3,220円
多木化学のニュース
日経平均株価
始値 21967.98
高値 22006.83(13:44)
安値 21816.05(10:15)
大引け 21952.40(前日比 +140.40 、 +0.64% )
売買高 13億2598万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆3149億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日続伸、欧米株高を好感して一時2万2000円回復
2.米中貿易摩擦への警戒感で途中利食い急ぎも、後場に買い直される
3.為替が円安水準キープで安心感、先物へのショートカバーが後押し
4.保険や銀行、海運、資源関連などに買い入り全体強気地合いを牽引
5.上海株の後場軟化受け上値重くなるも、値上がり銘柄は全体の7割
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは354ドル高と5日ぶりに大幅反発した。年末商戦のサイバーマンデーでの売上高が過去最高となるとの見通しから消費関連株が買われたほか、原油先物相場の上昇も好感された。
東京市場では、買い先行も寄り後日経平均株価は伸び悩んだが、後場に入ると買いが厚くなり再び上値指向に。一時2万2000円台を回復する場面もあった。
27日の東京市場は、東京市場は上値追い継続。前日の欧米株市場が総じて強気に傾き、米国ではNYダウが一時400ドル近い上昇をみせたことを受け、主力株中心に広範囲に買いが先行した。寄り付き買い一巡後は米中貿易摩擦問題がくすぶるなか、目先筋の利食い急ぎが出て伸び悩んだが、後場に入ってから買い直された。為替がドル高・円安水準で推移していたこともあり、先物へのショートカバーを足場に現物株市場も強調展開となった。業種別では保険株や銀行株にリバウンド狙いの押し目買いが入ったほか、資源関連や海運株も強さを発揮した。後場後半は前場高かった中国・上海株が値を消したことを受け上値が重くなったものの、値上がり銘柄数は1500を超え、全体の約7割を占めた。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が断トツの商いをこなし上昇、トヨタ自動車<7203>も買い優勢の展開だった。LINE<3938>、ソニー<6758>が物色人気となったほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンク、第一生命ホールディングス<8750>など保険株も買われた。KLab<3656>、gumi<3903>が大幅高となり、メガチップス<6875>も値を飛ばした。ZOZO<3092>も活況高。
半面、武田薬品工業<4502>が軟調、塩野義製薬<4507>も売られるなど医薬品株に安いものが目立つ。東海カーボン<5301>が売りに押され、アダストリア<2685>は大幅安となった。ヤマシンフィルタ<6240>が値を下げたほか、アルパイン<6816>、SBIホールディングス<8473>が安く、日総工産<6569>、西松屋チェーン<7545>なども下落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はソフトバンク <9984> 、KDDI <9433> 、東エレク <8035> 、ユニファミマ <8028> 、NTTデータ <9613> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約72円。うち36円はソフトバンク1銘柄によるもの。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄は塩野義 <4507> 、ファストリ <9983> 、アステラス <4503> 、リクルート <6098> 、大日本住友 <4506> 。押し下げ効果は約43円。
東証33業種のうち30業種が上昇し、下落は医薬品、水産・農林業、繊維製品の3銘柄のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)保険業、(2)鉱業、(3)海運業、(4)情報・通信業、(5)金属製品。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)陸運業、(2)電気・ガス業、(3)食料品、(4)パルプ・紙、(5)小売業。
■個別材料株
△サニーサイド <2180> [東証2]
東証1部に指定。
△ハイパー <3054> [JQ]
子会社が英スウィヴェル社の「AuthControl Sentry」を販売開始。
△フジタコーポ <3370> [JQ]
道議会がIR誘致を巡り苫小牧を優先候補地としたことで思惑働く。
△アルファクス <3814> [JQG]
今期経常を42%上方修正。
△LINE <3938>
「スマホ決済で中国テンセントと提携」との報道。
△多木化 <4025>
1→2の株式分割を実施。
△ハリマ化成G <4410>
サンパイン社株式を追加取得。
△アクトコール <6064> [東証M]
光通信との資本業務提携を引き続き材料視。
△ニチダイ <6467> [JQ]
岩井コスモ証券が投資判断を新規「A」でカバレッジを開始。
△ファイズ <9325> [東証M]
東証1部に市場変更、記念配当6円を実施。
▼ウチダエスコ <4699> [JQ]
8-10月期(1Q)経常は15%減益で着地。
▼タカショー <7590>
2-10月期(3Q累計)経常が53%減益で着地・8-10月期は赤字転落。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)多木化 <4025> 、(2)LINE <3938> 、(3)KLab <3656> 、(4)メガチップス <6875> 、(5)テラスカイ <3915> 、(6)リログループ <8876> 、(7)ハリマ化成G <4410> 、(8)gumi <3903> 、(9)住江織 <3501> 、(10)アイネット <9600> 。
値下がり率上位10傑は(1)アゴーラHG <9704> 、(2)アダストリア <2685> 、(3)エラン <6099> 、(4)塩野義 <4507> 、(5)アバント <3836> 、(6)ヤマシン―F <6240> 、(7)大日本住友 <4506> 、(8)元気寿司 <9828> 、(9)OATアグリ <4979> 、(10)ドンキHD <7532> 。
【大引け】
日経平均は前日比140.40円(0.64%)高の2万1952.40円。TOPIXは前日比11.96(0.73%)高の1644.16。出来高は概算で13億2598万株。東証1部の値上がり銘柄数は1509、値下がり銘柄数は526となった。日経ジャスダック平均は3545.00円(0.79円高)。
[2018年11月27日]
株探ニュース
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