後場の日経平均は57円高でスタート、レーザーテックや商船三井が高い

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;28127.91;+57.40TOPIX;1957.57;+3.49


[後場寄り付き概況]
　後場の日経平均は前日比57.40円高の28127.91円と午前の終値からほぼ横ばいで取引を開始した。ランチタイム中の225先物は横ばいで推移。アジア市場は値下がり目立つ。為替は1ドル＝110円30銭台と朝方から横ばいで推移。午前の日経平均は、米国市場でダウが連日の史上最高値を更新した流れを引き継ぎ、続伸となった。後場の日経平均は、指数に寄与度の高い、ファーストリテイリング<9983>が午前の終値より上昇して寄り付いたことが相場を下支えし、ほぼ横ばいでのスタートとなった。午前に引き続き、半導体関連銘柄の下落が相場の重しとなり、上値を抑える要因となっているもようだ。なお、暦の上では本日からお盆入りとなり、市場参加者が減少するとの見方から、個人投資家のリスクセンチメントが低下し相場に方向感が出にくい状況のもようだ。

　セクター別では、海運業、鉱業、非鉄金属、機械などが上昇率上位となっており、一方、精密機器、水産・農林業、その他製品、電気機器が下落率上位となっている。
東証1部の売買代金上位では、日本郵船<9101>、レーザーテック<6920>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>、ＳＭＣ<6273>が高い、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、東京エレクトロン<8035>、楽天グループ<4755>、ＳＵＭＣＯ<3436>が安い。
＜CS＞