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三和ホールディングスのニュース
【↑】日経平均 大引け| 急反発、円安や配当取りに絡む買いで全面高 (9月26日)
日経平均株価
始値 38266.79
高値 38925.63(15:00)
安値 38240.65(09:00)
大引け 38925.63(前日比 +1055.37 、 +2.79% )
売買高 20億8531万株 (東証プライム概算)
売買代金 5兆2377億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は急反発、1000円超の急騰で高値引け
2.欧米株軟調も、急速な円安進行で強気マインド後押し
3.9月の権利取り最終日、配当取りに絡む買いも追い風
4.総裁選の投開票前日でも、買い意欲に衰えは見られず
5.96%の銘柄が上昇、売買代金は5兆円を上回る大活況
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比293ドル安と5日ぶりに反落した。4日連続で史上最高値を更新した後で持ち高調整や利益確定の売りが優勢となった。
東京市場では、大きく買い優勢に傾き日経平均株価は1000円を超える大幅高で高値引けとなった。ほぼ全面高商状となり、半導体関連株などへの買いが全体指数を押し上げる格好となった。
26日の東京市場は、リスク選好の地合いが加速、日経平均は先物主導で一気に3万8900円台まで水準を切り上げた。前日の欧米株市場は総じて冴えなかったものの、米半導体株が買われたことなどを受け、同関連株への投資資金の流入が顕著だった。また外国為替市場では急速にドル高・円安が進み、投資家マインドをより強気に傾ける背景となった。明日に自民党総裁選の投開票を控え、後場に入ってポジション調整の売りで伸び悩む局面もあったが、取引終盤に再び買い直され、引け際の大口買いでこの日の高値で引けている。本日は9月の権利取り最終日で、駆け込みの配当権利取りに絡む買いも寄与したとみられる。値上がり銘柄数は1580とプライム市場全体の96%を占めた。また、売買代金は5兆円を上回る活況商いとなった。
個別では、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>など時価総額上位の半導体主力株が値を飛ばし、KOKUSAI ELECTRIC<6525>、TOWA<6315>、日本マイクロニクス<6871>なども急騰。このほか三菱重工業<7011>が活況高で上値追い。トヨタ自動車<7203>が堅調、日立製作所<6501>、ソニーグループ<6758>なども上昇した。キーエンス<6861>も買いが目立った。ファーストリテイリング<9983>、リクルートホールディングス<6098>などが高く、三和ホールディングス<5929>も大きく水準を切り上げた。
半面、メルカリ<4385>が冴えず、ニトリホールディングス<9843>もやや軟調。協和キリン<4151>への売りが目立った。アステラス製薬<4503>も値を下げた。GENOVA<9341>が大きく下落、ゴルフダイジェスト・オンライン<3319>も安い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、ファストリ <9983>、SBG <9984>、信越化 <4063>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約454円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアステラス <4503>、協和キリン <4151>、ニトリHD <9843>、エムスリー <2413>、メルカリ <4385>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約9円。
東証33業種のすべての業種が上昇。上昇率の大きかった上位5業種は(1)その他製品、(2)金属製品、(3)電気機器、(4)機械、(5)ガラス土石製品。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)ゴム製品、(2)鉱業、(3)陸運業、(4)鉄鋼、(5)海運業。
■個別材料株
△Jオイル <2613> [東証P]
今期利益・配当予想を上方修正。
△児玉化 <4222> [東証S]
メプロHDの子会社化で基本合意書締結。
△トリケミカル <4369> [東証P]
最先端半導体分野でニッチトップの実力見直しへ。
△日本オラクル <4716> [東証S]
第1四半期大幅増益決算を高評価。
△ノイル <4893> [東証G]
タカラバイオ <4974> と業務提携。
△三和HD <5929> [東証P]
米バリューアクトの5%超保有が判明。
△電子材料 <6855> [東証S]
未定だった25年3月期経常利益は3.4倍化で15円増配へ。
△イクヨ <7273> [東証S]
独自動車部品メーカーの中国子会社の株式取得。
△任天堂 <7974> [東証P]
「ニンテンドーミュージアム」報道陣公開で関心が向かう。
△東エレク <8035> [東証P]
米半導体株高と円安を受け底値離脱の動き。
▼サンバイオ <4592> [東証G]
「アクーゴ」巡る厚労省薬事審議会の報告内容開示受け利益確定売り。
▼セルシード <7776> [東証G]
同種軟骨細胞シートの治験開始が遅れる見通しに。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)コクサイエレ <6525>、(2)TOWA <6315>、(3)日東紡 <3110>、(4)日本マイクロ <6871>、(5)宮越HD <6620>、(6)三和HD <5929>、(7)ディスコ <6146>、(8)イワキ <6237>、(9)SWCC <5805>、(10)松風 <7979>。
値下がり率上位10傑は(1)GENOVA <9341>、(2)協和キリン <4151>、(3)ヨシックス <3221>、(4)GDO <3319>、(5)神電鉄 <9046>、(6)セルシス <3663>、(7)ティーガイア <3738>、(8)紀文食品 <2933>、(9)セレス <3696>、(10)オープンドア <3926>。
【大引け】
日経平均は前日比1055.37円(2.79%)高の3万8925.63円。TOPIXは前日比70.62(2.66%)高の2721.12。出来高は概算で20億8531万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1580、値下がり銘柄数は56となった。東証グロース250指数は661.65ポイント(6.00ポイント高)。
[2024年9月26日]
株探ニュース
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