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アクシージアのニュース
【↓】日経平均 大引け| 続落、円高進行でリスク回避の売り優勢 (9月17日)
日経平均株価
始値 36601.93
高値 36663.18(09:00)
安値 35828.54(11:35)
大引け 36203.22(前日比 -378.54 、 -1.03% )
売買高 18億7458万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆2028億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続落、一時750円超の急落も
2.米大幅利下げ観測で円高に振れ相場の重荷に
3.NYダウ最高値も米半導体株軟調の影響受ける
4.後場終盤に下げ渋る展開、3万8000円台維持
5.中小型株高く、値上がり数が値下がり上回る
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比228ドル高と4日続伸した。FRBの大幅利下げ期待から主力株の一角に買いが向かった。
3連休明けの東京市場では、リスク回避ムードの強い展開となり、日経平均株価は一時750円以上の急落をみせる場面もあったが、後場終盤に下げ渋った。
17日の東京市場は、前場はかなり売り圧力の強い展開で、日経平均が先物主導で大きく水準を切り下げフシ目の3万6000円台を割り込んだ。今週行われるFOMCでFRBが大幅利下げに踏み切るとの観測が広がるなか、日米金利差縮小の思惑を背景に外国為替市場で急速に円高が進行したことが、全体を押し下げた。前日の米国株市場では大幅利下げ期待を背景にNYダウが史上最高値を更新したが、半導体セクターに売られる銘柄が多く、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も下落したことで、東京市場でも半導体関連は総じて軟調だった。一方で海運株が大きく買われたほか、水産、陸運、食料品、倉庫など内需株に買いが集まり全体を支えた。特に中小型株は買われる銘柄が多く、後場はプライム市場の値上がり銘柄数が急増し、値下がり銘柄数を大幅に上回った。
個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が軟調だったほか、同2位の東京エレクトロン<8035>、同3位のディスコ<6146>などが大幅安、このほかアドバンテスト<6857>の下げが目立つ。ソフトバンクグループ<9984>も下値を探る展開。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが売られ、第一三共<4568>も安い。アクシージア<4936>がストップ安、エイチ・アイ・エス<9603>も大きく下げた。
半面、三菱重工業<7011>が大商いで頑強な値動き。日本郵船<9101>、メルカリ<4385>が逆行高、ファーストリテイリング<9983>もしっかりだった。マネジメントソリューションズ<7033>がストップ高に買われ、エターナルホスピタリティグループ<3193>も急騰。プロレド・パートナーズ<7034>も値を飛ばした。サンウェルズ<9229>も買い戻しが優勢となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、中外薬 <4519>、NTTデータ <9613>、コナミG <9766>、テルモ <4543>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約62円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、SBG <9984>、TDK <6762>、第一三共 <4568>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約328円。
東証33業種のうち上昇は14業種。上昇率の上位5業種は(1)海運業、(2)水産・農林業、(3)陸運業、(4)空運業、(5)食料品。一方、下落率の上位5業種は(1)保険業、(2)銀行業、(3)証券商品先物、(4)電気機器、(5)輸送用機器。
■個別材料株
△リベラウェア <218A> [東証G]
25年7月期最終黒字転換計画をポジティブ視。
△ペッパー <3053> [東証S]
株主優待制度を変更して優待内容を追加。
△エターナルG <3193> [東証P]
今期最高益・増配見通しを好感。
△モルフォ <3653> [東証G]
ソニーセミコンダクタソリューションズと資本・業務提携。
△MSOL <7033> [東証P]
11~7月期営業2ケタ増益で自社株買い発表。
△プロレド <7034> [東証P]
24年10月期営業予想を赤字縮小に上方修正。
△アシロ <7378> [東証G]
メディア事業好調で24年10月期業績予想を上方修正。
△レーサム <8890> [東証S]
ヒューリック <3003> が完全子会社化を目指してTOB。
△GENOVA <9341> [東証G]
9月20日付で東証プライム市場に市場変更へ。
△イントループ <9556> [東証G]
25年7月期連続最高益更新見通しを評価。
▼アクシージア <4936> [東証P]
25年7月期最終減益・減配へ。
▼笑美面 <9237> [東証G]
5~7月期は減益で着地し業績下振れ懸念。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)MSOL <7033>、(2)エターナルG <3193>、(3)プロレド <7034>、(4)GDO <3319>、(5)松屋フーズ <9887>、(6)サンウェルズ <9229>、(7)ネオジャパン <3921>、(8)オープンG <6572>、(9)SHIFT <3697>、(10)東競馬 <9672>。
値下がり率上位10傑は(1)アクシージア <4936>、(2)コーセル <6905>、(3)マクビープラ <7095>、(4)セルソース <4880>、(5)りそなHD <8308>、(6)HIS <9603>、(7)ユニオンツル <6278>、(8)アドテスト <6857>、(9)日東紡 <3110>、(10)エニーカラー <5032>。
【大引け】
日経平均は前日比378.54円(1.03%)安の3万6203.22円。TOPIXは前日比15.38(0.60%)安の2555.76。出来高は概算で18億7458万株。東証プライムの値上がり銘柄数は960、値下がり銘柄数は631となった。東証グロース250指数は638.89ポイント(5.59ポイント安)。
[2024年9月17日]
株探ニュース
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