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ワイエイシイホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 32760.51
高値 32836.27(11:00)
安値 32667.40(10:16)
大引け 32695.93(前日比 +110.82 、 +0.34% )
売買高 14億2575万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆5448億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続伸、円安追い風に上値指向
2.上値も重く、3万2800円台では戻り売り優勢に
3.日本時間今晩の米CPI発表控え様子見ムードも
4.個別は強弱拮抗、値下がり数が値上がり上回る
5.半導体関連が軒並み上昇、全体指数押し上げる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比54ドル高と続伸した。10月の消費者物価指数(CPI)の内容を見極めたいとの思惑から、積極的な売り買いは見送られた。
東京市場では、終始買い優勢の地合いで日経平均株価は続伸した。ただ、取引終盤は手仕舞い売りで上げ幅を縮小した。
14日の東京市場は、朝方からリスク選好の地合いで日経平均は一時250円あまりの上昇で3万2800円台まで水準を切り上げる場面もあった。前日の米国株市場ではNYダウが上値指向を続けたほか、外国為替市場では1ドル=151円台後半まで円安が進み、これを背景に市場のセンチメントが強気に傾いた。特に半導体関連株への買いが目立ち日経平均を押し上げる形に。ただ、日経平均3万2800円台では戻り売り圧力も強く、日本時間今晩に10月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えており、この内容を見極めたいとの思惑も手伝って買い一巡後は持ち高調整の売りが上値を押さえる格好となった。なお、個別株ではプライム市場の値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回っている。全体売買代金は3兆5000億円台で10月27日以来の低い水準にとどまった。
個別では、本日も群を抜く売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が上昇したほか、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>などの半導体製造装置関連が軒並み値を上げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが高く、資生堂<4911>も買いが優勢だった。ベネッセホールディングス<9783>も上昇した。日本マイクロニクス<6871>、タツモ<6266>がストップ高に買われ、ワイエイシイホールディングス<6298>も大幅高となるなど半導体中小型株の物色人気が際立った。
半面、ソフトバンクグループ<9984>が軟調、メルカリ<4385>も値を下げた。ヤクルト本社<2267>が下落、ダイキン工業<6367>も冴えない。味の素<2802>も売りに押された。メドピア<6095>が急落、LIFULL<2120>、オプトラン<6235>なども大幅安。円谷フィールズホールディングス<2767>、博報堂DYホールディングス<2433>なども安い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、ファストリ <9983>、レーザーテク <6920>、ホンダ <7267>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約137円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はセコム <9735>、リクルート <6098>、SBG <9984>、日産化 <4021>、ダイキン <6367>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約37円。
東証33業種のうち上昇は23業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)石油石炭製品、(3)非鉄金属、(4)銀行業、(5)輸送用機器。一方、下落率の上位5業種は(1)サービス業、(2)倉庫運輸関連、(3)不動産業、(4)医薬品、(5)証券商品先物。
■個別材料株
△大成温調 <1904> [東証S]
今期経常を一転30%増益に上方修正、配当も42円増額。
△DMP <3652> [東証G]
今期経常を60%上方修正。
△FFRI <3692> [東証G]
今3月期営業益増額修正で一転大幅増益に。
△大村紙業 <3953> [東証S]
24年3月期配当予想を20円増額へ。
△シンクロ <3963> [東証P]
上期経常は16%増益で着地、今期配当を10円に修正。
△タツモ <6266> [東証P]
1-9月期営業益74%増。
△グリーンズ <6547> [東証S]
第1四半期営業利益2.3倍。
△セリオ <6567> [東証G]
センコーHD <9069> [東証P]がTOB実施し完全子会社化へ。
△エスケーエレ <6677> [東証S]
今期経常は4%増益、前期配当を18円増額・今期は5円増配へ。
△日本マイクロ <6871> [東証P]
23年12月期業績及び配当予想を上方修正。
▼サニーサイド <2180> [東証P]
7-9月期(1Q)経常は29%減益で着地。
▼メドピア <6095> [東証P]
24年9月期一転営業減益へ。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)日本マイクロ <6871>、(2)タツモ <6266>、(3)シンクロ <3963>、(4)JBR <2453>、(5)ファインデ <3649>、(6)ワイエイシイ <6298>、(7)堀場製 <6856>、(8)LINK&M <2170>、(9)森六 <4249>、(10)ベネッセHD <9783>。
値下がり率上位10傑は(1)メドピア <6095>、(2)LIFULL <2120>、(3)クロスマーケ <3675>、(4)オプトラン <6235>、(5)円谷フィHD <2767>、(6)恵和 <4251>、(7)博報堂DY <2433>、(8)ダイヤHD <6699>、(9)オープンドア <3926>、(10)Lドリンク <2585>。
【大引け】
日経平均は前日比110.82円(0.34%)高の3万2695.93円。TOPIXは前日比8.67(0.37%)高の2345.29。出来高は概算で14億2575万株。東証プライムの値上がり銘柄数は782、値下がり銘柄数は821となった。東証グロース250指数は672.37ポイント(5.69ポイント安)。
[2023年11月14日]
株探ニュース
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