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日精エー・エス・ビー機械のニュース
日経平均株価
始値 33276.81
高値 33337.84(09:02)
安値 33097.79(13:53)
大引け 33140.47(前日比 -535.47 、 -1.59% )
売買高 13億7002万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆4482億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日ぶり大幅反落、米株急落受けリスクオフ
2.直近2営業日で900円以上値を上げた反動で利食い加速
3.為替の円高も輸出ハイテクや自動車株などの逆風材料に
4.値下がり数1300超、全体の約8割の銘柄が下値探る展開
5.トヨタ売られるも、レーザーテクが圧倒的商いで逆行高
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比475ドル安と10日ぶりに反落した。前日までの9連騰を受け利益確定売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価はリスク回避の流れとなり、主力株をはじめ幅広く売りに押される展開となった。前日の米株安でセンチメントが悪化している。
21日の東京市場は、広範囲に売りが広がった。前日の米国株市場では取引終盤に値を崩し、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに10日ぶりに大幅反落となったことで、東京市場でも目先筋の利益確定の動きを誘発する格好に。日経平均は前日まで直近2営業日で900円以上水準を切り上げたこともあり、その反動が出た形だ。米長期金利が一段と低下していることはポジティブ材料ながら、外国為替市場では日米金利差縮小を背景に円買いの動きが活発化し、円高方向に振れたことが輸出ハイテク株や自動車株などを中心に売りを助長した。値下がり銘柄数は1300を上回りプライム市場全体の約8割を占めた。一方、売買代金は、海外投資家がクリスマス休暇で積極参戦していないこともあって3兆4000億円台にとどまり、今週に入って最も低水準だった。
個別では、トヨタ自動車<7203>が売られたほか、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>など半導体主力株が安い。ファーストリテイリング<9983>も大きく値を下げている。ソフトバンクグループ<9984>が冴えず、三菱商事<8058>も軟調。また、東洋建設<1890>が急落。アクシージア<4936>、セルソース<4880>なども大幅安に売られた。市光工業<7244>、霞ヶ関キャピタル<3498>などの下げも目立つ。
半面、本日も群を抜く売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が逆行高となり、川崎汽船<9107>も高水準の売買代金で大きく上値を伸ばした。このほか、商船三井<9104>、日本郵船<9101>など海運株は軒並み高。野村マイクロ・サイエンス<6254>が物色人気。スズキ<7269>が買いを集め、資生堂<4911>も買いが優勢だった。アカツキ<3932>がストップ高となったほか、ギフトホールディングス<9279>も値を飛ばした。東邦ガス<9533>も上値を追った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はスズキ <7269>、資生堂 <4911>、レーザーテク <6920>、川崎汽 <9107>、ブリヂストン <5108>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約14円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、アドテスト <6857>、テルモ <4543>、トヨタ <7203>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約272円。うち146円はファストリ1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は海運業、陸運業の2業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)ゴム製品、(2)空運業、(3)倉庫運輸関連、(4)情報・通信業、(5)水産・農林業。一方、下落率の大きかった5業種は(1)輸送用機器、(2)精密機器、(3)その他金融業、(4)証券商品先物、(5)石油石炭製品。
■個別材料株
△ITbook <1447> [東証G]
AI活用の地盤改良工事関連の特許取得を材料視。
△佐藤渡辺 <1807> [東証S]
創業100周年記念配当の実施を材料視。
△八洲電機 <3153> [東証P]
プラント事業好調で今期利益・配当予想を引き上げ。
△グラン <3261> [東証G]
子会社の合理化や経費削減で今期業績・配当予想を上方修正。
△パルマ <3461> [東証G]
日本郵政 <6178> とセルフストレージ事業で業務連携。
△アカツキ <3932> [東証P]
ソニーG <6758> ・コーテクHD <3635> と資本・業務提携。
△テクノロジー <5248> [東証G]
子会社が太陽光設備に関する大型案件を受注。
△全保連 <5845> [東証S]
配当予想5円増額で配当性向の目安40%程度に引き上げ。
△スリーエフ <7544> [東証S]
高温・雨影響軽微で今期業績予想を上方修正。
△ギフトHD <9279> [東証P]
みずほ証券が新規に買い推奨。
▼東洋建 <1890> [東証P]
YFOのTOB提案取り下げで見切り売り。
▼ヴィアHD <7918> [東証S]
新株予約権の発行で潜在的な希薄化を懸念。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)アカツキ <3932>、(2)ギフトHD <9279>、(3)邦ガス <9533>、(4)タムロン <7740>、(5)川崎汽 <9107>、(6)八洲電機 <3153>、(7)日シス技術 <4323>、(8)CRE <3458>、(9)太平電 <1968>、(10)MSOL <7033>。
値下がり率上位10傑は(1)東洋建 <1890>、(2)アクシージア <4936>、(3)SBテク <4726>、(4)セルソース <4880>、(5)JSB <3480>、(6)ASB機械 <6284>、(7)リズム <7769>、(8)市光工 <7244>、(9)霞ヶ関C <3498>、(10)TOPPAN <7911>。
【大引け】
日経平均は前日比535.47円(1.59%)安の3万3140.47円。TOPIXは前日比23.40(1.00%)安の2325.98。出来高は概算で13億7002万株。東証プライムの値上がり銘柄数は293、値下がり銘柄数は1316となった。東証グロース250指数は680.12ポイント(8.05ポイント安)。
[2023年12月21日]
株探ニュース
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