1,286円
出光興産のニュース
6日の日経平均は3日ぶりに大幅反落。437.68円安の27350.30円(出来高概算11億7000万株)と心理的な節目である27500円を割り込んで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)高官によるタカ派的な発言を映した米金利上昇を嫌気したハイテク株売りの流れが波及し、前場終盤にかけて一時27214.61円まで下押す場面があった。ただし、日本時間のあす未明に公表される3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を見極めたいとの見方から一段と売り込む流れにはならず、次第に模様眺めムードが広がるなか、下げ渋る展開だった。
東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1500を超え、全体の8割超を占めた。セクターでは、石油石炭を除く32業種が下落し、海運、金属製品、鉄鋼、ゴム製品、繊維製品、輸送用機器の下落が際立っていた。指数インパクトの大きいところでは、アステラス薬<4503>、コナミHD<9766>、エーザイ<4523>、出光興産<5019>、任天堂<7974>がしっかり。半面、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、アドバンテス<6857>、TDK<6762>が軟調だった。
前日の米国市場は、ハト派で知られるFRBブレイナード理事がインフレ率抑制のために5月にバランスシートの縮小策(QT)を開始する可能性を表明するなど、FOMCメンバーのタカ派発言が相次いだことから米長期金利が上昇。主要株価指数は3日ぶりに下落した。この流れを受け、半導体や電子部品など成長期待の高い値がさハイテク株中心に値を消す銘柄が増加した。また、中国で発表された財新の3月のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)が42.0と2月の50.2から大幅低下し、2年ぶりの水準に落ち込んだことも、中国景気の先行き不安感につながり、リスク回避の売りが膨らんだ。
米国では3月のFOMC議事要旨が注目される。5月のFOMCに向けて3月会合でどのような議論となっていたのかが焦点と言えよう。その上で、QTの早期実施や0.5%の大幅利上げの可能性が高いと受け止められれば、リスク回避の動きが強まる可能性がある。ただし、パウエルFRB議長など、これまで発言されていたこともあり、本日の大幅下落で織り込まれているとも見られる。米国市場の反応次第の面はあるものの、底堅さが意識されるようであれば、アク抜け感も台頭しそうだ。
<FA>
東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1500を超え、全体の8割超を占めた。セクターでは、石油石炭を除く32業種が下落し、海運、金属製品、鉄鋼、ゴム製品、繊維製品、輸送用機器の下落が際立っていた。指数インパクトの大きいところでは、アステラス薬<4503>、コナミHD<9766>、エーザイ<4523>、出光興産<5019>、任天堂<7974>がしっかり。半面、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、アドバンテス<6857>、TDK<6762>が軟調だった。
前日の米国市場は、ハト派で知られるFRBブレイナード理事がインフレ率抑制のために5月にバランスシートの縮小策(QT)を開始する可能性を表明するなど、FOMCメンバーのタカ派発言が相次いだことから米長期金利が上昇。主要株価指数は3日ぶりに下落した。この流れを受け、半導体や電子部品など成長期待の高い値がさハイテク株中心に値を消す銘柄が増加した。また、中国で発表された財新の3月のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)が42.0と2月の50.2から大幅低下し、2年ぶりの水準に落ち込んだことも、中国景気の先行き不安感につながり、リスク回避の売りが膨らんだ。
米国では3月のFOMC議事要旨が注目される。5月のFOMCに向けて3月会合でどのような議論となっていたのかが焦点と言えよう。その上で、QTの早期実施や0.5%の大幅利上げの可能性が高いと受け止められれば、リスク回避の動きが強まる可能性がある。ただし、パウエルFRB議長など、これまで発言されていたこともあり、本日の大幅下落で織り込まれているとも見られる。米国市場の反応次第の面はあるものの、底堅さが意識されるようであれば、アク抜け感も台頭しそうだ。
<FA>
この銘柄の最新ニュース
出光興産のニュース一覧- 「全固体電池」量産化に向け開発加速へ、評価機運高まる有望株リスト <株探トップ特集> 2024/12/04
- レースへの採用実績を持つ植物由来のレーシングエンジンオイル「IDEMITSU IFG Plantech Racing」12月3日から当社潤滑油の海外公式オンラインショップで販売 2024/12/03
- [PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇102銘柄・下落63銘柄(東証終値比) 2024/12/03
- 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅続伸、ファーストリテや東エレクが2銘柄で約211円分押し上げ 2024/12/03
- 日経平均は大幅続伸、海外投資家による先物買いとの観測(訂正) 2024/12/03
マーケットニュース
- 「全固体電池」量産化に向け開発加速へ、評価機運高まる有望株リスト <株探トップ特集> (12/04)
- 明日の株式相場に向けて=来年の潮流は「リアル防衛関連」と「IP」 (12/04)
- NY各市場 1時台 ダウ平均は242ドル高 ナスダックもプラス圏での推移 (12/05)
- ラガルド総裁、中期見通しは下振れリスクに支配 (12/04)
おすすめ条件でスクリーニングされた銘柄を見る
出光興産の取引履歴を振り返りませんか?
出光興産の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。