6462> 、(9)ランド <8918> 、(10)ワイヤレスG <9419> 。
値下がり率上位10傑は(1)DLE <3686> 、(2)ワッツ <2735> 、(3)古河池 <6937> 、(4)ソラスト <6197> 、(5)キャンディル <1446> 、(6)大東建 <1878> 、(7)トナミHD <9070> 、(8)サイネックス <2376> 、(9)MSOL <7033> 、(10)ノムラシス <3940> 。
【大引け】
日経平均は前日比111.78円(0.50%)高の2万2549.05円。TOPIXは前日比8.05(0.51%)高の1587.14。出来高は概算で11億9280万株。東証1部の値上がり銘柄数は1358、値下がり銘柄数は706となった。日経ジャスダック平均は3508.39円(4.15円高)。
[2020年6月23日]
株探ニュース
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