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PKSHA Technologyのニュース
先週の新興市場では、マザーズ指数が一進一退の展開となった。週前半は日経平均の反発につれて買いが先行したものの、マザーズ指数は節目として意識される25日線を前に上げ一服となる場面も見られた。日経ジャスダック平均は2月28日まで10日続伸した。週後半に入ると米NYダウや日経平均が連日の大幅安となったことで、新興市場でもリスク回避目的の売りが優勢となった。ただ、値動きの軽い材料株やIPO銘柄物色は比較的活発だった。なお、週間の騰落率は、日経平均が-3.2%であったのに対して、マザーズ指数は-0.2%、日経ジャスダック平均は-0.7%だった。
個別では、マザーズ時価総額上位のミクシィ<2121>が週間で2.7%安、サイバーダイン<7779>が同3.8%安、そーせいグループ<4565>が同2.5%安となり、指数の重しとなった。ただ、PKSHA Technology<3993>は同5.4%高と堅調だった。売買代金上位ではフィル・カンパニー<3267>やジーエヌアイグループ<2160>が利益確定売りに押される一方、マネーフォワード<3994>やメドレックス<4586>の上げが目立った。また、イグニス<3689>はVR(仮想現実)子会社の新サービス発表を受けて人気化し、週間のマザーズ上昇率トップとなった。ジャスダック主力では、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同6.5%安と軟調だった。ハイテク株安の影響を受けたようだ。反面、売買代金上位ではIGポート<3791>や直近IPO銘柄の歯愛メディカル<3540>、ヴィスコ・テクノロジーズ<6698>が堅調ぶりを見せ、シーズメン<3083>が連日のストップ高で週間のジャスダック上昇率トップとなった。IPOでは、2月23日上場のMマート<4380>と28日上場のジェイテックコーポレーション<3446>が上場2日目に入り公開価格の4倍を超える初値を付けた。3月2日上場のSERIOHD<6567>も初日は買い気配のまま初値が付かなかった。
今週の新興市場でも、相場全体の地合いの影響を受けやすい時価総額上位銘柄を中心に弱含みの展開となる可能性がある。足元では国内外の株式市場において米国の利上げペース加速や保護主義的な通商政策を警戒する動きが広がっている。ただ、新興市場の商いはさほど鈍っておらず、個人投資家のマインドや需給は比較的良好との指摘もある。銘柄選別色は強まるだろうが、全体相場の影響を受けにくい小型材料株やIPO銘柄には引き続き積極的な買いが向かいそうだ。
今週は、3月6日にアスカネット<2438>、アイル<3854>、8日にアイモバイル<6535>、ナ・デックス<7435>、9日にテンポスHD<2751>、アイリッジ<3917>、日本スキー場開発<6040>、イトクロ<6049>などが決算発表を予定している。イトクロなどは業績好調が続いている。直近IPO銘柄ではジェイテックコーポレーションが初値形成後も活況となっており、引き続き動向を注視したい。
IPO関連では、神戸天然物化学<6568>(3月15日、マザーズ)など3月中旬以降の上場案件が続々とブックビルディング期間に入っている。件数が多いため資金は分散しがちとなるが、直近のIPOがいずれも高い初値を付けているだけに需要は旺盛とみられる。なお、先週はブティックス<9272>(4月3日、マザーズ)、ビープラッツ<4381>(4月4日、マザーズ)の新規上場が発表されている。
<FA>
個別では、マザーズ時価総額上位のミクシィ<2121>が週間で2.7%安、サイバーダイン<7779>が同3.8%安、そーせいグループ<4565>が同2.5%安となり、指数の重しとなった。ただ、PKSHA Technology<3993>は同5.4%高と堅調だった。売買代金上位ではフィル・カンパニー<3267>やジーエヌアイグループ<2160>が利益確定売りに押される一方、マネーフォワード<3994>やメドレックス<4586>の上げが目立った。また、イグニス<3689>はVR(仮想現実)子会社の新サービス発表を受けて人気化し、週間のマザーズ上昇率トップとなった。ジャスダック主力では、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同6.5%安と軟調だった。ハイテク株安の影響を受けたようだ。反面、売買代金上位ではIGポート<3791>や直近IPO銘柄の歯愛メディカル<3540>、ヴィスコ・テクノロジーズ<6698>が堅調ぶりを見せ、シーズメン<3083>が連日のストップ高で週間のジャスダック上昇率トップとなった。IPOでは、2月23日上場のMマート<4380>と28日上場のジェイテックコーポレーション<3446>が上場2日目に入り公開価格の4倍を超える初値を付けた。3月2日上場のSERIOHD<6567>も初日は買い気配のまま初値が付かなかった。
今週の新興市場でも、相場全体の地合いの影響を受けやすい時価総額上位銘柄を中心に弱含みの展開となる可能性がある。足元では国内外の株式市場において米国の利上げペース加速や保護主義的な通商政策を警戒する動きが広がっている。ただ、新興市場の商いはさほど鈍っておらず、個人投資家のマインドや需給は比較的良好との指摘もある。銘柄選別色は強まるだろうが、全体相場の影響を受けにくい小型材料株やIPO銘柄には引き続き積極的な買いが向かいそうだ。
今週は、3月6日にアスカネット<2438>、アイル<3854>、8日にアイモバイル<6535>、ナ・デックス<7435>、9日にテンポスHD<2751>、アイリッジ<3917>、日本スキー場開発<6040>、イトクロ<6049>などが決算発表を予定している。イトクロなどは業績好調が続いている。直近IPO銘柄ではジェイテックコーポレーションが初値形成後も活況となっており、引き続き動向を注視したい。
IPO関連では、神戸天然物化学<6568>(3月15日、マザーズ)など3月中旬以降の上場案件が続々とブックビルディング期間に入っている。件数が多いため資金は分散しがちとなるが、直近のIPOがいずれも高い初値を付けているだけに需要は旺盛とみられる。なお、先週はブティックス<9272>(4月3日、マザーズ)、ビープラッツ<4381>(4月4日、マザーズ)の新規上場が発表されている。
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