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デファクトスタンダードのニュース
日経平均株価
始値 21713.26
高値 21713.26(09:00)
安値 21542.03(11:15)
大引け 21627.34(前日比 +18.42 、 +0.09% )
売買高 13億6559万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆6254億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は小幅続伸、朝高後に軟化も後場終盤にプラス圏に再浮上
2.FOMCではハト派姿勢を再確認、米株高で市場心理改善も円高に警戒感
3.米株市場の地合いを引き継ぎ、半導体関連や機械セクターに買いが流入
4.日経平均は小幅上昇にとどまるが、東証1部全体の65%の銘柄が上昇
5.東エレク、SMCが買われる一方、エーザイはストップ安で売り物残す
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは216ドル高と3日ぶりに反発した。FOMCが年内の利上げを見送る方針を示したこと受けてリスク選好姿勢が強まったほか、アップルなどハイテク株が買われ指数を押し上げた。
東京市場では、日経平均株価が朝高後に軟化したが、後場は下げ渋る展開となり結局大引けは小幅ながらプラス圏で着地した。
22日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウなど主要指数が高く、特にハイテク株比率の高いナスダック総合指数の上げが目立ったことで、半導体関連や機械株などに買いが入りリスク選好の地合いでスタートした。FOMCでFRBのハト派姿勢が改めて確認されたことが市場心理を強気に誘導した。その後は円高含みで推移する為替動向や不安定な中国株の動きなどを横目に日経平均は上値の重い展開となり、前引け時点ではマイナス圏に沈んだ。しかし、後場に入ると3月期末を控えた駆け込みの配当権利取り狙いの買いなどが入り、終盤になって前日の終値を再び上回った。日経平均は小幅プラス圏での着地となったが、内訳をみると東証1部の値上がり銘柄数は1400近くに及び全体の65%の銘柄が上昇している。また、売買代金も2兆6000億円台まで膨らんだ。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が堅調、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>など半導体関連が買われ、キーエンス<6861>、SMC<6273>など値がさのFA関連も値を飛ばした。このほか、廣済堂<7868>、ツガミ<6101>、レーザーテック<6920>などが急伸、クスリのアオキホールディングス<3549>、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>なども大幅高に買われた。
半面、ソニー<6758>が売られたほか、ファーストリテイリング<9983>も軟調。セブン&アイ・ホールディングス<3382>が値を下げ、武田薬品工業<4502>も冴えない。エーザイ<4523>がストップ安で売り物を残したほか、ゼンリン<9474>も一時値幅制限いっぱいに売られた。シーイーシー<9692>が急落、三井ハイテック<6966>、リソー教育<4714>なども大幅下落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、東エレク <8035> 、アドテスト <6857> 、ファナック <6954> 、ユニファミマ <8028> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約90円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はエーザイ <4523> 、ファストリ <9983> 、アステラス <4503> 、ソニー <6758> 、大塚HD <4578> 。押し下げ効果は約96円。うち55円はエーザイ1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は25業種。上昇率の上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)鉱業、(3)海運業、(4)その他金融業、(5)機械。一方、下落率の上位5業種は(1)医薬品、(2)水産・農林業、(3)保険業、(4)銀行業、(5)証券商品先物。
■個別材料株
△ベクター <2656> [JQ]
オンラインゲーム事業を譲渡へ。
△クスリアオキ <3549>
6-2月期(3Q累計)経常が18%増益で着地。
△ウェルス <3772> [東証2]
22年3月期に経常利益40億円目指す中計を発表。
△データアプリ <3848> [JQ]
22年3月期に営業利益9億円目指す中計を発表。
△インテリW <4847> [東証2]
東証1部に指定。
△アライドアキ <6081> [東証M]
子会社がユーチューブの公式パートナーに選定。
△識学 <7049> [東証M]
ビジネスチャット向けアナリティクスサービスを共同開発へ。
△川澄化 <7703> [東証2]
住友ベ <4203> との資本・業務提携を発表。
△広済堂 <7868>
旧村上ファンド系企業グループが1株750円でTOB発表。
△リーバイス <9836> [JQ]
米リーバイスが34年ぶり再上場。
▼エーザイ <4523>
アルツハイマー病型認知症治療薬候補の治験中止。
▼石井表記 <6336> [東証2]
今期経常は62%減益へ。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)広済堂 <7868> 、(2)ツガミ <6101> 、(3)CKサンエツ <5757> 、(4)レーザーテク <6920> 、(5)クスリアオキ <3549> 、(6)グローバルG <6189> 、(7)トリケミカル <4369> 、(8)スクエニHD <9684> 、(9)日電波 <6779> 、(10)モリ工業 <5464> 。
値下がり率上位10傑は(1)エーザイ <4523> 、(2)ゼンリン <9474> 、(3)シーイーシー <9692> 、(4)デファクト <3545> 、(5)三井ハイテク <6966> 、(6)鶴見製 <6351> 、(7)リソー教育 <4714> 、(8)ソウルド <6553> 、(9)ウィルG <6089> 、(10)ソニー <6758> 。
【大引け】
日経平均は前日比18.42円(0.09%)高の2万1627.34円。TOPIXは前日比2.72(0.17%)高の1617.11。出来高は概算で13億6559万株。東証1部の値上がり銘柄数は1392、値下がり銘柄数は653となった。日経ジャスダック平均は3459.58円(3.84円高)。
[2019年3月22日]
株探ニュース
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