719円
エンバイオ・ホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 27193.10
高値 27541.63(13:58)
安値 27193.10(09:00)
大引け 27494.24(前日比 +480.99 、 +1.78% )
売買高 9億4416万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆3103億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は急反騰、一時500円を超える上昇で2万7000円台半ばに浮上
2.前週末の米株高を受け買い優勢で始まり、その後も先物主導で次第高に
3.新型コロナや政局への不安も、空売りの買い戻し原動力に上げ足衰えず
4.取引時間中は中国、香港、台湾などアジア株が上昇し強気心理を後押し
5.「海運」を筆頭に33業種全面高となり、個別も全体の88%の銘柄が上昇
■東京市場概況
前週末の米国市場ではNYダウは前日比225ドル高と4日ぶりに反発した。FRBによるテーパリング(量的緩和縮小)を巡る懸念が後退したことを受け、ハイテク株を中心に買いが優勢となった。
週明けの東京市場では、リスクオフの巻き戻しで日経平均株価が急反騰、一時500円超の上昇をみせる場面もあった。
23日の東京市場は、前週末の米国株市場でNYダウなど主要株指数が揃って上昇したことから主力株中心に広範囲に買い戻される展開に。寄り後一瞬伸び悩む場面もあったが、その後は先物主導で次第高、後場も高値圏で売り物をこなし、日経平均は2万7000円台半ばまで上値を伸ばした。新型コロナへの警戒感や政局不安も棚上げ状態となり、空売り筋のショートカバーが指数を押し上げる格好となった。取引時間中は中国・上海総合指数や香港ハンセン指数、台湾加権指数などが上昇し、市場のセンチメントを強気に傾けた。前週末売り込まれたトヨタが大きく切り返したことも自動車株中心に全体のムードを盛り上げた。業種別では33業種全面高で特に海運株の上げ足が目立つ。東証1部の個別銘柄は全体の88%の銘柄が上昇した。ただ、売買代金は2兆3000億円強にとどまり、市場参加者が限定的であったことを物語る。
個別では、売買代金で断トツとなった日本郵船<9101>が大幅高となったほか、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>など海運大手が揃って人気化した。トヨタ自動車<7203>も大きく切り返し、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置株も高い。キーエンス<6861>が3000円近い上昇を示し、デンソー<6902>も買いを集めた。東邦アセチレン<4093>、ダブルスタンダード<3925>がストップ高、古河電池<6937>も値を飛ばした。
半面、ソフトバンクグループ<9984>は売り買い交錯もマイナス圏で引けた。東洋エンジニアリング<6330>が下落したほか、富士急行<9010>も売りに押された。神戸製鋼所<5406>も安い。大成建設<1801>も軟調だった。このほか、グレイステクノロジー<6541>、エフオン<9514>なども値を下げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、ダイキン <6367> 、ファストリ <9983> 、リクルート <6098> 、ファナック <6954> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約149円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、エーザイ <4523> 、大成建 <1801> 、味の素 <2802> 、楽天グループ <4755> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約16円。うち14円はSBG1銘柄によるもの。
東証33業種のうち32業種が上昇し、下落は鉱業のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)海運業、(2)輸送用機器、(3)電気機器、(4)機械、(5)倉庫運輸関連。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)銀行業、(2)鉄鋼、(3)建設業、(4)パルプ・紙、(5)空運業。
■個別材料株
△ウエストHD <1407> [JQ]
再生エネ導入に最大75%補助と報じられ思惑働く。
△クロスマーケ <3675>
好業績背景に物色人気化。
△ソルクシーズ <4284>
1→2の株式分割と記念配実施を発表。
△フューチャー <4722>
DX案件好調で業績成長トレンド際立つ。
△エンバイオH <6092> [東証M]
CREとグリーン電力供給手掛ける新会社設立へ。
△マルマエ <6264>
21年8月期期末配当予想を増額修正。
△キーエンス <6861>
大和証券が投資判断を「3→2」へ格上げ。
△シックHD <7365> [東証M]
14万3000株を上限とする自社株買いを実施。
△スター精 <7718>
100万株を上限とする自社株買いと自社株消却。
△アイネス <9742>
岩井コスモ証券が新規「A」でカバレッジ開始。
▼IRジャパン <6035>
SMBC信託銀行と提携発表も事前報道で織り込み済み。
▼富士急 <9010>
「ド・ドドンパ」で4件の負傷報告。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)アセチレン <4093> 、(2)ダブスタ <3925> 、(3)フロンティM <7038> 、(4)古河池 <6937> 、(5)三谷セキ <5273> 、(6)マネフォ <3994> 、(7)双信電機 <6938> 、(8)東都水 <8038> 、(9)宮越HD <6620> 、(10)ギークス <7060> 。
値下がり率上位10傑は(1)橋本総業HD <7570> 、(2)東洋エンジ <6330> 、(3)キムラタン <8107> 、(4)船場 <6540> 、(5)アゴーラHG <9704> 、(6)富士急 <9010> 、(7)オルバヘルス <2689> 、(8)Sサイエンス <5721> 、(9)SMK <6798> 、(10)ヒマラヤ <7514> 。
【大引け】
日経平均は前日比480.99円(1.78%)高の2万7494.24円。TOPIXは前日比34.46(1.83%)高の1915.14。出来高は概算で9億4416万株。東証1部の値上がり銘柄数は1939、値下がり銘柄数は201となった。日経ジャスダック平均は3869.76円(28.32円高)。
[2021年8月23日]
株探ニュース
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