1,768円
エクストリームのニュース
日経平均株価
始値 21766.50
高値 21805.02(09:01)
安値 21307.72(13:53)
大引け 21501.62(前日比 -417.71 、 -1.91% )
売買高 15億1021万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆7165億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅安で3日続落、一時600円超の下落となる場面も
2.ファーウェイCFO逮捕の報道で米中貿易摩擦問題への警戒ムード再燃
3.北朝鮮を巡る地政学リスクや為替の円高進行、アジア株軒並み安も嫌気
4.海外ヘッジファンドの先物売りで下げ加速、終盤は買い戻しで下げ渋る
5.米中摩擦による中国経済への懸念で電機・精密・機械株などに売り圧力
■東京市場概況
前日の米国市場は、ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領死去にともなう国民追悼の日で休場。
東京市場では、米中貿易摩擦問題への警戒や為替の円高進行で、日経平均株価は大幅に3日続落。一時600円超の下落となる場面もあったが引けにかけて空売り筋の買い戻しで下げ幅を縮小した。
6日の東京市場は、前日の米国株市場は休場だったがリスク回避ムードは拭えず、下値を探る展開が続いた。朝方に中国通信機器トップメーカーのファーウェイのCFO逮捕の報道が流れ、これが米中貿易摩擦への懸念を改めて想起させ、電子部品株をはじめ広範囲に売りが及んだ。また、北朝鮮を巡る地政学リスクも再燃、目先筋の見切り売りを誘った。取引時間中は中国や香港株などアジア株が軒並み安くなり、円高が進んだことも投資家の不安心理を増幅させる要因となった。業種別では電機・精密・機械などの下げがきつかった。海外ヘッジファンドの先物売りが先導する形で日経平均は一時600円超の下げをみせたが大引けにかけて空売り筋の買い戻しで下げ幅を縮小した。安値圏では高水準に売り買いが交錯し、東証1部の売買代金は2兆7000億円台に膨らんだ。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>、任天堂<7974>が売られ、村田製作所<6981>も大きく値を下げた。東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>など半導体関連が値を下げ、日本電産<6594>も安い。オプトラン<6235>が急落、アトラ<6029>も大きく利食われた。リンテック<7966>、フィックスターズ<3687>なども下値を探った。アンリツ<6754>、トリケミカル研究所<4369>なども下落した。
半面、ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>、ホシザキ<6465>が買い優勢。デジタル・インフォメーション・テクノロジー<3916>が値を飛ばし、ナイガイ<8013>も大きく上値を伸ばした。テイ・エス テック<7313>、TOKYO BASE<3415>なども上昇した。東海運<9380>が商いを伴い上値追い、Gunosy<6047>も高い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はユニファミマ <8028> 、ヤマハ <7951> 、セブン&アイ <3382> 、イオン <8267> 、クラレ <3405> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約23円。うち19円はユニファミマ1銘柄によるもの。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はソフトバンク <9984> 、東エレク <8035> 、エーザイ <4523> 、テルモ <4543> 、TDK <6762> 。押し下げ効果は約148円。
東証33業種のすべての業種が下落。下落率の小さかった上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)陸運業、(3)小売業、(4)不動産業、(5)倉庫運輸関連。一方、下落率の大きかった5業種は(1)電気機器、(2)医薬品、(3)精密機器、(4)機械、(5)証券商品先物。
■個別材料株
△秋川牧園 <1380> [JQ]
豚コレラ国内感染確認で短期資金の流入続く。
△キャンディル <1446> [東証M]
株主優待制度を新設。
△フルッタ <2586> [東証M]
初のアジア進出としてアサイーカフェ台湾を出店へ。
△JMC <5704> [東証M]
12月末を基準日とする1→2の株式分割を実施へ。
△エクストリム <6033> [東証M]
スマホアプリ「ラングリッサー」のライセンス許諾地域を追加。
△日本ビューホ <6097>
8-10月期(2Q)経常は3.6倍増益。
△TSテック <7313>
ジェフリーズ証券が投資判断を「バイ」に格上げ。
△Uアローズ <7606>
ウィメンズの新レーベルを19年春夏商品から投入。
△SHOEI <7839>
東海東京調査センターが目標株価を5700円に引き上げ。
△ギフト <9279> [東証M]
11月度の既存店売上高1.3%増で2ヵ月連続プラス。
▼マネフォ <3994> [東証M]
海外募集による公募増資を実施。
▼リンテック <7966>
SMBC日興証券が目標株価を2750円に引き下げ。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)DIT <3916> 、(2)中広 <2139> 、(3)ワタベ <4696> 、(4)一工薬 <4461> 、(5)SHOEI <7839> 、(6)ナイガイ <8013> 、(7)日本ビューホ <6097> 、(8)サンコール <5985> 、(9)TSテック <7313> 、(10)ホシザキ <6465> 。
値下がり率上位10傑は(1)オプトラン <6235> 、(2)鎌倉新書 <6184> 、(3)ランド <8918> 、(4)ヒトコム <3654> 、(5)アトラ <6029> 、(6)オプトHD <2389> 、(7)東洋エンジ <6330> 、(8)チヨダ <8185> 、(9)エラン <6099> 、(10)エスクロAJ <6093> 。
【大引け】
日経平均は前日比417.71円(1.91%)安の2万1501.62円。TOPIXは前日比29.89(1.82%)安の1610.60。出来高は概算で15億1021万株。東証1部の値上がり銘柄数は253、値下がり銘柄数は1828となった。日経ジャスダック平均は3555.18円(39.61円安)。
[2018年12月6日]
株探ニュース
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