933円
新田ゼラチンのニュース
日経平均株価
始値 27705.37
高値 27721.82(09:01)
安値 27553.18(10:32)
大引け 27602.77(前日比 +175.45 、 +0.64% )
売買高 10億1953万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆4260億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反発、米株高受け上昇も寄り後は伸び悩む
2.米株市場はインフレ懸念後退からハイテク中心に高い
3.NYダウ370ドル強上昇受け、朝方はリスクオン鮮明に
4.寄り付き直後に高値形成、今晩の米CPI控え上げ幅縮小
5.個別株は8割の銘柄が高く、S高も相次ぎ物色意欲強い
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比376ドル高と続伸した。インフレ鈍化への期待からハイテク株を中心に買いが優勢となった。
東京市場では、前日の米株高を受け朝方から主力株を中心に広範囲に買いが優勢となり、日経平均株価は切り返す展開となった。
14日の東京市場は、リスク選好ムードで日経平均は朝方に300円近い上昇をみせる場面があった。前日の米国株市場では1月の消費者調査がインフレの先行き鈍化を示唆する内容だったことで長期金利が低下し、ハイテク株などを中心に買いが広がった。NYダウは370ドルあまりの上昇をみせ、東京市場でもこの流れを引き継ぐ格好となった。しかし、買い一巡後は1月の米CPI発表を日本時間今晩に控え、上値の重い展開を強いられた。朝方の取引開始時に2万7700円台まで上昇させたが、ほぼ“寄り天”に近い状況となった。一方、日経平均は伸び悩んだものの、大引け時点で業種別では33業種中32業種が上昇、個別株も値上がり銘柄数がプライム市場全体のほぼ80%を占めるなど、物色の強い地合いだったといえる。
個別ではレーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が高く、ルネサスエレクトロニクス<6723>も値を上げた。日本製鉄<5401>は活況高。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも堅調。三井松島ホールディングス<1518>が値を飛ばし、三菱重工業<7011>の上昇も目立った。タナベコンサルティンググループ<9644>がストップ高で値上がり率トップ、円谷フィールズホールディングス<2767>、ファインデックス<3649>、レアジョブ<6096>、シチズン時計<7762>など値幅制限いっぱいに買われる銘柄が多数出た。
半面、日立製作所<6501>が冴えず、リクルートホールディングス<6098>の下げも目立つ。ダブル・スコープ<6619>は急落した。オプトラン<6235>がストップ安に売られたほか、クロス・マーケティンググループ<3675>、セグエグループ<3968>、タツモ<6266>などが大幅安。オーイズミ<6428>も大きく値を下げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、ダイキン <6367>、ファナック <6954>、SBG <9984>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約85円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はリクルート <6098>、オリンパス <7733>、キッコマン <2801>、日立建機 <6305>、ヤマハ発 <7272>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約29円。うち23円はリクルート1銘柄によるもの。
東証33業種のうち32業種が上昇し、下落はサービス業のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)鉄鋼、(2)食料品、(3)金属製品、(4)その他製品、(5)機械。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)陸運業、(2)輸送用機器、(3)鉱業、(4)空運業、(5)海運業。
■個別材料株
△円谷フィHD <2767> [東証P]
23年3月期業績及び配当予想を上方修正。
△コメ兵HD <2780> [東証S]
23年3月期業績予想を上方修正。
△ファインデ <3649> [東証P]
23年12月期営業益予想28%増で1.5円増配へ。
△バンクオブイ <4393> [東証G]
10-12月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
△レアジョブ <6096> [東証P]
23年3月期業績予想を上方修正。
△エスケーエレ <6677> [東証S]
第1四半期に通期見通しの大幅増額でサプライズ。
△シチズン <7762> [東証P]
上限25.61%の自社株買いをサプライズ視。
△ヤマト・イン <7886> [東証S]
23年3月期業績予想を上方修正。
△燦HD <9628> [東証P]
第3四半期営業利益2ケタ増と自社株買い発表を好感。
△タナベ <9644> [東証P]
総還元性向100%目安の株主還元方針など発表。
▼オプトラン <6235> [東証P]
今期経常は2%減益へ。
▼タカトリ <6338> [東証S]
第1四半期大幅減益。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)タナベCG <9644>、(2)円谷フィHD <2767>、(3)ファインデ <3649>、(4)レアジョブ <6096>、(5)シチズン <7762>、(6)力の源HD <3561>、(7)広済堂HD <7868>、(8)河西工 <7256>、(9)燦HD <9628>、(10)ロート <4527>。
値下がり率上位10傑は(1)オプトラン <6235>、(2)WSCOPE <6619>、(3)クロスマーケ <3675>、(4)セグエG <3968>、(5)タツモ <6266>、(6)LIFULL <2120>、(7)リブセンス <6054>、(8)オーイズミ <6428>、(9)DIT <3916>、(10)新田ゼラチン <4977>。
【大引け】
日経平均は前日比175.45円(0.64%)高の2万7602.77円。TOPIXは前日比15.42(0.78%)高の1993.09。出来高は概算で10億1953万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1458、値下がり銘柄数は330となった。東証マザーズ指数は772.46ポイント(8.14ポイント高)。
[2023年2月14日]
株探ニュース
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