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ジャストシステムのニュース
日経平均株価
始値 23752.79
高値 23781.75(13:48)
安値 23582.15(14:16)
大引け 23674.93(前日比 +2.41、+0.01%)
売買高 16億7342万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆9830億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は利益確定売りこなし小幅ながらプラス圏着地、5日続伸
2.メガバンクなどが買われ全体を牽引、一方で半導体関連が足を引っ張る
3.自民党総裁選は 安倍首相3選決まるも織り込み済み、一時マイナス圏に
4.任天堂が売買代金トップで大幅高となり、東エレクは下値模索の展開に
5.物色意欲は旺盛で全体売買代金は3日連続で2兆9000億円台こなす
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは158ドル高と続伸した。米中貿易摩擦の懸念後退に加え、長期金利上昇でゴールドマンやJPモルガンなど金融株が上昇し指数を押し上げた。
東京市場では、朝方は主力株はじめリスクを取る動きが継続し日経平均株価は小高く推移したが、上値も重くその後はマイナス圏に沈む場面もあった。大引けは小幅ながらプラス圏で着地した。
20日の東京市場は、前日の米国株市場ではNYダウが160ドル近い上昇をみせたことやドル・円相場が円安水準で推移していたことから買いが先行した。しかし、日経平均は前日までの4営業日で1000円を超える大幅な上昇をみせていたこともあって、利益確定の売りが表面化し上値も重かった。一時は前日終値を下回る場面もあったが、下値を売り込む動きにも乏しく、大引けはわずかに高く引けた。自民党総裁選は安倍首相の3選が決まったが織り込み済みで、むしろ出尽くし感から売り圧力に反映された。業種別には、米長期金利の上昇を背景にメガバンクなど金融株が堅調、一方で半導体関連株が売られ、全体指数の足を引っ張った。東証1部の売買代金は3日連続で2兆9000億円台と高水準にこなしている。
個別では、任天堂<7974>が売買代金トップで大幅高に買われた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが上昇、ファーストリテイリング<9983>も高い。コマツ<6301>、資生堂<4911>が買い優勢となり、昭和電工<4004>も値を上げた。アカツキ<3932>、ファーストロジック<6037>が一時ストップ高を演じたほか、ジャパンベストレスキューシステム<2453>、ブレインパッド<3655>も値を飛ばした。三桜工業<6584>も物色人気となった。
半面、東京エレクトロン<8035>が値を下げ、ソニー<6758>も軟調。ダイキン工業<6367>、JT<2914>も安い。グリー<3632>、住友ベークライト<4203>が商いを伴い大幅安、ネオス<3627>も大きく値を下げた。ジャパンディスプレイ<6740>が下落、ヘリオス テクノ ホールディング<6927>なども下値を探る展開に。日本電気硝子<5214>も売られた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、日立建機 <6305> 、ファナック <6954> 、ユニファミマ <8028> 、コマツ <6301> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約47円。うち25円はファストリ1銘柄によるもの。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄は東エレク <8035> 、ダイキン <6367> 、KDDI <9433> 、アルプス <6770> 、ソニー <6758> 。押し下げ効果は約48円。
東証33業種のうち上昇は19業種。上昇率の上位5業種は(1)その他製品、(2)銀行業、(3)鉄鋼、(4)非鉄金属、(5)証券商品先物。一方、下落率の上位5業種は(1)パルプ・紙、(2)空運業、(3)金属製品、(4)食料品、(5)化学。
■個別材料株
△キャンディル <1446> [東証M]
SOMPOワランティと包括的業務提携。
△ケア21 <2373> [JQ]
1→2の株式分割を実施。
△ブレインP <3655>
英ベイリー・ギフォードが保有株買い増し。
△アカツキ <3932>
スクエニHD <9684> との共同開発「ロマンシング サガ」新作を発表。
△ドリコム <3793> [東証M]
楽天 <4755> からバンナムHD <7832> への大株主移動。
△フィスコ <3807> [JQG]
「テックビューロ」支援を好感。
△カルナバイオ <4572> [JQG]
BTK阻害薬に関する研究成果が米学術雑誌に掲載。
△ファストロジ <6037>
18年7月期業績が市場予想を上回る。
△任天堂 <7974>
「ニンテンドースイッチオンライン」をスタート。
△関西電 <9503>
ゴールドマン・サックス証券が投資判断を新規に「買い推奨」。
▼グリー <3632>
子会社運営のスマホゲームでガチャ不具合。
▼西松屋チェ <7545>
ベビー・マタニティー用品伸び悩み上期業績は計画下振れ。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)アカツキ <3932> 、(2)ファストロジ <6037> 、(3)JBR <2453> 、(4)ブレインP <3655> 、(5)三桜工 <6584> 、(6)ヴィンクス <3784> 、(7)イワキ <8095> 、(8)タマホーム <1419> 、(9)ジャスト <4686> 、(10)鎌倉新書 <6184> 。
値下がり率上位10傑は(1)RSテクノ <3445> 、(2)ネオス <3627> 、(3)グリー <3632> 、(4)住友ベ <4203> 、(5)アグロカネシ <4955> 、(6)Jディスプレ <6740> 、(7)ブイキューブ <3681> 、(8)チェンジ <3962> 、(9)フォスター <6794> 、(10)積化成 <4228> 。
【大引け】
日経平均は前日比2.41円(0.01%)高の2万3674.93円。TOPIXは前日比1.94(0.11%)高の1787.60。出来高は概算で16億7342万株。東証1部の値上がり銘柄数は1090、値下がり銘柄数は932となった。日経ジャスダック平均は3774.88円(4.37円安)。
[2018年9月20日]
株探ニュース
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