1,053円
ラックのニュース
先週の新興市場では、世界的な株安の流れが波及してマザーズ指数、日経ジャスダック平均ともに大きく下落した。米主要企業の決算などから世界経済の先行きに対する懸念が増し、日経平均は10月23日に604円、25日に822円の大幅安となった。金融市場全体が不安定となったことで、新興市場では週末にかけてリスク回避の売りが広がった。なお、週間の騰落率は、日経平均が-6.0%であったのに対して、マザーズ指数は-10.9%、日経ジャスダック平均は-5.7%だった。マザーズ指数は16年11月以来の安値水準を付けている。
個別では、メルカリ<4385>が週間で9.0%安、MTG<7806>が同16.0%安、ミクシィ<2121>が同9.5%安とマザーズ時価総額上位は軒並み大きく下落した。売買代金上位でもALBERT<3906>、そーせいグループ<4565>など週間の下落率が2ケタに達する銘柄が多く、プロレド・パートナーズ<7034>やエクスモーション<4394>といった直近IPO銘柄が下落率上位に並んだ。ただ、イーソル<4420>はマザーズ売買代金トップで逆行高となった。また、ジェネレーションパス<3195>やシリコンスタジオ<3907>が上昇率上位に顔を出した。シリコンスタジオはアマゾンウェブサービスのパートナーに認定されたと発表している。ジャスダック主力もワークマン<7564>が同5.4%安、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同9.8%安と全般軟調だった。売買代金上位ではシンバイオ製薬<4582>や直近IPO銘柄のプリントネット<7805>などが大きく売られ、エムティジェネックス<9820>が週間のジャスダック下落率トップとなった。反面、地域新聞社<2164>が上昇率トップとなり、リリースが材料視された幸和製作所<7807>なども買われた。IPOではディ・アイ・システム<4421>が上場2日目に公開価格の約2.6倍となる初値を付け、10月23日上場のリーガル不動産<3497>もしっかりした初値形成となった。
今週の新興市場は、不安定な相場展開が続きそうだ。個人投資家の物色意欲が根強かった中小型株だが、先週末にかけての株価急落で需給状況が急速に悪化し、当面は売り方優位の地合いが続きそうだ。外部環境が落ち着けば資金の戻りも早いだろうが、押し目買いのタイミングは慎重に見極めたいところだ。物色の向かう先は需給が比較的良好な銘柄に限られそうだ。
今週は、10月29日にインフォコム<4348>、弁護士ドットコム<6027>、30日にセプテーニ・HD<4293>、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>、31日にユナイテッド<2497>、セリア<2782>、ドリコム<3793>、ALBERT、フリークアウト・HD<6094>、テクノホライゾン・HD<6629>、11月1日にラック<3857>、2日にアドウェイズ<2489>、ジャパンインベストメントアドバイザー<7172>などが決算発表を予定している。好決算を受けた見直しの動きに期待したいが、戻り待ちの売りも出やすいだろう。
IPO関連では、10月30日にVALUENEX<4422>がマザーズへ新規上場する。同社はビッグデータの解析ツールを提供し、テーマ性や成長性の高さで投資家の関心を集めている。またベンチャーキャピタルが筆頭株主ではあるものの、公開規模は比較的小さく、強い初値形成となりそうだ。なお、先週は霞ヶ関キャピタル<3498>(11月28日、マザーズ)の新規上場が発表されている。
<HK>
個別では、メルカリ<4385>が週間で9.0%安、MTG<7806>が同16.0%安、ミクシィ<2121>が同9.5%安とマザーズ時価総額上位は軒並み大きく下落した。売買代金上位でもALBERT<3906>、そーせいグループ<4565>など週間の下落率が2ケタに達する銘柄が多く、プロレド・パートナーズ<7034>やエクスモーション<4394>といった直近IPO銘柄が下落率上位に並んだ。ただ、イーソル<4420>はマザーズ売買代金トップで逆行高となった。また、ジェネレーションパス<3195>やシリコンスタジオ<3907>が上昇率上位に顔を出した。シリコンスタジオはアマゾンウェブサービスのパートナーに認定されたと発表している。ジャスダック主力もワークマン<7564>が同5.4%安、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同9.8%安と全般軟調だった。売買代金上位ではシンバイオ製薬<4582>や直近IPO銘柄のプリントネット<7805>などが大きく売られ、エムティジェネックス<9820>が週間のジャスダック下落率トップとなった。反面、地域新聞社<2164>が上昇率トップとなり、リリースが材料視された幸和製作所<7807>なども買われた。IPOではディ・アイ・システム<4421>が上場2日目に公開価格の約2.6倍となる初値を付け、10月23日上場のリーガル不動産<3497>もしっかりした初値形成となった。
今週の新興市場は、不安定な相場展開が続きそうだ。個人投資家の物色意欲が根強かった中小型株だが、先週末にかけての株価急落で需給状況が急速に悪化し、当面は売り方優位の地合いが続きそうだ。外部環境が落ち着けば資金の戻りも早いだろうが、押し目買いのタイミングは慎重に見極めたいところだ。物色の向かう先は需給が比較的良好な銘柄に限られそうだ。
今週は、10月29日にインフォコム<4348>、弁護士ドットコム<6027>、30日にセプテーニ・HD<4293>、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>、31日にユナイテッド<2497>、セリア<2782>、ドリコム<3793>、ALBERT、フリークアウト・HD<6094>、テクノホライゾン・HD<6629>、11月1日にラック<3857>、2日にアドウェイズ<2489>、ジャパンインベストメントアドバイザー<7172>などが決算発表を予定している。好決算を受けた見直しの動きに期待したいが、戻り待ちの売りも出やすいだろう。
IPO関連では、10月30日にVALUENEX<4422>がマザーズへ新規上場する。同社はビッグデータの解析ツールを提供し、テーマ性や成長性の高さで投資家の関心を集めている。またベンチャーキャピタルが筆頭株主ではあるものの、公開規模は比較的小さく、強い初値形成となりそうだ。なお、先週は霞ヶ関キャピタル<3498>(11月28日、マザーズ)の新規上場が発表されている。
<HK>
この銘柄の最新ニュース
ラックのニュース一覧- TOB・MBO(公開買付)銘柄一覧 2024/11/30
- (訂正)KDDI株式会社による当社株式に対する公開買付けの開始に関する賛同の意見表明及び応募推奨のお知らせ 2024/11/27
- 出来高変化率ランキング(9時台)~DELTA-P、DyDoなどがランクイン 2024/11/27
- KDDI株式会社による当社株式に対する公開買付けの開始に関する賛同の意見表明及び応募推奨のお知らせ 2024/11/26
- <11月20日の十字足示現銘柄(売りシグナル)> 2024/11/21
マーケットニュース
- 明日の株式相場に向けて=地銀株に師走の上昇旋風吹くか (12/02)
- 東京株式(大引け)=304円高、不安定な地合いも売り一巡後は買い戻し優勢に (12/02)
- 2日香港・ハンセン指数=終値19550.29(+126.68) (12/02)
- 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、12月に入り買戻し先行 (12/02)
おすすめ条件でスクリーニングされた銘柄を見る
ラックの取引履歴を振り返りませんか?
ラックの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。