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新興市場見通し:需給整理一巡と出遅れ感でマザーズ持ち直し、テーマ株にも関心

配信元:フィスコ
投稿:2018/08/25 15:08
先週の新興市場では、為替の円安進行とともに日経平均が上昇するなか、個人投資家のマインド改善でマザーズ指数や日経ジャスダック平均もリバウンドを見せた。株価の下落が続いていたマザーズ主力株は信用需給の整理が進み、手仕舞い売りが一服するとともに値ごろ感から押し目買いが入ったようだ。特に時価総額の大きいバイオ株の上昇が目立ち、マザーズ指数を押し上げた。なお、週間の騰落率は、日経平均が+1.5%であったのに対して、マザーズ指数は+3.7%、日経ジャスダック平均は+1.1%だった。

個別では、マザーズ時価総額上位のメルカリ<4385>が週間で7.7%安と下値模索の展開が続いたものの、MTG<7806>は同4.4%高、ミクシィ<2121>は同0.5%高となった。バイオ株ではサンバイオ<4592>が同13.2%高、そーせいグループ<4565>が同21.7%高と大きく上昇した。そーせいグループは大株主の保有株増加が買い材料視されたようだ。売買代金上位もエクストリーム<6033>、ALBERT<3906>など全般堅調で、新作サッカーゲームへの期待が高まったモブキャストHD<3664>が週間のマザーズ上昇率トップだった。一方、前週末に大きく買われたイード<6038>は反動安で下落率トップとなった。ジャスダック主力はハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同2.7%安、セリア<2782>が同2.9%安と軟調だったが、前週下げの目立ったUTグループ<2146>は同7.6%高と切り返した。売買代金上位ではテリロジー<3356>メイコー<6787>などが買われ、中古スマートフォンのSIMロック解除を義務付けするとの報道を受けて日本テレホン<9425>が週間のジャスダック上昇率トップとなった。反面、立会外分売を実施したシステム・ロケーション<2480>などが下落率上位に顔を出した。IPOでは、8月22日にチームスピリット<4397>が新規上場した。およそ3週間ぶりのIPOで、公開価格の約2.0倍となる初値を付けた。

今週の新興市場では、マザーズ指数が25日線の位置する1000pt水準を回復できるかが焦点となりそうだ。外部環境の不透明感などから強気一編には傾きづらく、同水準では目先の利益を確定する売りも出やすいだろう。ただ、日経平均が25日線等を上抜けしてきたため、マザーズ指数の出遅れ感が意識されやすい。マザーズ売買代金も増えてきており、資金流入が強まっている印象である。

決算発表の一巡と投資家心理の改善により、テーマ株物色の動きも活発となってきた。週末にはトヨタ自動車<7203>のグループ4社が自動運転技術の外販に乗り出すなどと報じられており、関連銘柄としてPKSHA Technology<3993>やALBERTに関心が向かいそうだ。その他のAI(人工知能)関連銘柄やブロックチェーン関連銘柄にも注目したい。なお、今週は8月31日にACCESS<4813>などが決算発表を予定している。東和フードサービス<3329>も8月下旬に決算を発表する見込み。

IPO関連では、9月6日のand factory<7035>及びナルミヤ・インターナショナル<9275>上場を待つ形となっている。足元ではこれら案件のブックビルディング期間となっているが、and factoryは需要堅調のようだ。また、先週はワールド<3612>(9月28日、東証1部または2部)など6社の新規上場が発表されており、9月のIPOは13社まで増えている。


<FA>
配信元: フィスコ
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