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リンナイのニュース
20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:個別に材料のある銘柄へは冷静に資金が向かう可能性
■キヤノン、21/12上方修正 営業利益2830億円←1980億円
■前場の注目材料:リンナイ、26年めど愛知に新拠点、脱炭素向け開発加速
■個別に材料のある銘柄へは冷静に資金が向かう可能性
20日の日本株市場は売り優勢の相場展開になろう。19日の米国市場ではNYダウが725ドル安と大幅に下落。世界の新型コロナ流行再燃で、経済回復が損なわれるとの懸念が強まった。また、石油輸出国機構(OPEC)プラスが週末の会合において減産縮小で合意し、原油価格が下落したことも重しとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比335円安の27265円。円相場は1ドル109円50銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から売り先行で始まることになり、5月安値を割り込むとともに200日線を明確に割り込んでくることになるため、弱気ムードが強まりやすいだろう。ヘッジ対応で指数インパクトの大きい値がさ株などが日経平均を下押しする格好から、オーバーシュート気味に下げてくる可能性は警戒しておきたいところか。また、米国では景気敏感株を中心に売りが膨らんでいた流れから、TOPIX型の売りが警戒されやすい。
市場参加者が限られていることもあり、売り一巡後は下げ渋る動きからリバウンドも意識されてくる可能性はあるものの、日本では連休を控えていることから積極的には押し目買いを入れづらく、反対に外部環境の悪化からポジションを圧縮させてくる動きに向かいやすいだろう。そのため、押し目買いよりも戻り売り姿勢が強まりやすいところである。そのほか、VIX指数は一時25を超える場面も見られており、リスクオフ姿勢に向かわせやすい。
なお、米国では景気敏感株への売りが目立つ一方で、ハイテクの一角が買われており、SOX指数は小幅に上昇している。NT倍率の低下傾向が続いていたこともあり、リバランスの流れからハイテク株への押し目を拾う動きが見られる可能性はありそうだ。その他、昨夕に業績予想の上方修正を発表したキヤノン<7751>はADRで強い値動きを見せていることもあり、個別に材料のある銘柄へは冷静に資金が向かう可能性がある。そのため、個別の材料株への短期的な値幅取り狙いの動きが中心になりそうだ。
■キヤノン、21/12上方修正 営業利益2830億円←1980億円
キヤノン<7751>は2021年12月期業績予想の修正を発表。売上高は3兆5000億円から3兆6000億円、営業利益を1980億円から2830億円に上方修正した。インクジェットプリンターの販売が順調に伸びている。また、コロナ禍で行動等が制限される中でも、カメラへの関心・需要が高まっており、フルサイズミラーレスカメラ及び交換レンズなどの好調な販売が継続。メディカルや半導体露光装置なども好調な市況を捉えて売上を伸ばしている。
■前場の注目材料
・SOX指数は上昇(3147.51、+2.07)
・米長期金利は低下
・海外コロナワクチン接種の進展
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・リンナイ<5947>26年めど愛知に新拠点、脱炭素向け開発加速
・パナソニック<6752>3000人体制、サプライチェーン課題解決
・GSユアサ<6674>4行と70億円の融資契約、CO2削減で金利優遇
・コニカミノルタ<4902>辰野工場、来月上旬再稼働
・トヨタ<7203>「アクア」、新電池で出力倍、10年ぶり刷新
・楽天グループ<4755>本田技研と自動配送ロボ走行実証、交換式電池採用
・椿本チエイン<6371>直流給電システム対応の充放電装置
・ホンダ<7267>パワープロダクツの中国累計生産1500万台を突破
・川重<7012>熱と電気の供給最適化、明石でシステム実証
・クボタ<6326>ハウス栽培を自動化、アスパラで実証
・日本精工<6471>軸受開発を高度化、「デジタルツイン」活用
・NEC<6701>企業スポーツ改革、ラグビ—・バレー、地域連携でビジネス化
・シャープ<6753>米粒より小型な近接センサー量産、ウエアラブル機器向け
・KDDI<9433>高精度測位で米社と提携、自動運転・ドローン向け
・パナソニック<6752>和歌山県橋本市と廃棄物処理システム「スマートゴミ箱」開発
・富士電機<6504>PayPay自販機を開発、キャッシュレス普及対応
・ダイセル<4202>SiV蛍光ナノダイヤ生成に成功、1ケタナノサイズ
・住友化学<4005>自動車材料でオンライン営業加速、デジタル決済も視野
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 6月全国消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:+0.2%、5月:+0.1%)
<海外>
・10:30 豪準備銀行7月理事会議事要旨
