1,837円
藤倉コンポジットのニュース
日経平均株価
始値 30372.02
高値 30447.37(15:00)
安値 30229.01(09:29)
大引け 30447.37(前日比 +65.53 、 +0.22% )
売買高 11億3544万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆8504億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続伸、マイナス圏で推移していたが終盤急浮上
2.日経平均は直近2週間で2700円以上の上昇で高値警戒感も
3.前週末の米株安受け利食い誘発も下値では押し目買い活発
4.大引けは3万0400円台で引け、2月16日の年初来新高値肉薄
5.東京エレクの上値追い鮮烈、三井ハイテクはストップ高に
■東京市場概況
前週末の米国市場ではNYダウは前日比271ドル安と5日続落した。米8月卸売物価指数(PPI)が上昇したことで、インフレ懸念が再燃。これを受け、テーパリング(量的緩和縮小)に対する警戒感が強まった。
週明けの東京市場では、日経平均株価が朝方に売り買い交錯となった後はマイナス圏での推移が続いたが、後場終盤に急速に戻り足に転じ、プラス圏で引けた。
13日の東京市場は、前週末の欧米株安を受け買い手控えムードとなっていたが、後場終盤に流れが変わった。日経平均は寄り付きに売り買い交錯だったものの、その後は徐々に下げ幅を広げる展開に。明日予定される米国の重要経済指標の発表を控え、買いポジションを軽くする動きが優勢となり、一時は150円以上安い場面もあった。日経平均は前週末までの2週間で2700円以上の上昇をみせ3万円大台を回復するなどここ米国株市場のNYダウの軟調な動きとは対照的な強調展開をみせていたが、本日は目先スピード警戒感からの売り圧力も拭えなかった。ところが、下値では押し目買いが厚く、取引終盤には先物を絡め急速に戻り足に転じた。結局、大引けは前週末終値を65円あまり上回る3万0400円台で引け、2月16日につけた年初来高値に肉薄した。
個別では、東京エレクトロン<8035>が上値追いを継続、キーエンス<6861>も大きく水準を切り上げた。ルネサスエレクトロニクス<6723>も買いを集めた。川崎汽船<9107>、ジェイ エフ イー ホールディングス<5411>なども高い。三井ハイテック<6966>が商いを伴いストップ高に買われたほか、サインポスト<3996>も値幅制限いっぱいに買われた。大真空<6962>が値を飛ばし、新生銀行<8303>も続急伸となった。
半面、ソフトバンクグループ<9984>が軟調、レーザーテック<6920>も安い。トヨタ自動車<7203>が売りに押される展開となり、商船三井<9104>も冴えない。ベイカレント・コンサルティング<6532>が利食い売りに押され、エイチ・アイ・エス<9603>も安い。東京機械製作所<6335>はストップ安に売られた。シルバーライフ<9262>、ザッパラス<3770>などが大幅安。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、アドテスト <6857> 、信越化 <4063> 、中外薬 <4519> 、オムロン <6645> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約73円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、日東電 <6988> 、ファストリ <9983> 、第一三共 <4568> 、トヨタ <7203> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約52円。
東証33業種のうち上昇は25業種。上昇率の上位5業種は(1)鉄鋼、(2)石油石炭製品、(3)銀行業、(4)保険業、(5)倉庫運輸関連。一方、下落率の上位5業種は(1)輸送用機器、(2)証券商品先物、(3)空運業、(4)不動産業、(5)情報・通信業。
■個別材料株
△アールプラン <2983> [東証M]
戸建住宅の販売好調で22年1月期業績予想を上方修正。
△フリービット <3843>
5~7月期実質営業増益で自社株買いも発表。
△サインポスト <3996>
ファミリーマートの無人店1000店舗展開を材料視。
△神島化 <4026> [東証2]
5~7月期営業9割増益。
△バリオ <4494> [東証2]
HEROZ <4382> と資本・業務提携。
△セルソース <4880> [東証M]
11~7月期営業益2.7倍で株式3分割も発表。
△藤コンポ <5121>
マグネシウム空気電池に材料性で大幅高。
△石井表記 <6336> [東証2]
中国顧客向け需要増加し22年1月期業績予想を上方修正。
△大真空 <6962>
10月末を基準日に1→4に株式分割。
△三井ハイテク <6966>
車載向けなど伸び22年1月期業績予想を営業利益3.1倍へ上方修正。
▼トヨタ <7203>
追加の減産計画を発表。
▼HIS <9603>
20年11月~21年7月期営業赤字拡大。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)三井ハイテク <6966> 、(2)サインポスト <3996> 、(3)大真空 <6962> 、(4)広済堂 <7868> 、(5)新生銀 <8303> 、(6)フリービット <3843> 、(7)ダントーHD <5337> 、(8)タカショー <7590> 、(9)ベネフィJ <3934> 、(10)鳥貴族HD <3193> 。
値下がり率上位10傑は(1)東京機 <6335> 、(2)シルバライフ <9262> 、(3)ザッパラス <3770> 、(4)アセンテック <3565> 、(5)関西スーパ <9919> 、(6)チタン <4098> 、(7)HIS <9603> 、(8)サムコ <6387> 、(9)ミライアル <4238> 、(10)黒谷 <3168> 。
【大引け】
日経平均は前日比65.53円(0.22%)高の3万0447.37円。TOPIXは前日比6.06(0.29%)高の2097.71。出来高は概算で11億3544万株。東証1部の値上がり銘柄数は1534、値下がり銘柄数は554となった。日経ジャスダック平均は4098.34円(2.69円安)。
[2021年9月13日]
株探ニュース
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