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*12:26JST 後場に注目すべき3つのポイント~トランプ氏優勢で思惑先行の展開に
6日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は大幅続伸、トランプ氏優勢で思惑先行の展開に
・ドル・円は大幅高、米大統領選にらみドル買い
・値上がり寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位はファーストリテ<9983>
■日経平均は大幅続伸、トランプ氏優勢で思惑先行の展開に
日経平均は大幅続伸。前日比866.54円高(+2.25%)の39341.44円(出来高概算10億4000万株)で前場の取引を終えている。
5日の米国市場は上昇。ダウ平均は427.28ドル高の42221.88ドル、ナスダックは259.19ポイント高の18439.17で取引を終了した。大統領選挙通過により不透明性が払拭されるとの期待に買われ、寄り付き後、上昇。10月ISM非製造業景況指数の予想外の改善で、ソフトランディング期待を受けた買いも強まり反発。終日相場は高値圏で推移し終了した。
米国株高を受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始。38600円台でスタートした日経平均は、為替の円安推移を受けて上げ幅をじりじりと拡大し39000円台を突破した後も上昇する強い展開となった。米大統領選挙で、トランプ前大統領が順調に選挙人を獲得していることから、トランプトレードが意識されており、日経平均は前場高値引け。プライム市場の売買代金も2.2兆円台まで膨らんだ。
日経平均採用銘柄では、トランプトレードの影響で、三菱重<7011>、IHI<7013>、日本製鋼所<5631>、川崎重<7012>など防衛関連の一角が上げ幅を拡大したほか、アドバンテスト<6857>も強い動き。時間外の米10年国債利回りが4.4%台まで上昇したことなどが刺激材料となり、りそなHD<8308>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、三菱UFJ<8306>、千葉銀行<8331>など銀行株も買われた。このほか、フジクラ<5803>、TDK<6762>、ファナック<6954>、古河電工<5801>などが上昇した。
一方、決算の内容や成長率鈍化などが嫌気されてメルカリ<4385>が急落したほか、構造改革などが影響し通期営業赤字に下方修正したコニカミノルタ<4902>も売られた。このほか、キーエンス<6861>、ニトリHD<9843>、村田製作所<6981>、パナHD<6752>などがさえない。
全業種が上昇したなか、銀行、その他製品、機械、保険、不動産の上昇が目立った。
後場も引き続き米大統領選挙の開票速報を横目に見た展開となろう。為替、金利市場はともにトランプ勝利を織り込んだ動きが見られるので、日経平均の後場一段高を期待したいところだ。
取引時間中の決算発表銘柄は下記の通り、12時台にはアルコニックス<3036>、太陽HD<4626>、日本郵船<9101>、13時台には、ニッスイ<1332>、日本道路<1884>、新日電工<5563>、北越工<6364>、トピー<7231>、ホンダ<7267>、ヤマハ発<7272>、トヨタ自<7203>、伊藤忠<8001>、14時台には、東邦化<4409>、文化シヤッター<5930>、不二サッシ<5940>、ホーチキ<6745>、スカパーJ<9412>、15時にはグリコ<2206>、DeNA<2432>、キッコーマン<2801>、東海カーボン<5301>、ダイキン<6367>、ミネベアミツミ<6479>、オムロン<6645>、GSユアサ<6674>、東武<9001>、京王<9008>、富士急<9010>、JR九州<9142>などが予定されている。
■ドル・円は大幅高、米大統領選にらみドル買い
6日午前の東京市場でドル・円は大幅高となり、151円29銭から153円97銭まで値を切り上げた。米大統領選の開票作業が進むなか、共和党候補のトランプ前大統領の優勢が伝えられドル買い優勢に。ユーロをはじめ主要通貨はドルに対して大きく下げた。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円29銭から153円97銭、ユーロ・円は165円24銭から165円98銭、ユーロ・ドルは1.0764ドルから1.0937ドル。
■後場のチェック銘柄
・ベクターホールディングス<2656>、Sapeet<269A>など、5銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位はファーストリテ<9983>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・NZ・7-9月期失業率:4.8%(予想:5.0%、4-6月期:4.6%)
・NZ・7-9月期雇用者数増減:前期比-0.5%(予想:-0.4%、4-6月期:+0.2%←+0.4%)
【要人発言】
・日銀金融政策決定会合議事要旨(9月19・20日分)
「一段の調整は不確実性が低下した段階にするのが妥当」(1人の委員)
「緩和的な金融環境を粘り強く続ける我慢の局面」(同)
「本格引き締めを連想させるような追加的な変更は望ましくない」(ある委員)
<国内>
・特になし
<海外>
・16:00 独・9月製造業受注(前月比予想:+1.5%、8月:-5.8%)