・10:30 中・1年物ローンプライムレート <ST>
■株式見通し:個別に材料のある銘柄へは冷静に資金が向かう可能性
■キヤノン、21/12上方修正 営業利益2830億円←1980億円
■前場の注目材料:リンナイ、26年めど愛知に新拠点、脱炭素向け開発加速
■個別に材料のある銘柄へは冷静に資金が向かう可能性
20日の日本株市場は売り優勢の相場展開になろう。19日の米国市場ではNYダウが725ドル安と大幅に下落。世界の新型コロナ流行再燃で、経済回復が損なわれるとの懸念が強まった。また、石油輸出国機構(OPEC)プラスが週末の会合において減産縮小で合意し、原油価格が下落したことも重しとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比335円安の27265円。円相場は1ドル109円50銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から売り先行で始まることになり、5月安値を割り込むとともに200日線を明確に割り込んでくることになるため、弱気ムードが強まりやすいだろう。ヘッジ対応で指数インパクトの大きい値がさ株などが日経平均を下押しする格好から、オーバーシュート気味に下げてくる可能性は警戒しておきたいところか。また、米国では景気敏感株を中心に売りが膨らんでいた流れから、TOPIX型の売りが警戒されやすい。
市場参加者が限られていることもあり、売り一巡後は下げ渋る動きからリバウンドも意識されてくる可能性はあるものの、日本では連休を控えていることから積極的には押し目買いを入れづらく、反対に外部環境の悪化からポジションを圧縮させてくる動きに向かいやすいだろう。そのため、押し目買いよりも戻り売り姿勢が強まりやすいところである。そのほか、VIX指数は一時25を超える場面も見られており、リスクオフ姿勢に向かわせやすい。
なお、米国では景気敏感株への売りが目立つ一方で、ハイテクの一角が買われており、SOX指数は小幅に上昇している。NT倍率の低下傾向が続いていたこともあり、リバランスの流れからハイテク株への押し目を拾う動きが見られる可能性はありそうだ。その他、昨夕に業績予想の上方修正を発表したキヤノン<7751>はADRで強い値動きを見せていることもあり、個別に材料のある銘柄へは冷静に資金が向かう可能性がある。そのため、個別の材料株への短期的な値幅取り狙いの動きが中心になりそうだ。
■キヤノン、21/12上方修正 営業利益2830億円←1980億円
キヤノン<7751>は2021年12月期業績予想の修正を発表。売上高は3兆5000億円から3兆6000億円、営業利益を1980億円から2830億円に上方修正した。インクジェットプリンターの販売が順調に伸びている。また、コロナ禍で行動等が制限される中でも、カメラへの関心・需要が高まっており、フルサイズミラーレスカメラ及び交換レンズなどの好調な販売が継続。メディカルや半導体露光装置なども好調な市況を捉えて売上を伸ばしている。
■前場の注目材料
・SOX指数は上昇(3147.51、+2.07)
・米長期金利は低下
・海外コロナワクチン接種の進展
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・リンナイ<5947>26年めど愛知に新拠点、脱炭素向け開発加速
・パナソニック<6752>3000人体制、サプライチェーン課題解決
・GSユアサ<6674>4行と70億円の融資契約、CO2削減で金利優遇
・コニカミノルタ<4902>辰野工場、来月上旬再稼働
・トヨタ<7203>「アクア」、新電池で出力倍、10年ぶり刷新
・楽天グループ<4755>本田技研と自動配送ロボ走行実証、交換式電池採用
・椿本チエイン<6371>直流給電システム対応の充放電装置
・ホンダ<7267>パワープロダクツの中国累計生産1500万台を突破
・川重<7012>熱と電気の供給最適化、明石でシステム実証
・クボタ<6326>ハウス栽培を自動化、アスパラで実証
・日本精工<6471>軸受開発を高度化、「デジタルツイン」活用
・NEC<6701>企業スポーツ改革、ラグビ—・バレー、地域連携でビジネス化
・シャープ<6753>米粒より小型な近接センサー量産、ウエアラブル機器向け
・KDDI<9433>高精度測位で米社と提携、自動運転・ドローン向け
・パナソニック<6752>和歌山県橋本市と廃棄物処理システム「スマートゴミ箱」開発
・富士電機<6504>PayPay自販機を開発、キャッシュレス普及対応
・ダイセル<4202>SiV蛍光ナノダイヤ生成に成功、1ケタナノサイズ
・住友化学<4005>自動車材料でオンライン営業加速、デジタル決済も視野
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 6月全国消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:+0.2%、5月:+0.1%)
<海外>
・10:30 豪準備銀行7月理事会議事要旨
・10:30 中・1年物ローンプライムレート <ST>
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