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ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 26606.87
高値 26674.86(09:30)
安値 26304.08(14:07)
大引け 26334.98(前日比 -486.54 、 -1.81% )
売買高 11億7586万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆6353億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅続落、500円近い下落で約1ヵ月ぶり安値
2.米長期金利の急上昇を背景としたハイテク株安の流れが波及
3.日本時間今晩発表の米CPIの結果を前に買い手控えムード
4.半導体や機械株など売られる一方、空運や金融の一角が堅調
5.個別では値下がり銘柄数が1400超で全体の8割を占める
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比413ドル安と3日ぶりに反落した。米長期金利の上昇で、マイクロソフト
東京市場では、日経平均株価が大幅続落となり2万6000円台前半まで水準を切り下げた。米ハイテク株安の流れが波及し、主力銘柄中心に広範囲に売られる展開だった。
12日の東京市場は、一段とリスク回避の売り圧力が強まった。前日の米国株市場では米長期金利の上昇が重荷となり、ハイテク株などが売り込まれ主要株指数が揃って下落、この流れを引き継ぎ日経平均も下値を探る動きを強いられた。依然として不透明なウクライナ情勢や、ゼロコロナ政策をとる中国で上海など主要都市のロックダウンによる経済への影響も警戒されている。日本時間今晩に発表が予定される米CPIの結果を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせた。日経平均は約1カ月ぶりの安値水準となった。海運のほか、半導体関連や機械株が売られ全体指数を押し下げた。空運や金融株の一角が強さをみせたものの、業種別では33業種中29業種が下落。個別銘柄も値下がり数が1400を上回り、プライム市場全体の8割が値を下げている。
個別では、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連の主力株が売られ、日本郵船<9101>など海運株も安い。ソニーグループ<6758>が売られ、ファナック<6954>、キーエンス<6861>、日本電産<6594>なども値を下げた。ファーストリテイリング<9983>も下値を探った。ブックオフグループホールディングス<9278>が急落、ピアラ<7044>、参天製薬<4536>なども大幅安。レノバ<9519>、イーレックス<9517>など再生エネルギー関連の下げも目立つ。
半面、ローツェ<6323>が商いを伴い値上がり率トップに買われる人気となった。アークランドサカモト<9842>、Sansan<4443>、日本電波工業<6779>などが値を飛ばし、高島屋<8233>も上昇した。NTT<9432>、KDDI<9433>が頑強な値動きをみせ、セブン&アイ・ホールディングス<3382>も買いが優勢だった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433>、ネクソン <3659>、セブン&アイ <3382>、NTTデータ <9613>、高島屋 <8233>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約19円。うち10円はKDDI1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、ファナック <6954>、ダイキン <6367>、アドテスト <6857>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約192円。
東証33業種のうち上昇は4業種のみで、上昇率の上位から(1)空運業、(2)情報・通信業、(3)保険業、(4)その他金融業。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)機械、(3)精密機器、(4)電気機器、(5)医薬品。
■個別材料株
△フルスピード <2159> [東証S]
フリービット <3843> [東証P]が1株551円でTOBへ。
△プロパスト <3236> [東証S]
収益性の向上などで22年5月期営業利益予想を一転増益へ上方修正。
△モルフォ <3653> [東証G]
車両の安全性能を向上させるシステムにデンソー <6902> [東証P]との共同開発技術が採用。
△モバファク <3912> [東証P]
NFT販売プラットフォーム「ユニマ」に思惑。
△T・SCAT <3974> [東証S]
50万株を上限とする自社株をToSTNeT-3で取得。
△サンアスタ <4053> [東証G]
SNCとのNFT新会社設立を材料視。
△Sansan <4443> [東証P]
22年第3四半期最終4割増益を好感。
△ローツェ <6323> [東証P]
23年2月期大幅増収増益で増配も。
△HCH <7361> [東証G]
NTTデータ <9613> [東証P]と金融機関向けデジタル接客・営業ソリューションを共同開発。
△高島屋 <8233> [東証P]
新型コロナの影響縮小で今期営業4.3倍増益見通し。
▼ピアズ <7066> [東証G]
東証が信用取引に関する臨時措置を実施。
▼ブックオフG <9278> [東証P]
公募による自己株処分実施で需給悪化を警戒。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ローツェ <6323>、(2)アークランド <9842>、(3)オーバル <7727>、(4)モバファク <3912>、(5)Sansan <4443>、(6)Jディスプレ <6740>、(7)日電波 <6779>、(8)GMO-GS <3788>、(9)ビーウィズ <9216>、(10)WDB <2475>。
値下がり率上位10傑は(1)ブックオフG <9278>、(2)ピアラ <7044>、(3)参天薬 <4536>、(4)ライク <2462>、(5)テスHD <5074>、(6)レノバ <9519>、(7)BEENOS <3328>、(8)ヒトコムHD <4433>、(9)ダイセキ <9793>、(10)イーレックス <9517>。
【大引け】
日経平均は前日比486.54円(1.81%)安の2万6334.98円。TOPIXは前日比26.01(1.38%)安の1863.63。出来高は概算で11億7586万株。東証プライムの値上がり銘柄数は318、値下がり銘柄数は1473となった。東証マザーズ指数は754.14(6.91ポイント安)。
[2022年4月12日]
株探ニュース
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