648円
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズのニュース
日経平均株価
始値 21228.51
高値 21267.25(09:01)
安値 21149.42(10:15)
大引け 21205.81(前日比 +172.05 、 +0.82% )
売買高 11億7475万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆0390億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日ぶり反発、米株高・アジア株上昇・円安などを背景にリスク選好
2.米中閣僚級会議の進展観測が支援材料、上海株の上昇で市場心理が改善
3.寄り直後にこの日の高値を形成、その後は高値圏推移も上値の重さ意識
4.全体売買代金は低調で3月期末特有のドレッシング買い効果も見られず
5.第一三共が大引けストップ高で買い物を残す人気、住石HDも活況高に
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは91ドル高と反発した。米中通商協議の進展期待が膨らみ、資本財やIT関連株が買われた。
東京市場では、朝方から買い優勢の展開で日経平均株価は切り返しに転じた。米株高や円安、アジア株の上昇などが支援材料となりリスクを取る動きが再燃した。
29日の東京市場は終始買い優勢の展開となった。米中閣僚級会議で貿易交渉が進展しているとの観測が好感され、前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数など主要指数が上昇、さらに外国為替市場ではドルが買われ1ドル=110円90銭前後まで円安に振れたことなどが市場心理を強気に傾けた。また、中国・上海株をはじめアジア株市場が総じて強い動きを示したこともポジティブ材料となった。もっとも、寄り後は高値圏で売りを吸収したとはいえ上値も重く、日経平均は寄り直後に本日の高値をつけている。東証1部の売買代金はかろうじて2兆円台にのせたものの盛り上がらず、期待された3月期末特有のドレッシング買いも反映されなかった。値上がり銘柄数も全体の56%にとどまった。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が堅調、楽天<4755>、NTT<9432>も強い動き。第一三共<4568>はストップ高で買い物を残した。ファナック<6954>、安川電機<6506>が買われ、ダイキン工業<6367>も大きく上昇した。住石ホールディングス<1514>が高水準の商いをこなし値上がり率トップに買われ、システムインテグレータ<3826>、ワイヤレスゲート<9419>も物色人気となった。スカラ<4845>、JAC Recruitment<2124>も高い。
半面、任天堂<7974>、キーエンス<6861>が軟調、ファーストリテイリング<9983>も冴えない。SUBARU<7270>も売りに押された。ワタベウェディング<4696>が大きく値を下げ、バリューコマース<2491>、前田工繊<7821>も急落。ジャパンベストレスキューシステム<2453>、アイモバイル<6535>が下落、ストライク<6196>も下値を探った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は第一三共 <4568> 、SBG <9984> 、ダイキン <6367> 、KDDI <9433> 、ファナック <6954> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約75円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、SUBARU <7270> 、コナミHD <9766> 、武田 <4502> 、スズキ <7269> 。押し下げ効果は約19円。うち11円はファストリ1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は28業種。上昇率の上位5業種は(1)医薬品、(2)食料品、(3)倉庫運輸関連、(4)海運業、(5)情報・通信業。一方、下落は5業種のみで下落率の上位から(1)電気・ガス業、(2)石油石炭製品、(3)銀行業、(4)輸送用機器、(5)不動産業。
■個別材料株
△住石HD <1514>
豪州出資先炭鉱から配当金を受領。
△ハピネス&D <3174> [JQ]
優待商品(ネックレス)を追加贈呈。
△ソルクシーズ <4284>
第1四半期業績に新株予約権戻入益329万円を計上へ。
△医学生物 <4557> [JQ]
今期経常を2.5倍上方修正。
△第一三共 <4568>
DS-8201に関しアストラゼネカとグローバル開発及び販売で提携。
△菱友システム <4685> [JQ]
今期経常を22%上方修正・11期ぶり最高益更新へ。
△HMT <6090> [東証M]
共同研究チームが多様なメタボロームを包括的に解明。
△ネットマーケ <6175> [東証2]
東証1部に指定。
△イマジカG <6879>
メディアローカラーゼーション会社を持ち分法適用会社化。
△トランザク <7818>
上期経常を16%上方修正。
▼夢の街創造 <2484> [JQ]
今期経常を一転赤字に下方修正。
▼ゲームウィズ <6552> [東証M]
6-2月期(3Q累計)経常が33%減益で着地・12-2月期も62%減益。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)住石HD <1514> 、(2)アクセル <6730> 、(3)第一三共 <4568> 、(4)イマジカG <6879> 、(5)ワイヤレスG <9419> 、(6)SI <3826> 、(7)ソネットMN <6185> 、(8)スカラ <4845> 、(9)ミライアル <4238> 、(10)ジェイエイシ <2124> 。
値下がり率上位10傑は(1)ワタベ <4696> 、(2)東京機 <6335> 、(3)Vコマース <2491> 、(4)前田工繊 <7821> 、(5)JBR <2453> 、(6)椿本興 <8052> 、(7)光村印 <7916> 、(8)長野銀 <8521> 、(9)アイモバイル <6535> 、(10)双信電機 <6938> 。
【大引け】
日経平均は前日比172.05円(0.82%)高の2万1205.81円。TOPIXは前日比8.79(0.56%)高の1591.64。出来高は概算で11億7475万株。東証1部の値上がり銘柄数は1199、値下がり銘柄数は857となった。日経ジャスダック平均は3444.19円(10.97円高)。
[2019年3月29日]
株探ニュース
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