573円
JPホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 32412.12
高値 32517.68(10:43)
安値 32280.54(12:43)
大引け 32434.00(前日比 +168.83 、 +0.52% )
売買高 11億6233万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆0422億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続伸、メジャーSQ通過でリスクオン再び
2.後場寄り先物主導で値を消すも、その後買い直される
3.今週は日米欧で金融会合控え、警戒ムードはくすぶる
4.中小型株買われ、値上がり数は全体の8割近く占める
5.売買代金3兆円台乗せも、最近では比較的低調な水準
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比43ドル高と4日続伸した。FOMCやCPI発表を控え見ムードが強まるなか、ハイテク株の上昇が指数を押し上げた。
週明けの東京市場では終始買いが優勢、日経平均株価は続伸し、一時3万2500円台まで水準を切り上げた。後場寄りに軟化する場面もあったが、その後は買い直された。
12日の東京市場は、前週末の米国株市場でNYダウやナスダック総合株価指数など主要株価指数が総じて堅調な値動きをみせたこともあり、リスクを取る動きが優勢となった。前週末のメジャーSQ通過後に、日経平均は上値指向を鮮明としており、本日もその流れを引き継ぐ格好となった。ただ、後場寄りに先物絡みで不安定な値動きとなり、急速に値を消してマイナス圏に急接近する局面もあった。今週に日米欧で金融政策決定会合を控え、この結果を見極めたいとの思惑が上値を重くしている。そうしたなかも、中小型株物色が活発で、値上がり銘柄数は1400を上回りプライム市場全体の8割近くを占めている。ただ、売買代金は3兆円台にかろうじて乗せたものの、ここ最近では低調だった。
個別では、レーザーテック<6920>がしっかりだったほか、ソシオネクスト<6526>が商いを伴い大幅高、アドバンテスト<6857>も大きく上値を伸ばすなど半導体関連に強い銘柄が目立った。エーザイ<4523>が堅調、三菱重工業<7011>、キーエンス<6861>も上値を追った。HEROZ<4382>がストップ高に買われ、フリービット<3843>が大幅高、日本駐車場開発<2353>も物色人気。このほかベステラ<1433>もストップ高、エフテック<7212>、アイスタイル<3660>、ダブル・スコープ<6619>などが値を飛ばした。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が冴えず、ファーストリテイリング<9983>も軟調。川崎汽船<9107>が値を下げ、東京電力ホールディングス<9501>も売りが優勢だった。積水ハウス<1928>が安く、オリエンタルランド<4661>も冴えない。マースグループホールディングス<6419>が急落、ポールトゥウィンホールディングス<3657>も大幅安となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、第一三共 <4568>、SBG <9984>、ファナック <6954>、リクルート <6098>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約100円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、京セラ <6971>、ダイキン <6367>、セコム <9735>、日東電 <6988>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約62円。うち50円はファストリ1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は23業種。上昇率の上位5業種は(1)精密機器、(2)医薬品、(3)パルプ・紙、(4)繊維製品、(5)ガラス土石製品。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)銀行業、(3)鉱業、(4)建設業、(5)石油石炭製品。
■個別材料株
△ベステラ <1433> [東証P]
11日朝のTBS系情報番組「がっちりマンデー!!」で紹介。
△日本駐車場 <2353> [東証P]
第3四半期好決算や自社株買いの発表を好材料視。
△鳥貴族HD <3193> [東証P]
23年7月期業績及び配当予想を上方修正。
△アイスタイル <3660> [東証P]
リオープンによる化粧品需要拡大が追い風。
△フリービット <3843> [東証P]
今期も営業25%増益予想で過去最高更新へ。
△ブレインズ <4075> [東証G]
2~4月期営業2.3倍化でAI関連株人気に乗る。
△ユークス <4334> [東証S]
中間期計画上回る第1四半期最終益を評価。
△HEROZ <4382> [東証P]
今期黒字転換予想と株主優待制度の導入をポジティブ視。
△トビラシステ <4441> [東証P]
迷惑情報フィルタ順調で上期営業利益28%増。
△マクビープラ <7095> [東証G]
「24年4月期営業利益が3割増」との報道。
▼マースGHD <6419> [東証P]
新株予約権の発行で潜在的な希薄化を意識。
▼川崎汽 <9107> [東証P]
ONE社からの配当金減少を売り材料視。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)HEROZ <4382>、(2)フリービット <3843>、(3)シーイーシー <9692>、(4)ベステラ <1433>、(5)日神GHD <8881>、(6)トビラシステ <4441>、(7)日本駐車場 <2353>、(8)JPHD <2749>、(9)サムコ <6387>、(10)エフテック <7212>。
値下がり率上位10傑は(1)マースGHD <6419>、(2)ポールHD <3657>、(3)gumi <3903>、(4)エイチーム <3662>、(5)川崎汽 <9107>、(6)東電HD <9501>、(7)レオパレス <8848>、(8)チノー <6850>、(9)ダイコク電 <6430>、(10)フォーラムE <7088>。
【大引け】
日経平均は前日比168.83円(0.52%)高の3万2434.00円。TOPIXは前日比14.45(0.65%)高の2238.77。出来高は概算で11億6233万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1440、値下がり銘柄数は336となった。東証マザーズ指数は797.67ポイント(24.88ポイント高)。
[2023年6月12日]
株探ニュース
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