477円
土木管理総合試験所のニュース
日経平均株価
始値 29605.69
高値 29897.11(12:35)
安値 29573.79(09:06)
大引け 29751.61(前日比 +212.88 、 +0.72% )
売買高 10億1661万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆3028億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反発、米株軟調もリバウンド狙いの買いが優勢に
2.景気回復期待と堅調なアジア株を横目に上昇も、後場は伸び悩む
3.ワクチン普及期待が強気を支えるも決算発表本格化控え上値重い
4.国内の新型コロナウイルス感染者数の増加などに警戒ムード漂う
5.ファストリが3400円強の上昇をみせ日経平均押し上げに寄与
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比55ドル安と4日ぶりに反落した。前営業日に最高値を更新していたことや主要企業の決算発表の本格化を控え、利益確定売りが優勢となった。
東京市場ではリバウンド狙いの買いが優勢となり、日経平均株価は寄り後も一貫して上値を切り上げたが、後場は買いの勢いが衰え伸び悩む展開となった。
13日の東京市場は、日経平均が終始プラス圏で推移。前日の米国株市場でNYダウなど主要株指数が揃って軟調だったことからリスク選好とはなりにくい環境だったが、東京市場では前日に230円弱下げていたこともあり、これ以上下値を売り込む理由も見当たらないなか、値ごろ感からの買いが優勢となった。米国をはじめワクチン普及を背景とした景気回復期待が市場の強気マインドを支えている。アジア株が総じて堅調な推移をみせていたことも、買い安心感につながった。しかし、企業の決算発表本格化を前に、積極的に上値を買い進む動きも限定的だった。後場に入ると上値が重いとみた短期筋の売りが全体の地合いを悪くし、国内の新型コロナウイルス感染者数増加にも警戒ムードが漂った。結局、日経平均は上げ幅を縮小して取引を終えたが、日足陽線は確保した。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が売買代金トップで株価もしっかり、ファーストリテイリング<9983>は3400円あまりの上昇をみせた。任天堂<7974>が買い優勢だったほか、トヨタ自動車<7203>も堅調。日立製作所<6501>、東芝<6502>も上昇した。ナルミヤ・インターナショナル<9275>、ライク<2462>が急伸、タマホーム<1419>、イー・ガーディアン<6050>が値を飛ばし、ローツェ<6323>も大幅高。gumi<3903>も物色人気となった。
半面、レーザーテック<6920>が利益確定売りに押され、村田製作所<6981>、TDK<6762>なども値を下げた。日本電産<6594>も冴えない。日本通信<9424>が大幅安となったほか、キャリアリンク<6070>も大きく売られた。アズビル<6845>、日本ケミコン<6997>の下げも目立つ。このほか、セラク<6199>、エア・ウォーター<4088>なども下落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、SBG <9984> 、エムスリー <2413> 、資生堂 <4911> 、テルモ <4543> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約172円。うち123円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はTDK <6762> 、太陽誘電 <6976> 、信越化 <4063> 、キヤノン <7751> 、アサヒ <2502> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約28円。うち17円はTDK1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は20業種。上昇率の上位5業種は(1)鉄鋼、(2)証券商品先物、(3)ガラス土石製品、(4)小売業、(5)保険業。一方、下落率の上位5業種は(1)空運業、(2)電気・ガス業、(3)陸運業、(4)鉱業、(5)海運業。
■個別材料株
△タマホーム <1419>
第3四半期営業益は9%増で配当計画を上方修正。
△ライク <2462>
21年5月期業績予想を上方修正。
△ディディエス <3782> [東証M]
米クアルコム・テクノロジーズとISV契約締結。
△環境管理 <4657> [JQ]
放射能測定業務で思惑内包し急速人気化。
△AGC <5201>
今12月期業績予想大幅増額で営業益は前期比倍増。
△ローツェ <6323>
22年2月期は営業利益10%増で15円増配見込む。
△前沢工業 <6489>
政策ニーズ取り込み今5月期第3四半期営業利益が3.6倍に。
△QDレーザ <6613> [東証M]
SMBC日興証券が新規「1」でカバレッジ開始。
△高島屋 <8233>
今期営業損益130億円の黒字転換見込む。
△ナルミヤ <9275>
構造改革などで22年2月期営業益予想66%増。
▼ANAP <3189> [JQ]
21年8月期業績予想を一転営業赤字に下方修正し無配転落。
▼エヌピーシー <6255>
21年8月期営業利益予想を上方修正も材料出尽くし。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ナルミヤ <9275> 、(2)ライク <2462> 、(3)タマホーム <1419> 、(4)TSIHD <3608> 、(5)イーガーディ <6050> 、(6)土木管理 <6171> 、(7)アレンザHD <3546> 、(8)ローツェ <6323> 、(9)gumi <3903> 、(10)ジャフコG <8595> 。
値下がり率上位10傑は(1)日本通信 <9424> 、(2)ワタベ <4696> 、(3)キャリアL <6070> 、(4)デザインワン <6048> 、(5)アズビル <6845> 、(6)日ケミコン <6997> 、(7)シード <7743> 、(8)セラク <6199> 、(9)グロバルLM <3486> 、(10)アグロカネシ <4955> 。
【大引け】
日経平均は前日比212.88円(0.72%)高の2万9751.61円。TOPIXは前日比3.96(0.20%)高の1958.55。出来高は概算で10億1661万株。東証1部の値上がり銘柄数は1110、値下がり銘柄数は975となった。日経ジャスダック平均は3945.65円(3.71円高)。
[2021年4月13日]
株探ニュース
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