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三櫻工業のニュース
【↓】日経平均 大引け| 反落、エヌビディア決算を控え様子見ムード (11月20日)
日経平均株価
始値 38475.70
高値 38520.45(09:04)
安値 38180.15(12:52)
大引け 38352.34(前日比 -62.09 、 -0.16% )
売買高 16億5345万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆7494億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反落、朝高後に値を消す展開
2.ウクライナ・ロシア間の地政学リスクが再燃
3.米国では利下げペース鈍化への警戒感が浮上
4.エヌビディア決算目前で半導体株は思惑錯綜
5.全体売買代金は3営業日連続で4兆円を下回る
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比120ドル安と4日続落した。ウクライナとロシア巡る地政学リスクが高まるとの警戒感から売りが優勢となった。
東京市場では、方向感を欠く展開で、朝方に日経平均株価は高くスタートしたが、その後は値を消す展開となった。ただ、後場は買い戻され下げ渋った。
20日の東京市場は、様子見ムードのなか、朝方は日経平均が上昇して始まったが、その後は売りに押される展開で前場中盤以降はマイナス圏での動きに終始した。ウクライナとロシア間の紛争激化に伴う地政学リスクの高まりを背景に、前日の欧州株市場が全面安に売り込まれ、米国株市場でもNYダウが取引開始直後に400ドル以上の下げをみせるなどリスクオフの地合いとなった。強い米経済指標を背景にFRBによる利下げペースが鈍化することへの警戒感がくすぶっている。ただ、ハイテク株中心に根強い買いが入り、ナスダック総合株価指数は1%を超える上昇を示しており、東京市場でも朝方はこれを好感した。米国で現地時間20日に発表される米エヌビディア
個別では、ディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>が冴えず、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも軟調。東京海上ホールディングス<8766>、MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725>などは大幅安。日立製作所<6501>も売りに押された。東テク<9960>が急落、Appier Group<4180>、ネットプロテクションズホールディングス<7383>の下げも目立つ。
半面、セブン&アイ・ホールディングス<3382>は商いを伴い大幅高。三菱重工業<7011>が堅調、IHI<7013>、川崎重工業<7012>など防衛関連が買われた。ソニーグループ<6758>も堅調。SOMPOホールディングス<8630>が値を飛ばし、リクルートホールディングス<6098>も上昇した。ID&Eホールディングス<9161>がストップ高に買われ、KADOKAWA<9468>も急騰。このほか東京ガス<9531>が大きく水準を切り上げ、SHOEI<7839>も物色人気に。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、セブン&アイ <3382>、リクルート <6098>、ソニーG <6758>、SOMPO <8630>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約80円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東京海上 <8766>、東エレク <8035>、信越化 <4063>、第一三共 <4568>、KDDI <9433>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約63円。
東証33業種のうち上昇は8業種。上昇率の上位5業種は(1)繊維製品、(2)小売業、(3)その他製品、(4)サービス業、(5)非鉄金属。一方、下落率の上位5業種は(1)保険業、(2)陸運業、(3)鉱業、(4)その他金融業、(5)銀行業。
■個別材料株
△セブン&アイ <3382> [東証P]
「創業家側が今年度中に買収完了で調整」との報道。
△アカツキ <3932> [東証P]
ソニーG <6758> によるカドカワ買収報道で連想買い波及。
△クオリプス <4894> [東証G]
PMDAに臨床関連の申請資料の一部提出と発表。
△小林製薬 <4967> [東証P]
オアシスの保有割合上昇で思惑働く。
△三桜工 <6584> [東証P]
データセンター向け水冷製品で商機捉える。
△キューブ <7112> [東証G]
株主優待制度を導入へ。
△ウイルコHD <7831> [東証S]
25年10月期第1四半期に投資有価証券売却益を計上へ。
△SOMPO <8630> [東証P]
今期業績上方修正と増配・自社株買いも。
△ID&EHD <9161> [東証P]
東京海上 <8766> のTOB価格にサヤ寄せ。
△東京ガス <9531> [東証P]
エリオットの大量保有で思惑。
▼東京海上 <8766> [東証P]
政策株式売却益除きの利益予想は下方修正。
▼東テク <9960> [東証P]
株式売り出し決議で短期的な需給悪化を警戒。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ID&EHD <9161>、(2)カドカワ <9468>、(3)東ガス <9531>、(4)SHOEI <7839>、(5)SOMPO <8630>、(6)アカツキ <3932>、(7)三井E&S <7003>、(8)コプロHD <7059>、(9)邦チタ <5727>、(10)セブン&アイ <3382>。
値下がり率上位10傑は(1)東テク <9960>、(2)東京海上 <8766>、(3)Appier <4180>、(4)ネットプロ <7383>、(5)MS&AD <8725>、(6)フクシマガリ <6420>、(7)ハマキョウ <9037>、(8)クレスコ <4674>、(9)サンウェルズ <9229>、(10)NISSHA <7915>。
【大引け】
日経平均は前日比62.09円(0.16%)安の3万8352.34円。TOPIXは前日比11.74(0.43%)安の2698.29。出来高は概算で16億5345万株。東証プライムの値上がり銘柄数は600、値下がり銘柄数は997となった。東証グロース250指数は631.16ポイント(0.05ポイント安)。
[2024年11月20日]
株探ニュース
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