940円
三菱ケミカルグループのニュース
11日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:節目の29000円水準での押し目買い意欲も強まりづらいところか
■NTT、2Q営業利益 0.1%増 1兆92億円
■前場の注目材料:凸版印、親子上場廃止、来年3月「フォームズ」にTOB
■節目の29000円水準での押し目買い意欲も強まりづらいところか
11日の日本株市場は、神経質な相場展開になりそうだ。10日の米国市場はNYダウが240ドル安だった。10月消費者物価指数(CPI)が予想を上回り30年ぶり最大の伸びを記録したため、インフレ加速が警戒され売りが広がった。長期金利の上昇を受けてハイテク株も弱い値動きとなったほか、原油先物相場の下落によりエネルギー株も軟調だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円安の29080円。円相場は1ドル113円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好からやや売り先行の展開になりそうだ。米国ではAMDが6%を超える下落となるなど半導体株の下げが目立っていることから、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが指数の重荷となる可能性がある。日経225先物はナイトセッションで一時29000円まで下落しているため、節目の29000円での攻防が意識されやすいところ。同水準には25日線が位置していることもあり、支持線として機能してくるようだと、いったんはリバウンドを試す展開も期待されよう。
一方で、中国恒大集団のデフォルトリスクが高まっており、日中は不安定な動きが見込まれる。報道によると猶予期間が10日に終了した社債3本の利払いが行われデフォルトは回避されたもようと報じられているほか、デフォルトした、といった報道も伝わっているため、中国や香港市場の動向に神経質にならざるを得ない状況である。様子見姿勢のなかで短期筋による売り仕掛け的な動きも出やすい需給状況であるため、節目の29000円水準での押し目買い意欲も強まりづらいところであろう。
そのため、インデックスに絡んだ売買に振らされやすい需給状況のなか、物色は決算を手掛かりとした個別物色のほか、政策期待を背景としたテーマ株の一角にとどまりそうである。昨日の引け後の決算では、NTT<9432>、セコム<9735>、凸版印<7911>などが注目されるほか、個人主体の売買としてはサンアスタリスク<4053>、グローバルW<3936>などに短期資金が集まりやすいだろう。
■NTT、2Q営業利益 0.1%増 1兆92億円
NTT<9432>は第2四半期決算を発表。営業利益は前年同期比0.1%増の1兆92.76億円だった。NTTドコモの完全子会社化による少数株主利益の取り込みが寄与。DX化の流れを背景にシステム開発需要の増加でNTTデータ<9613>の増益も寄与した。コンセンサス(1兆120億円程度)の範囲内。通期は従来予想を据え置いている。
■前場の注目材料
・1ドル113.90-00円
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・凸版印<7911>親子上場廃止、来年3月「フォームズ」にTOB
・大阪ガス<9532>欧で電力需給調整に参画、蘭社と資本提携
・ブリヂストン<5108>コンベヤーベルト事業撤退
・三菱自<7211>エクスパンダーを一新、東南ア中心に展開
・太平洋工業<7250>エコ工場建設、23年稼働
・ローム<6963>200ミリワット対応ワイヤレスモジュール、小型機器の無線給電簡単に
・ソフトバンク<9434>米エヌビディアと法人領域の5G研究施設、vRAN・MEC活用
・大興電子通信<8023>雇用契約を電子化
・第一三共<4568>3ADC開発推進、新中計—がん領域6000億円
・ユーグレナ<2931>キューサイと商品の製販で協業
・タカラバイオ<4974>大塚製薬と共同開発・販売終了
・新日本理化<4406>バイオマス由来可塑剤を拡充、新規4製品を車分野提案
・三菱ケミHD<4188>廃漁網でナイロン繊維、カーペット向け
・日本酸素HD<4091>半導体材ガスの製造能力倍増、日韓中3拠点で
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 10月国内企業物価指数(前年比予想:+7.0%、9月:+6.3%)
<海外>
・09:30 豪・10月失業率(予想:4.8%、9月:4.6%)
・09:30 豪・10月雇用者数増減(予想:+5.0万人、9月:-13.8万人) <ST>
