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アドバネクスのニュース
日経平均株価
始値 16570.57
高値 17049.03(13:59)
安値 16480.95(10:00)
大引け 16887.78(前日比 +334.95 、 +2.02% )
売買高 26億9739万株 (東証1部概算)
売買代金 4兆0152億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日ぶり反発、一時1万7000円台回復場面も
2.増額された日銀のETF買いやGPIFの買いへの思惑で買い戻し誘う
3.ソフトバンクGがストップ高に買われ、日経平均押し上げに寄与
4.アジア株市場が軒並み売られるなか、日本株市場だけが強い展開
5.1万7000円台では戻り売りが厚く、TOPIXの上げは小幅
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比913ドル安と大幅反落した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ニューヨーク州などが外出禁止令を発動したことで経済停滞への懸念が強まった。
3連休明けの東京市場では買い優勢でスタートし、日経平均株価は途中マイナス圏に沈む場面もあったが、その後買い直され300円あまり上昇して引けた。
23日の東京市場は、海外ヘッジファンドなどの買い戻しが日経平均を押し上げる格好となった。日銀がETFの年間購入枠を12兆円に倍増させ、前週19日には1日当たりの買い入れ金額も約2000億円に拡大させたことで、下値に対する警戒感が緩和された。GPIFなど年金系資金の買いも観測されている。また、日経平均寄与度の高いソフトバンクGが急騰し、全体を押し上げる格好となった。欧米をはじめ新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、前週末20日にNYダウが900ドル強の下落と米国株市場では再びリスク回避の売りが加速した。きょうのアジア株市場も軒並み安の展開を強いられていたが、東京市場はそのなかで異彩の強さをみせた。もっとも日経平均が1万7000円台に乗せた場面では戻り売りを浴び押し戻されるなど上値も重く、TOPIXの上げは小幅にとどまった。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>がストップ高で買い物を残し、ファーストリテイリング<9983>も上昇した。任天堂<7974>、武田薬品工業<4502>なども買いが優勢だった。東京エレクトロン<8035>、ファナック<6954>も高い。ケネディクス<4321>が値上がり率トップに買われ、三井E&Sホールディングス<7003>はストップ高となった。インフォコム<4348>、大陽日酸<4091>が急伸、テーオーシー<8841>、横河電機<6841>などは値幅制限いっぱいに買われた。
半面、トヨタ自動車<7203>が安く、ソニー<6758>も冴えない。NTTドコモ<9437>が軟調、ソフトバンク<9434>も安い。花王<4452>が大幅安、ダイキン工業<6367>も値を下げた。栗田工業<6370>がストップ安、アルフレッサ ホールディングス<2784>、サインポスト<3996>なども一時値幅制限下限まで売り込まれた。ヤマダ電機<9831>も大幅下落となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、ファナック <6954> 、京セラ <6971> 、東エレク <8035> 、アドテスト <6857> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約209円。うち108円はSBG1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はテルモ <4543> 、ダイキン <6367> 、花王 <4452> 、セブン&アイ <3382> 、トヨタ <7203> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約90円。
東証33業種のうち上昇は26業種。上昇率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)保険業、(3)倉庫運輸関連、(4)医薬品、(5)石油石炭製品。一方、下落率の上位5業種は(1)空運業、(2)精密機器、(3)小売業、(4)輸送用機器、(5)化学。
■個別材料株
△アイロムG <2372>
新型コロナに関するワクチン開発に必要な文科省への申請が承認。
△BEENOS <3328>
7.7%を上限に自社株買いを実施。
△イマジニア <4644> [JQ]
今期経常を46%上方修正。
△SDエンター <4650> [JQ]
株主優待制度を一部変更。
△環境管理 <4657> [JQ]
日本へのマスク輸入を開始へ。
△日本鋳造 <5609> [東証2]
今期経常を67%上方修正。
△動物高度医療 <6039> [東証M]
4.11%を上限に自社株買いを実施。
△石井表記 <6336> [東証2]
今期経常は3倍増益へ。
△IDEC <6652>
9.57%を上限に自社株買いを実施。
△マーキュリア <7190>
5.0%を上限に自社株買いを実施。
▼オイシックス <3182> [東証M]
公募増資と売り出しを実施。
▼グッドスピー <7676> [東証M]
上期業績予想を一転減益へ下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ケネディクス <4321> 、(2)三井E&S <7003> 、(3)インフォコム <4348> 、(4)日シス技術 <4323> 、(5)アドバネクス <5998> 、(6)泉州電 <9824> 、(7)ゼンリン <9474> 、(8)大陽日酸 <4091> 、(9)SBG <9984> 、(10)テーオーシー <8841> 。
値下がり率上位10傑は(1)アルフレッサ <2784> 、(2)栗田工 <6370> 、(3)サインポスト <3996> 、(4)ペプドリ <4587> 、(5)アイカ <4206> 、(6)ヤマダ電 <9831> 、(7)NESIC <1973> 、(8)PALTAC <8283> 、(9)オービック <4684> 、(10)Jフロント <3086> 。
【大引け】
日経平均は前日比334.95円(2.02%)高の1万6887.78円。TOPIXは前日比8.79(0.68%)高の1292.01。出来高は概算で26億9739万株。東証1部の値上がり銘柄数は1613、値下がり銘柄数は527となった。日経ジャスダック平均は2793.30円(8.47円高)。
[2020年3月23日]
株探ニュース
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