980円
カワタのニュース
日経平均株価
始値 20327.87
高値 20438.03(10:48)
安値 20305.74(09:02)
大引け 20410.88(前日比 -190.31 、 -0.92% )
売買高 12億2894万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆1136億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は4日続落、米国株安と円高を背景にリスク回避の売り続く
2.米中摩擦解決の糸口見えず、メキシコへの追加関税発表で状況は更に悪化
3.1ドル108円10銭台まで円が買われ、主力株中心に買い手控え感募る
4.ヘッジファンド筋の先物売り観測、後場は日銀ETF買い思惑で下げ渋る
5.値下がり銘柄数は全体の8割超、売買代金首位のソフトバンクGが大幅安
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは354ドル安と急反落した。トランプ米政権が、メキシコ製品に対して追加関税を課すことを発表したことで、貿易摩擦激化への警戒感が高まり売りが優勢となった。。
名実ともに6月相場入りとなった東京市場では、前週末の米株安や円高を受け下値模索の動き。日経平均株価は2万0300円近辺まで下落する場面があった。
3日の東京市場は、リスク回避ムードが続くなか、下値模索の動きを一段と強める展開。米中貿易摩擦問題に解決の糸口が見えないなか、トランプ米大統領がメキシコからの全輸入品に対する追加関税引き上げを発表するなど、米国を震源地とする通商摩擦問題への警戒感が依然として強い。前週末の米国株市場ではNYダウが急反落となったほか、外国為替市場でもリスクオフの円買いが加速し、1ドル=108円10銭台まで円高が進行、これが主力株をはじめ広範囲に買いを手控えさせる背景となっている。海外ヘッジファンド筋による先物売りも顕著で全体相場の押し下げ要因となった。後場は日銀のETF買いの思惑や目先空売り筋の買い戻しで後半下げ渋る動きとなったが、値下がり銘柄数は全体の8割以上を占めるなど終始売り圧力の強い地合いだった。
個別では、売買代金トップのソフトバンクグループ<9984>が大幅安となったほか、キーエンス<6861>の下げも目立つ。ファナック<6954>、村田製作所<6981>などが売られ、コマツ<6301>、安川電機<6506>なども軟調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも冴えない。ネオス<3627>、イーブックイニシアティブジャパン<3658>が大幅安、アイスタイル<3660>、クレディセゾン<8253>などの下げも目立つ。
半面、ファーストリテイリング<9983>が底堅く、NTT<9432>もしっかり。第一三共<4568>が買いを集めた。ココカラファイン<3098>がストップ高、コロプラ<3668>も一時値幅制限いっぱいに買われる人気となった。オプティム<3694>、スマートバリュー<9417>が値を飛ばし、ぐるなび<2440>も物色人気。スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>も高い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、第一三共 <4568> 、オリンパス <7733> 、リクルート <6098> 、キッコマン <2801> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約29円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はSBG <9984> 、ファナック <6954> 、東エレク <8035> 、ユニファミマ <8028> 、ダイキン <6367> 。押し下げ効果は約120円。うち70円はSBG1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は6業種。上昇率の上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)陸運業、(3)不動産業、(4)ゴム製品、(5)空運業。一方、下落率の上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)証券商品先物、(3)ガラス土石製品、(4)水産・農林業、(5)海運業。
■個別材料株
△北の達人 <2930>
「カイテキオリゴ」が「機能性表示食品」として受理。
△トレファク <3093>
アマゾン上でファッション専門宅配買取サービス提供へ。
△ココカラF <3098>
スギHD <7649> と経営統合に向けた検討を開始。
△テンポイノベ <3484>
株主優待制度を導入へ。
△コロプラ <3668>
「ドラゴンクエストウォーク」共同開発で。
△ガーラ <4777> [JQ]
VRプラットフォーム事業の韓国企業と業務提携契約を締結。
△ハナツアーJ <6561> [東証M]
日経新聞の「好調中堅企業の素顔」で紹介。
△SGHD <9143>
デリバリー事業の4月取扱個数7%増。
△スマバ <9417>
「Gaas」が全国展開へ。
△スクエニHD <9684>
「ドラクエウォーク」を正式発表。
▼RSテクノ <3445>
金融庁による課徴金納付命令が決定。
▼日本一ソフト <3851> [JQ]
「魔界戦記ディスガイア RPG」の再開時期が今秋になる見通し。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ココカラF <3098> 、(2)トレファク <3093> 、(3)コロプラ <3668> 、(4)オプティム <3694> 、(5)ソウルド <6553> 、(6)スマバ <9417> 、(7)トピー <7231> 、(8)ぐるなび <2440> 、(9)大崎電 <6644> 、(10)スクエニHD <9684> 。
値下がり率上位10傑は(1)ダブスタ <3925> 、(2)イーブック <3658> 、(3)ネオス <3627> 、(4)Jディスプレ <6740> 、(5)アステリア <3853> 、(6)アイドマMC <9466> 、(7)アイスタイル <3660> 、(8)トリケミカル <4369> 、(9)カワタ <6292> 、(10)山田コンサル <4792> 。
【大引け】
日経平均は前日比190.31円(0.92%)安の2万0410.88円。TOPIXは前日比13.32(0.88%)安の1498.96。出来高は概算で12億2894万株。東証1部の値上がり銘柄数は312、値下がり銘柄数は1782となった。日経ジャスダック平均は3294.43円(45.02円安)。
[2019年6月3日]
株探ニュース
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