■株式見通し:節目の29000円水準での押し目買い意欲も強まりづらいところか
■NTT、2Q営業利益 0.1%増 1兆92億円
■前場の注目材料:凸版印、親子上場廃止、来年3月「フォームズ」にTOB
■節目の29000円水準での押し目買い意欲も強まりづらいところか
11日の日本株市場は、神経質な相場展開になりそうだ。10日の米国市場はNYダウが240ドル安だった。10月消費者物価指数(CPI)が予想を上回り30年ぶり最大の伸びを記録したため、インフレ加速が警戒され売りが広がった。長期金利の上昇を受けてハイテク株も弱い値動きとなったほか、原油先物相場の下落によりエネルギー株も軟調だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円安の29080円。円相場は1ドル113円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好からやや売り先行の展開になりそうだ。米国ではAMDが6%を超える下落となるなど半導体株の下げが目立っていることから、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが指数の重荷となる可能性がある。日経225先物はナイトセッションで一時29000円まで下落しているため、節目の29000円での攻防が意識されやすいところ。同水準には25日線が位置していることもあり、支持線として機能してくるようだと、いったんはリバウンドを試す展開も期待されよう。
一方で、中国恒大集団のデフォルトリスクが高まっており、日中は不安定な動きが見込まれる。報道によると猶予期間が10日に終了した社債3本の利払いが行われデフォルトは回避されたもようと報じられているほか、デフォルトした、といった報道も伝わっているため、中国や香港市場の動向に神経質にならざるを得ない状況である。様子見姿勢のなかで短期筋による売り仕掛け的な動きも出やすい需給状況であるため、節目の29000円水準での押し目買い意欲も強まりづらいところであろう。
そのため、インデックスに絡んだ売買に振らされやすい需給状況のなか、物色は決算を手掛かりとした個別物色のほか、政策期待を背景としたテーマ株の一角にとどまりそうである。昨日の引け後の決算では、NTT<9432>、セコム<9735>、凸版印<7911>などが注目されるほか、個人主体の売買としてはサンアスタリスク<4053>、グローバルW<3936>などに短期資金が集まりやすいだろう。
■NTT、2Q営業利益 0.1%増 1兆92億円
NTT<9432>は第2四半期決算を発表。営業利益は前年同期比0.1%増の1兆92.76億円だった。NTTドコモの完全子会社化による少数株主利益の取り込みが寄与。DX化の流れを背景にシステム開発需要の増加でNTTデータ<9613>の増益も寄与した。コンセンサス(1兆120億円程度)の範囲内。通期は従来予想を据え置いている。
■前場の注目材料
・1ドル113.90-00円
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・凸版印<7911>親子上場廃止、来年3月「フォームズ」にTOB
・大阪ガス<9532>欧で電力需給調整に参画、蘭社と資本提携
・ブリヂストン<5108>コンベヤーベルト事業撤退
・三菱自<7211>エクスパンダーを一新、東南ア中心に展開
・太平洋工業<7250>エコ工場建設、23年稼働
・ローム<6963>200ミリワット対応ワイヤレスモジュール、小型機器の無線給電簡単に
・ソフトバンク<9434>米エヌビディアと法人領域の5G研究施設、vRAN・MEC活用
・大興電子通信<8023>雇用契約を電子化
・第一三共<4568>3ADC開発推進、新中計—がん領域6000億円
・ユーグレナ<2931>キューサイと商品の製販で協業
・タカラバイオ<4974>大塚製薬と共同開発・販売終了
・新日本理化<4406>バイオマス由来可塑剤を拡充、新規4製品を車分野提案
・三菱ケミHD<4188>廃漁網でナイロン繊維、カーペット向け
・日本酸素HD<4091>半導体材ガスの製造能力倍増、日韓中3拠点で
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 10月国内企業物価指数(前年比予想:+7.0%、9月:+6.3%)
<海外>
・09:30 豪・10月失業率(予想:4.8%、9月:4.6%)
・09:30 豪・10月雇用者数増減(予想:+5.0万人、9月:-13.8万人) <ST>
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