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寺岡製作所のニュース
日経平均株価
始値 22480.33
高値 22507.17(09:04)
安値 22341.87(13:21)
大引け 22396.99(前日比 -300.89 、 -1.33% )
売買高 13億9961万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆1640億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は300円安で3日続落、日銀金融政策を巡る思惑で波乱含みに
2.債券が売られ、為替はドル安円高に振れたことで輸出セクター中心に逆風材料
3.トランプ米大統領の発言を受け、米中貿易摩擦に対する警戒感も一段と高まる
4.三菱UFJなどメガバンクはじめ金融株が買われ、TOPIXの下げは小幅に
5.ファーストリが急落、日経平均は指数寄与度の高い値がさ株が足を引っ張る形
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは6ドル安と続落した。米中貿易摩擦への懸念が再燃した一方、決算発表を受けマイクロソフトが上昇したことが指数を下支えした。
週明けの東京市場ではリスク回避の波にさらされ、日経平均株価が300円強の大幅続落となった。日銀の金融政策修正の思惑が円高を誘い全体相場の重荷となった。
23日の東京市場は寄り付きから大きく売りが先行し、日経平均は寄り後も漸次水準を切り下げる売り圧力の強い地合いだった。ただ、TOPIXは銀行など金融セクターが買われたこともあり下げは小幅にとどまった。トランプ米大統領が中国からの輸入品すべてに関税を課す準備をしていると発言したことが波紋を呼び、米中貿易摩擦の問題が再び懸念要因としてクローズアップされたほか、日銀がこれまでの金融緩和姿勢を修正するとの思惑が、債券安とそれに付随する円高を招き、輸出セクターなどを中心に売りがかさんだ。内需株では銀行や保険株など金融セクターがまとめて買われたものの、金利上昇がデメリットとなる不動産や小売セクターなどは売られるものが多く、値下がり銘柄数も1100を上回った。
個別では、ファーストリテイリング<9983>が急落、ソフトバンクグループ<9984>も軟調だった。任天堂<7974>、ファナック<6954>なども売りに押された。キーエンス<6861>、TDK<6762>なども下落した。ファインデックス<3649>が大幅安、日本ケミコン<6997>、東京製鉄<5423>なども大きく値を下げた。東海カーボン<5301>、ネクステージ<3186>も安い。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が売買代金トップで反発、第一生命ホールディングス<8750>も買われるなどメガバンク株や保険株に買いが集まった。このほか千葉銀行<8331>など地銀株も物色人気を集めた。バリューコマース<2491>が急騰、インソース<6200>も大幅高となった。関西ペイント<4613>、インターアクション<7725>も上昇した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はトレンド <4704> 、クレセゾン <8253> 、静岡銀 <8355> 、千葉銀 <8331> 、ふくおかFG <8354> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約10円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、ソフトバンク <9984> 、ファナック <6954> 、TDK <6762> 、ダイキン <6367> 。押し下げ効果は約183円。うち112円はファストリ1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は9業種。上昇率の上位5業種は(1)銀行業、(2)保険業、(3)その他金融業、(4)証券商品先物、(5)非鉄金属。一方、下落率の上位5業種は(1)その他製品、(2)輸送用機器、(3)情報・通信業、(4)繊維製品、(5)ガラス土石製品。
■個別材料株
△ジェネパ <3195> [東証M]
ユニファミマ <8028> と業務提携。
△パス <3840> [東証2]
ブロックチェーン開発で豪州企業と包括的提携。
△PRTIME <3922> [東証M]
「PR TIMES」利用企業数が2万4000社突破。
△カナミックN <3939>
抽選式株主優待制度の導入を発表。
△UUUM <3990> [東証M]
自身の顔を使って踊るゲーム「UUUM フェイスダンスパーティ」の提供開始。
△寺岡製 <4987> [東証2]
19年3月期業績予想を一転最終増益へ上方修正。
△日鋳造 <5609> [東証2]
19年3月期業績予想を上方修正。
△東京センチュ <8439>
東海東京調査センターが投資判断を「アウトパフォーム」へ引き上げ。
△明豊エンタ <8927> [JQ]
市川と世田谷の戸建て開発事業の用地を売却。
△Genky <9267>
7月既存店売上高が10ヵ月連続で前年上回る。
▼大東建 <1878>
「4-6月経常益6%減で7年ぶり減益」との報道。
▼ベクター <2656> [JQ]
非開示だった上期最終は赤字拡大へ。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)Vコマース <2491> 、(2)エラン <6099> 、(3)インソース <6200> 、(4)ふくおかFG <8354> 、(5)筑波銀 <8338> 、(6)りそなHD <8308> 、(7)エンプラス <6961> 、(8)山陰合銀 <8381> 、(9)福島銀 <8562> 、(10)千葉銀 <8331> 。
値下がり率上位10傑は(1)ファインデ <3649> 、(2)日ケミコン <6997> 、(3)ワイヤレスG <9419> 、(4)東京製鉄 <5423> 、(5)ファストリ <9983> 、(6)USENHD <9418> 、(7)ライドオンE <6082> 、(8)アイビーシー <3920> 、(9)カーボン <5302> 、(10)オルトP <3672> 。
【大引け】
日経平均は前日比300.89円(1.33%)安の2万2396.99円。TOPIXは前日比6.28(0.36%)安の1738.70。出来高は概算で13億9961万株。東証1部の値上がり銘柄数は884、値下がり銘柄数は1112となった。日経ジャスダック平均は3808.96円(4.22円高)。
[2018年7月23日]
株探ニュース
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