210円
旅工房のニュース
日経平均株価
始値 26991.42
高値 27047.47(09:26)
安値 26832.65(11:17)
大引け 27001.52(前日比 +262.49 、 +0.98% )
売買高 10億9799万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆6714億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続伸、引け際買い直され2万7000円大台回復
2.前週末の米株市場は終盤急速な戻りで、NYダウはプラス圏着地
3.東京市場は朝方買い一巡後伸び悩むも、バイデン発言受け再浮上
4.バイデン米大統領は対中関税の引き下げに言及し、株式市場は好感
5.プライム市場全体の78%の銘柄が上昇する買い気の強い展開に
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比8ドル高と3日ぶりに反発した。景気後退懸念から一時600ドルを超す下落も引けにかけて買い戻しが入った。
週明けの東京市場では、リスク選好の地合いとなり、日経平均株価は買い一巡後は伸び悩んだものの、物色意欲は根強く2万7000円台を回復した。
23日の東京市場は、朝方から買い優勢の展開だった。前週末の米国株市場ではNYダウが一時600ドル強の下げをみせた後、終盤急浮上しわずかながらプラス圏で取引を終えた。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は安く引けたものの、下げは小幅にとどまった。これを受け、東京市場は空売りの買い戻しを絡め上値追いが継続した。寄り後早々に日経平均は2万7000円台に乗せたが、買い一巡後は伸び悩みいったん2万6000円台に押し戻された。しかし、終盤になってにわかに浮揚力が働き、再び大台に乗せて引けている。バイデン米大統領が共同記者会見で対中関税の引き下げについて言及したことが好感されたもよう。プライム市場全体の78%の銘柄が上昇する買い気の強い展開だった。
個別では、川崎汽船<9107>が大商いで上昇、日本郵船<9101>も高い。東京海上ホールディングス<8766>も買い人気が集中したほか、任天堂<7974>、キーエンス<6861>なども高い。オリエンタルランド<4661>も買いが優勢だった。スターティアホールディングス<3393>が値上がり率首位に買われたほか、ギフティ<4449>も大幅高。ラクーンホールディングス<3031>、デジタル・インフォメーション・テクノロジー<3916>なども値を飛ばした。マネーフォワード<3994>なども大きく水準を切り上げている。
半面、レーザーテック<6920>がマイナス圏で引けたほか、ソニーグループ<6758>も冴えない動き。三菱重工業<7011>も利食われた。ダブル・スコープ<6619>が大きく売られ、東邦チタニウム<5727>、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>の下げが目立つ。東ソー<4042>が値を下げたほか、日揮ホールディングス<1963>も売られた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、ファナック <6954>、エムスリー <2413>、東エレク <8035>、テルモ <4543>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約76円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はソニーG <6758>、クボタ <6326>、日揮HD <1963>、コマツ <6301>、セブン&アイ <3382>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約11円。
東証33業種のうち上昇は28業種。上昇率の上位5業種は(1)保険業、(2)海運業、(3)医薬品、(4)その他金融業、(5)証券商品先物。一方、下落率の上位5業種は(1)鉄鋼、(2)鉱業、(3)石油石炭製品、(4)機械、(5)空運業。
■個別材料株
△佐藤食品 <2814> [東証S]
自己株式の無償取得を発表。
△ミュチュアル <2773> [東証S]
マーキュリア系が1株1800円でTOB。
△ミタチ産業 <3321> [東証S]
5月期業績・配当予想を上方修正。
△ヘッドウォ <4011> [東証G]
「NVIDIA DX アクセラレーションプログラム」に参画。
△JTOWER <4485> [東証G]
都庁前駅でインフラシェアリングによる屋内5G電波環境を整備。
△ネツレン <5976> [東証P]
高水準の自社株買い実施を発表。
△旅工房 <6548> [東証G]
3月旅行取扱額が77%増で2ヵ月連続で前年を上回る。
△SOMPO <8630> [東証P]
増配による利回り水準上昇や自社株買いを評価。
△東京海上 <8766> [東証P]
堅調な業績推移に加えて増配や自社株買いも評価。
△レノバ <9519> [東証P]
岸田政権クリーンエネ戦略で思惑買い。
▼フロンテオ <2158> [東証G]
前期好調も今期は営業42%減益で減配も。
▼ヘリオス <4593> [東証G]
体性幹細胞再生医薬品の治験で一部評価目標達成できず。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)スタティアH <3393>、(2)ギフティ <4449>、(3)マーケットE <3135>、(4)ラクーンHD <3031>、(5)DIT <3916>、(6)SOMPO <8630>、(7)広済堂HD <7868>、(8)IRジャパン <6035>、(9)東京海上 <8766>、(10)マネフォ <3994>。
値下がり率上位10傑は(1)WSCOPE <6619>、(2)邦チタ <5727>、(3)日本通信 <9424>、(4)東ソー <4042>、(5)キャリインデ <6538>、(6)日揮HD <1963>、(7)大阪チタ <5726>、(8)芝浦 <6590>、(9)T&Gニーズ <4331>、(10)ワールド <3612>。
【大引け】
日経平均は前日比262.49円(0.98%)高の2万7001.52円。TOPIXは前日比17.20(0.92%)高の1894.57。出来高は概算で10億9799万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1430、値下がり銘柄数は352となった。東証マザーズ指数は674.82(17.53ポイント高)。
[2022年5月23日]
株探ニュース
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