・米連邦公開市場委員会(FOMC、7日まで)
<CS>
・日経平均は大幅続伸、トランプ氏優勢で思惑先行の展開に
・ドル・円は大幅高、米大統領選にらみドル買い
・値上がり寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位はファーストリテ<9983>
■日経平均は大幅続伸、トランプ氏優勢で思惑先行の展開に
日経平均は大幅続伸。前日比866.54円高(+2.25%)の39341.44円(出来高概算10億4000万株)で前場の取引を終えている。
5日の米国市場は上昇。ダウ平均は427.28ドル高の42221.88ドル、ナスダックは259.19ポイント高の18439.17で取引を終了した。大統領選挙通過により不透明性が払拭されるとの期待に買われ、寄り付き後、上昇。10月ISM非製造業景況指数の予想外の改善で、ソフトランディング期待を受けた買いも強まり反発。終日相場は高値圏で推移し終了した。
米国株高を受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始。38600円台でスタートした日経平均は、為替の円安推移を受けて上げ幅をじりじりと拡大し39000円台を突破した後も上昇する強い展開となった。米大統領選挙で、トランプ前大統領が順調に選挙人を獲得していることから、トランプトレードが意識されており、日経平均は前場高値引け。プライム市場の売買代金も2.2兆円台まで膨らんだ。
日経平均採用銘柄では、トランプトレードの影響で、三菱重<7011>、IHI<7013>、日本製鋼所<5631>、川崎重<7012>など防衛関連の一角が上げ幅を拡大したほか、アドバンテスト<6857>も強い動き。時間外の米10年国債利回りが4.4%台まで上昇したことなどが刺激材料となり、りそなHD<8308>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、三菱UFJ<8306>、千葉銀行<8331>など銀行株も買われた。このほか、フジクラ<5803>、TDK<6762>、ファナック<6954>、古河電工<5801>などが上昇した。
一方、決算の内容や成長率鈍化などが嫌気されてメルカリ<4385>が急落したほか、構造改革などが影響し通期営業赤字に下方修正したコニカミノルタ<4902>も売られた。このほか、キーエンス<6861>、ニトリHD<9843>、村田製作所<6981>、パナHD<6752>などがさえない。
全業種が上昇したなか、銀行、その他製品、機械、保険、不動産の上昇が目立った。
後場も引き続き米大統領選挙の開票速報を横目に見た展開となろう。為替、金利市場はともにトランプ勝利を織り込んだ動きが見られるので、日経平均の後場一段高を期待したいところだ。
取引時間中の決算発表銘柄は下記の通り、12時台にはアルコニックス<3036>、太陽HD<4626>、日本郵船<9101>、13時台には、ニッスイ<1332>、日本道路<1884>、新日電工<5563>、北越工<6364>、トピー<7231>、ホンダ<7267>、ヤマハ発<7272>、トヨタ自<7203>、伊藤忠<8001>、14時台には、東邦化<4409>、文化シヤッター<5930>、不二サッシ<5940>、ホーチキ<6745>、スカパーJ<9412>、15時にはグリコ<2206>、DeNA<2432>、キッコーマン<2801>、東海カーボン<5301>、ダイキン<6367>、ミネベアミツミ<6479>、オムロン<6645>、GSユアサ<6674>、東武<9001>、京王<9008>、富士急<9010>、JR九州<9142>などが予定されている。
■ドル・円は大幅高、米大統領選にらみドル買い
6日午前の東京市場でドル・円は大幅高となり、151円29銭から153円97銭まで値を切り上げた。米大統領選の開票作業が進むなか、共和党候補のトランプ前大統領の優勢が伝えられドル買い優勢に。ユーロをはじめ主要通貨はドルに対して大きく下げた。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円29銭から153円97銭、ユーロ・円は165円24銭から165円98銭、ユーロ・ドルは1.0764ドルから1.0937ドル。
■後場のチェック銘柄
・ベクターホールディングス<2656>、Sapeet<269A>など、5銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位はファーストリテ<9983>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・NZ・7-9月期失業率:4.8%(予想:5.0%、4-6月期:4.6%)
・NZ・7-9月期雇用者数増減:前期比-0.5%(予想:-0.4%、4-6月期:+0.2%←+0.4%)
【要人発言】
・日銀金融政策決定会合議事要旨(9月19・20日分)
「一段の調整は不確実性が低下した段階にするのが妥当」(1人の委員)
「緩和的な金融環境を粘り強く続ける我慢の局面」(同)
「本格引き締めを連想させるような追加的な変更は望ましくない」(ある委員)
<国内>
・特になし
<海外>
・16:00 独・9月製造業受注(前月比予想:+1.5%、8月:-5.8%)
・米連邦公開市場委員会(FOMC、7日まで)
<CS>
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