933円
三櫻工業のニュース
日経平均株価
始値 21910.89
高値 22161.39(11:03)
安値 21898.99(09:04)
大引け 22062.39(前日比 +184.50 、 +0.84% )
売買高 12億0168万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆3258億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反発、フシ目の2万2000円台を回復して引ける
2.前週末の米国株はトランプ大統領の記者会見で過度な不安後退
3.東京都が幅広い業種で休業要請解除したこともポジティブ材料
4.ヘッジファンドによる先物買い戻しも日経平均押し上げに寄与
5.過熱感警戒で後場伸び悩み、値下がり銘柄数が値上がり上回る
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比17ドルと小幅に続落した。米中対立への警戒から一時急落もトランプ米大統領の制裁措置には、中国との第一段階の貿易合意の撤回は無かったことから安心感が広がり、小幅安にとどまった。
週明けの東京市場では買い優勢の展開となり、日経平均株価はフシ目の2万2000円台を回復。一時上げ幅は280円強に達する場面もあった。
1日の東京市場は、買い優勢の展開が続き、日経平均は2月27日ザラ場以来となる2万2000円台を大引けで回復した。前週末の米国株市場では米中対立への警戒感は強いものの、トランプ米大統領が記者会見で、中国との貿易協議の合意の撤回や対中関税強化などに言及しなかったことが好感され、後半買い戻されNYダウは小幅安まで戻し、ナスダック総合指数は上昇した。このリスクオンの流れを東京市場も引き継ぐ格好となった。東京都が本日から幅広い業種で休業要請を解除したことも、経済活動再開に向けて市場心理を改善させた。海外ヘッジファンドによる先物買い戻しが原動力となり日経平均は、途中上げ足を加速する局面もあったが、後場はスピード警戒感からの売り圧力で上げ幅を縮小。東証1部の値上がり銘柄数を値下がり数が上回った。
個別では、ファーストリテイリング<9983>が大きく買われたほか、ソフトバンクグループ<9984>も堅調。東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>など半導体関連が高い。SMC<6273>が買いを集めたほか、日立製作所<6501>も上昇した。曙ブレーキ工業<7238>、アイロムグループ<2372>はストップ高となった。GMOクラウド<3788>も一時値幅制限いっぱいに買われた。ブイキューブ<3681>も活況高となった。
半面、武田薬品工業<4502>が冴えず、第一三共<4568>は大幅下落となった。東京海上ホールディングス<8766>、JR東日本<9020>なども軟調。ツカダ・グローバルホールディング<2418>が急落、三櫻工業<6584>、住友林業<1911>なども大きく値を下げた。AOI TYO Holdings<3975>、ジャムコ<7408>などの下げも目立った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、SBG <9984> 、東エレク <8035> 、アドテスト <6857> 、アステラス <4503> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約155円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は第一三共 <4568> 、塩野義 <4507> 、ファミマ <8028> 、大塚HD <4578> 、中外薬 <4519> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約41円。うち21円は第一三共1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は20業種。上昇率の上位5業種は(1)証券商品先物、(2)電気・ガス業、(3)情報・通信業、(4)金属製品、(5)その他製品。一方、下落率の上位5業種は(1)医薬品、(2)保険業、(3)ゴム製品、(4)銀行業、(5)鉱業。
■個別材料株
△フロンテオ <2158> [東証M]
中外薬 <4519> と創薬支援AIシステム利用のライセンス契約を締結。
△アイロムG <2372>
「新型コロナワクチンの非臨床試験を6月にも開始」との報道。
△シルバエッグ <3961> [東証M]
1-3月期経常は3倍増益で上期計画を大幅超過。
△ZUU <4387> [東証M]
今期経常は黒字浮上へ。
△ストリームM <4772> [JQG]
SMEJの吸収合併を発表。
△洋缶HD <5901>
アルコール飲料向けアルミ缶を増産へ。
△鉱研工業 <6297> [JQ]
20年3月期営業5割増益。
△ユニバーサル <6425> [JQ]
1-3月期経常は29億円の黒字に浮上。
△エンプラス <6961>
20万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△松屋R&D <7317> [東証M]
防護服の大口案件を受注。
▼ツカダGHD <2418>
中間配当予想を無配に修正。
▼ザイン <6769> [JQ]
第1四半期は営業赤字拡大。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ブレーキ <7238> 、(2)アイロムG <2372> 、(3)GMOクラウ <3788> 、(4)わかもと <4512> 、(5)システムサポ <4396> 、(6)トリケミカル <4369> 、(7)サムコ <6387> 、(8)アスクル <2678> 、(9)ブイキューブ <3681> 、(10)エンプラス <6961> 。
値下がり率上位10傑は(1)ツカダGHD <2418> 、(2)ランド <8918> 、(3)大東銀 <8563> 、(4)三城HD <7455> 、(5)レナウン <3606> 、(6)VTHD <7593> 、(7)東陽倉 <9306> 、(8)住友林 <1911> 、(9)三桜工 <6584> 、(10)マネパG <8732> 。
【大引け】
日経平均は前日比184.50円(0.84%)高の2万2062.39円。TOPIXは前日比5.08(0.32%)高の1568.75。出来高は概算で12億0168万株。東証1部の値上がり銘柄数は998、値下がり銘柄数は1094となった。日経ジャスダック平均は3432.33円(17.28円高)。
[2020年6月1日]
株探ニュース
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